💖ある日のデート編💖

わたしの名前は、のの。
羽風薫くんとお付き合いして1ヶ月目💖
今日は薫くんとランチに行く約束をした日。
いつもより少しだけ気合を入れてメイクした。……つもり。（笑）香水も多めにプッシュ。臭くなたかも。💦
待ち合わせ場所に着いたのは約束の時間よりも15分くらい早かったけど、薫くんは既に待ってくれていた。モテ男ムーヴは違ぇ。
「ごめんねかぉ！待たせちゃった？」
「ううん、俺も今来たところだよ♪」
そう言って微笑む薫くんにメロリ…💋💕とする。絶対うそでむり😵‍💫さっきその、噴水の裏に座ってたぢゃん‼️‼️⛲️知ってんだから‼️

かぉの今日の服装は黒のパーカーで、かなりシンプルだけどおしゃれだなあ、トロつきそう。正直、ィク（笑）💖💖💖💖と思ったが腹に力を入れ、この間真田弦一郎に教えてもらった【風林火山】を思い出した。

真田弦一郎（中3）立海大附属中学校テニス部。ののとは友人。真田はガラケーのためLINEの返信が遅く、のの的にかなりイラついているがなんだかんだの腐れ縁である。

えっと…🗻動かざること山の如し🗻だったよな🥵そんなことを考えていたら薫くんがスムーズに私の手を引いてエスコートする。まさに、【風林火山】の、🍃🌀🍃【風】🍃🌀🍃。言わずもがな羽風薫の特殊効果である。
「えっと、じゃあいこっか？お腹空いたし何か食べたいのある？☺️」
「ん〜オムライス食べたいかも💗」
「おっけー！美味しい店知ってるから行こうよ♪」
彼は脳の中に特殊なマイクロtipを所持しており食べログの情報をすべて熟知している。

お店に着き、席に案内される。何も言わずかぉはわたしの椅子を引き、座らせてくれる。彼は執事すぎている。一瞬、ゥチらはメイちゃんの執事の榮倉奈々と水島ヒロなのかと思わされたが普通に違うのでメニュー表を開き注文を決める。
「俺はこの特製デミグラスソースオムライスにするけど、ののちゃんはどうする？」
「私はチーズインハンバーグドリアにしようかな！」
「え！オムライス食べたいんじゃないの（笑）」
「メニュー見てたら食いたくなっちった😜」
「全く、気まぐれなんだから(^_^;)（まぢ意味不💦まぁそんなののちゃんも俺はラブいんだけどねkiss）」

ふたりでべロリと食い込みあげ、店を後にする。支払いはPayPayを利用。

「そういえばさ、連れていきたい場所があるんだよね」
「まぢどこ」
「まあまあ、着いてきなって♩」
そう言うと彼はまた私に手を差し出しエスコートしてくれる。外はすっかり暗くなっていた。
「ついたよ♪」
彼が指差す先には、広い海にきらめきが反射し、とにかくかなりきらめきあげる夜景が広がっていた。ここは山下公園だった。（横浜）

ギラめきあげていた。

「めちゃ綺麗やば🥰🥰🥰🥰🥰」
「でしょ♩ののちゃんはキラキラしたの大好きだもんね」
「さすが、かぉ👍🏻」

この時間が、ずっと続けばいいのにと思いながら身を寄せ合っていた。

「そろそろ冷えてきたから、帰ろっか」
少し寂しそうな声色で、薫が言う。
「そゃね😓…」
「おっと、送り狼なんて野暮なことはしないから安心してね🐺」
「え、それアプリのボイスぢゃん💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢」

😓

「そう怒らないで☺️（ほんと、ののちゃんがキレるの面白くてたまんないな♩）」

なんだかんだ、ゥチらはこんな感じで仲良く歩いていくのであった。

-to be continued-