大切なこと教えてくれた赤鬼👹

2月も半分過ぎたこの時期、1年間の育ちを保護者の方に見て頂く「生活発表会」なるものがおこなわれる幼稚園や保育園も多いのではないでしょうか??但し、ここ数年は、コロナの影響でその内容も大きく様変わりせざるを得ない状況かもですが…。念のために申し添えますが「生活発表会」なるものは、「子供達が発表するものに自信をもって取り組み、その過程を含めた1年間の育ちを保護者の方に見て頂く」がねらいであって、ファッションショー並みの衣装で踊るやオーケストラ並みの楽器を揃えるがねらいではありません・笑。

「生活発表会」と言えば、nonoにも苦いけれど思い出深い経験があります。新卒1年目初めての「生活発表会」、良くも悪くもその時の先輩方は、どのようなものに取り組んでもいいんだよと一切関知せず…。そこで、「生活発表会」=「劇発表」が強かったnonoは、先輩方が音楽に合わせて踊るオペレッタを主として取り組まれているなか、ひとり台本を書き台詞のみの「劇発表」に取り組みました。年中さん30人位を10人ずつ位の3グループに分け3つの台詞劇に挑み??ました。

結果は………、惨憺たるものでした。練習をするクラスのお部屋やリハーサルをする保護者の方がいない状態でのお遊戯室ではどうにかていをなしていましたが、本番当日は保護者の方にドキドキで子供達の声は小さくなり、その小さな声もお遊戯室の喧騒にかき消され………。だからオペレッタだったのかを思い知ったnonoでした・笑。

でも、この取り組みの中で、今に至るまで変わらず持ち続けている『大切なこと』を教えられた出来事もあったんですよ!!それは、『結果より大切なのは、そこに至るまでの過程』だということです。

年中さん30人位を10人ずつ位の3グループに分け3つの台詞劇に挑んでいる時、出番でない子供達は園庭で遊んでいるということもあったのですが、nonoは敢えて、出番でない子供達はお客さんとしてグループをローテーションさせながら取り組むというスタイルをとっていました。取り組みを重ねていくと、子供達は自分が出る劇ではない劇の台詞まで全て覚え、掛け声の場面などではお客さんの席から一緒になって声を出し、毎日がミニミニリハーサルのようでとっても楽しかったのを覚えています。そしてそして、取り組み後半、劇発表のひとつは「泣いた赤鬼」だったのですが、最後の台詞のあと「拍手~~~」とお客さんの席の子供達を見ると、なんとなんと涙をこぼしている男の子がいたんです。。。

その時の子供達が新卒nonoに教えてくれた『結果より大切なのは、そこに至るまでの過程』は、自分自身の子育てを含め、今に至るで、私自身の揺るがない土台のひとつとなっています。幼稚園や保育園の先生方、そしてパパとママ、『大切なこと』は子供達が教えてくれたりします。『大切なこと』、子供達からい〜っぱい教えてもらいましょうねっ♡

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