② 話率1割男

教育実習でひどく感じことであるが、自分も大人の類になってきたなと思う。大した年齢いってないし、人生経験もしょぼしょぼ、なんならまだ社会にも出てないくせにこんなテーマはおこがましい。
中学生と会話をしていると、自分が大きく年上であることを実感せざるを得ない。流行りのことはなんとなく知っているつもりであったが、その範疇を超え、しかもそれを聞かされても魅力が全くわからない。
魅力がわからないふりをしているのかもしれない。NiziUの話題を振られた際、全く知らないわけでもないのに知らないふりをしてしまった。すごく人気なのも知ってるし、そんなこと大学生でも話題になってる。勝手に歳をとったふりをして、おじさんぶりたかったのかな。どこへの憧れだろうか。

今日のアルバイトでもそう。最近の話題に疎い姿勢を取り、全く知らないフリをしてしまった。会話のプロレスをしている気分。
「知らない知らない！なにそれ！おもしろそう！」
「こっちしか知らないなあ」
わざとやられて、中学生から活発な発言を引き出そうとしているみたい。周りは誰も聞いていないから盛り上がってもないけど、常に技を食らっている状態。

やはり会話は難しいですね。知識の引き出しがないといけないし、発言の割合も相手によって変えなければいけないため分析もしなければいけない。生徒相手なら生徒9，自分1でもいいのだが。

これは自分だけでないはずだが、「必要」というタイミング以外で話しかけるもしくは話に入ることが苦手である。笑っているだけで入れないときもあるし、一言も話さないで大学やバイトから帰ることもある。
何人で話していても、会話打率が1割くらいな気がする。自分の発言から盛り上がるのが1割くらい。さみしい。

書いている今はうまい文章を書けるようになりたいと思うが、絶対に会話がうまくなりたい。話し上手って、素敵。

※画像はイメージです。