伊勢神宮02

Grit ! (やり抜く力):令和元年にあたり

  4月10日、伊勢神宮に行き平成感謝のご記帳をし、令和を迎えました。

  令和元年は退職を契機に自由度が増したため、フットワークが最高に軽かった年、スキルアップに励んだ年、出会いが多かった年、でした。結果、現役時代よりも忙しくゆっくり休む時間はありませんでしたが、ハッピーな一年でした。

▼Second Stage

♢スキルを磨く

  3月末に退職し、これまでの仕事や専門性とは関係のない道を選びました。

  5年くらい前から第二の人生をにらんで、ドクターXの大門未知子ではありませんが、群れ(組織・集団)、権威(権力)、束縛(上司、忖度)から離れて、手に職を持ち、

  自分しかないスキルを磨いて人や地域のためになることをしたいと思い、4年くらい前から人の健康にかかわるあるスキルを磨いてきました

  継続雇用の道を選べば収入面ではメリットがありますが、佐久市の施設に入居中の要介護の母親のお世話もあるため、全く違う第二の人生を歩む気持ちの方が強かったということです。

  

♢まずは自分の健康のために

  日本人は医者(病院)に依存しすぎていると思います。自分もそうでした。不調になれば医者にかかればいいと。 

  東京で長くサラリーマン生活をしていたこともあり、仕事優先で、少し熱が出れば早めに医者に行き、抗生物質や解熱剤をもらい何の疑問も持たずに飲んでいました。食事には人並みに気を使っていましたが、仕事柄、外食も少なくなく、お酒のお付き合いも結構ありました。

  季節の変わり目は弱く、特に秋口は喘息気味になる有様。

  しかし50歳を超えたあたりから、中高年向けの健康にまつわる本を読むようになり、これではダメだ!という意識になりました。

  その後、佐久に移住し、しばらくしたとき、カイロプラクティックの無料のセミナーの新聞広告を偶然にも見つけ(いつもは広告は見ないのに)、躊躇せずに参加し、薬や手術に頼らず手技のみで体調を整えていく手法に関心を持ちました。 そしてまずは自分の健康のために、上のセミナーを受けてみようという気持ちになりました。

  カイロプラクティック(Chiropractic:CP)のChiroはギリシャ語で「手」、practicは「技術」。すなわち、簡単に言えば手技により骨盤や背骨の歪みを矯正する治療法ですが、運動、栄養、睡眠などの指導もあわせて行います。

  日本では民間医療ですが、欧米では国家資格になっている国が多くあり、世界保健機構(WHO)でも認められている予防医学

  身体の不調の多くは身体の歪みが原因と言われていて、歪みは生活習慣(スマホの使いすぎ、姿勢の悪さ、運動不足、食生活の乱れ、睡眠不足等)に原因がある場合がほとんど。病気にならないように生活習慣まで指導するのがカイロプラクティックで、予防医学といわれる所以です。

 

3年以内に目標を達~Grit~

  それから、初級、中級、上級~とドンドン上のセミナーに行くについて、上昇志向が強まり、段階的に技術が上達し、いつしか最上級のレベルまで上り詰めようという気になっていました。

  休みの日を使って知り合いの身体を練習代わりに借りて施術をする日が続き、いつの間にか結果が伴うレベルに達していました。

  最終的にはアメリカのテキサス州にある、テキサス・カイロプラクティック・大学(TCC)に短期留学して解剖学、神経学等を学び、カイロプラクター総合指導士の資格を得ました。

  その頃になると、医者に通っても痛みなどが取れない方、つらい日々を送っている方を少しでも助けたい!という思いが強くなりました。

  そして、「すべてのセミナーをコンプリートする!」という目標を無料セミナーを受けてから3年位内に達成しました。

    タイトルのGritは、TCCのフォスター学長のお話で初めて聞きました。やると決めたことは他人に邪魔をさせようが、最後までやり抜く力。世界の多くの成功者が共通して持つ意思の強さ、それがGrit。

  そのためには具体的な目標と期限の設定が不可欠。

引き出しは多いほうがいい~今年からセラピストの道へ~

       新たな目標を立てて!

資格

  しかし、人の身体は複雑で、CPだけでは人のつらい症状(例えば慢性疲労、自律神経失調症に由来する症状)を解消するには限界があると感じて、今年はリラクゼーションの技術を集中的に学びました。

    カイロプラクターとセラピストの二刀流になったことで、結果を速やかに出せるようになりました。

取得した資格は
       ★ ヘッドセラピスト1級
       ★ ハンドセラピスト
       ★ 腸セラピスト
        ★ リンパトレーナー

  

God Handを目指して~身体の声を聞く治療~
  今年は様々な症状の患者さんを診ました。

  ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、手根管症候群、寝違えたことによる頚椎の痛み、四十肩・五十肩、股関節の痛み・可動制限、下肢のしびれ、線維筋痛症、腸過敏症、側弯症(小学高学年の複数の女の子)、産後不調、猫背、慢性頭痛、足のむくみ・冷え性、便秘、生理痛など。

  「患者の身体の声を聞きながら治療する」のが本来の姿と思っていて、持っている多くの手技をただ組み立てて使うのではなく、触診で指先で感じた感覚を基に問題箇所を特定して、患者さんごとにオーダメードの治療を行うようになってきました。手掌から発する気功の強さも増していて、患者さんの中にはゴットハンドと呼んでいただいている方もおられます。

  本来の「手当て」というのもこういう意味です。お母さんがお子さんの背中を擦るだけで痛みが取れたり緊張がほぐれたりすることがあります。

  このように患者さんの波動や内面から発せら声を手で感じながら患者さんが持つ自然治癒力を最大限に発揮できるように、持っている引出しをうまく使って、症状の緩和に努力したいと思っています。

    オーダメードの施術をして一人一人の患者さんから「ありがとう!」と言われるのが本望です。

♢毎月勉強会を開いて後輩先生の指導を行いました

   自分ひとりで診れる患者の数は限られるので、毎月、臨床経験等に基づく技術と理論の勉強会を開催しています。

  また他県にいるアメリカ留学同期の気の合う仲間でテキサス会を設立して、年に1~2度、佐久に集結して主に高度な矯正技術(アジェストメント)を指導したり、参加者が持つノウハウ、経験等を共有する機会を作っています。

自らもカラダづくり~20歳代の体幹・筋肉量とバランスを目指して~

  仕事柄からだを使うので、細々と長年続けてきた筋トレを今夏から本格的に始動しました。筋トレは週2~3、スクワットとベンチプレスを中心に、そして週1でピラティスとヨガのレッスンを受講しています。

  体幹が命ですから。

ジム

▼佐久はいいところ! 自然、農食のめぐみに感謝!

~場所やモノではなく、ライフスタイルと人が佐久の宝~

  佐久には新鮮な空気、水、豊富な日照、すなわち恵まれた自然の恵みがあります。都会から移住した自分にとってすごくありがたいことです。自然の恵みの直接的な恩恵は図りしれず、健康面でもプラスになっています。

  自然のめぐみはこの恵みは生産者や料理人にとっても大きなメリットを与えています。この結果、我々住民は季節ごとに美味しいものを食べられることができます。

  自然の恵みや美味しい食べ物、さらにはゆったりとした時間が人のつながりも容易にしています。気の合う仲間と美味しいものを食べ、歓談することは健康上も非常に重要です。

  しかし佐久出身の方は、自治体や関係機関の方も含めて、この貴重な恵みを当たり前のように感じています。仕方のないことだと思います、だからこそ、よそ者の視点や協働が街づくりや地域の活性化(ビジネスの創設など)には必要だと思います。

   そんな中、面白い動きがありました!

キャンプミーティング(オフサイトミーティング)

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  ある日、iitocoの江原さんから、佐久市まるっとテレワーク推進事業のリゾテレ絡みのオフサイトミーティングへの協力依頼を受けました。

  全容がよくわからないまま、取り込まれることに(笑)。

  8月23日と24日に佐久市のさくさく小径で開かれたオフサイトミーティング(→キャンプミーティング)に参加し、東京から来たメンバーと交流。

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  その後、親しくなった数名と9月12~13日、佐久の農食のスポットを巡るカトウツアーを実施し、9月25日には内山キャンプ場でガストロノミーと絶景を楽しむ会に参加。一連の流れは地域、職種を超えた多用なビジネスパースンが集まる会と認識しています。ここで何か佐久に絡む新たなビジネスが生まれることを期待しています。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1378243585692368&id=100005202192148

佐久の農と食育の絵本「いただいます」のイベント

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  私が編集長を務めた佐久の農と食育の絵本「いただきます!」の活用の一環で、編集メンバーであったインナーピースの高洲亜子さんが主催する春夏秋冬のイベントを多少、お手伝いしました。

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  3月10日 地場産大豆や調味料を使った味噌作り、5月11日 野草を摘み取っていただきます、8月24日夏野菜を摘み取っていただきます、10月26日には大人の食育、を開きました。

   野草のイベントは里山カフェを毎月開催しているオーガニックガーデンくるみの木のオーナーの石崎久美子さんの協力、8月の夏野菜のイベントはつながり自然農園および内山コミュニティー農園の協力、そして大人の食育はお料理れもんの濱口シェフの協力を得ました。

  まだ初年目なので手探り状態でしたが、来年はさらに充実したイベントになること期待しています。


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▼うまみのくにへ~川瀬良子さんの取材協力

めぐみの国から

  佐久市と佐久穂の農食の魅力をアピールするために、タレントの川瀬良子さんの取材(8月28日決行)に協力しました。依頼を受けたのは後述の美醸会の東京支部のメンバーからで、本当に人のつながりはおもしろい。Webマガジンで2回にわたり連載されました。多謝です!

http://umamino.jp/column/megumi_11?fbclid=IwAR3tswln8a1Nm96RroHzMazUyA5WsRMb4D5Mho_bxxq3xbZnQWaxwM-_Ekg

http://umamino.jp/column/megumi_12?fbclid=IwAR1HwiOR2g78dC60gC2pv3AVZr0JD-p4c3qh5CiUAdSUpW_-2Sv4YJFamow


佐久ぴんころウォーク&健康食フェア(第7回)

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  佐久市観光課主催のイベントで今年も実行委員を務めまました。今年は佐久とウォーキングのスタート地点の臼田をPRするリーフレット作りと健康食のふるまいを担当しました。今年の参加者は過去最高の500人に迫る勢いで首都圏等、佐久市以外の参加者が増えています。

   私が実行委員になってから、ウォーキング(スポーツ)だけでなく、佐久をPRするために食のウェートを増やしてきました。

八千穂美醸会

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  今年も黒澤酒造の美醸会の一連の酒造りの作業と懇親会に参加しました。今年は入会3年目ですが、初めて田植えを欠席し皆勤賞がダメになりました。息子の結婚式日と重なったのでしかたありません。
今年の会員数は87名、長野県内は20名程度で残りは東京などの首都圏が大半。様々な業種の方がいてユニークな会。


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今年も地元で美味しいものをたくさんいただきました

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  佐久中心に美味しいものを食べ歩きました。ご近所の、割烹 祺うち、お料理いけだ、アルソリーソ、クロワサンス、鶏バルワインのぐっさん、さくらや、でっぱり、かるねや、少し離れて、味旬 花菜、Red Rocks、鉄板ダイニングTao、笑太、春美家、ル・カレ、お料理れもん、くう庵、オーベルジュ・デユ・グルマン、IMA Cafe(期間限定)にはよく足を運びました。

  味だけでなく、シェフの人柄、ストーリー性、接客、空間も大きな吸引力となっています。

  利用するとたいていはSNSで50信し、グーグルマップへの投稿写真は500近くになり、アクセス数は150万超えに。

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♢里山カフェ@オーガニックガーデンくるみの木

里山カフェ

     ここは自分にとってパワースポット。不耕起の自然畑で、こぼれ種で育った野菜、野草、果樹など、季節に取れる素材に触れ、オーナーーの手料理をいただくことは至福のとき。

  最近では時のテーマ(食の安全性、環境問題等)について議論する場ともなっています。里山カフェは月イチ開催。



▼来年やりたいこと!

♢今年と同じように辛い日常を送っている人をひとりでも多く助けたい。

  ありがとう!と心から感謝されることが最高の幸せ。

♢首都圏の人との協働~何か始めたい~

  恵まれた食材の産地、佐久と大消費地の首都圏を食でつなげたい。すでに種を撒いていて、1月早々に動きます。

♢東京で始動~まずはプチ講座

  日本ヘッドセラピススト認定協会が主催する最上級のS級講座を1月に東京で受講し、翌々日に東京で所属協会東京支部の懇親会の中でプチ講座ヘッドマッサージの症例と効果)を受け持つことになっています。

  これを皮切りに東京での講座のオファーが来ているので、先ずは1月のプチ講座をがんばります。

♢ゆくゆくはスキルをアジアで使ってみたい!

▼おわりに

    背伸びせずにマイペースで人・地域のために、楽しみながら動いて行きたい! それが自分のパワーの源



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