マガジンのカバー画像

みんなのノンマリライフ

27
みなさまからお寄せいただいた、おひとりさまのエッセイ集。だれかの想いや体験が、あなたの励みや支えになるかもしれません。あなたはどんなノンマリライフを過ごしていますか?
運営しているクリエイター

#独身

「一度は結婚しないと」なんて、もうよくない? - 結婚しない生き方

「この年まで、いったい何してたの」職場で年上のシングルマザーから、こんなことを言われた。ア…

商店街おひとり散歩 - おひとり時間の過ごし方

私の住まいは東京の下町。性格がズボラなのか歳をとったせいなのか、アラフォー、アラフィフに…

おひとりさま、京都で粋な出会い - おひとり時間の過ごし方

ひとりでふらりと京都観光に出かけるのが好きだ。そして帰る前に決まってお気に入りの老舗に立…

私のリュックには、素敵なものがたくさん詰まっている - 結婚しない生き方

結婚しない理由を聞かれ、しばし考えた。……余分だから?だって、私のリュックには必要な物が…

「不便がないから」を理由に停滞していた私の成長体験記 - おひとり時間の過ごし方

自動車教習所を卒業して以来、ずっとペーパードライバーだった。生まれも育ちも東京23区内。運…

自分らしくあるために。結婚しない選択をしたわたしの生きる道

多くのことをいっぺんにできない性格だと、自分のことをそう思っていました。仕事をし、結婚し…

「しあわせ」の4文字をかみしめる、至福のひとり旅 - おひとり時間の過ごし方

心と体の休養に、毎年必ず一人で旅をする。行くのは決まって島。ここ10年は毎年沖縄の離島を訪れる。3月頃になると心が南の島へ泳いでうずうずして落ち着かない。GWの賑わいが少し落ち着いた時期が私の中ではベストシーズンだ。職場の同僚も「今年も行くのね。気を付けて行ってらっしゃい」と温かく送り出してくれるのがありがたい。 現地では極力携帯電話の電源を切るようにしている。1日の予定は詰め込みすぎずに、その時感じた「自分の気持ち」に素直に行動するのが私流。 息を呑むほど美しく透き通っ

この世界に恋愛をしない自由はないのだろうか - 結婚しない生き方

この世界に恋愛をしない自由はないのだろうか。恋人がいないと非国民扱い。「しばらくはいいか…

未婚の私が抱く『夢』は結婚や出産じゃなかった

その時の私を思い出すと、とにかく毎日疲れていた。疲れているのに眠れないから、昼間は毎日毎…

声を出したいソロ社員

3人とも妊娠!?それは衝撃の告白だった。つまりそれは、同時期に3人が産休を取得するという…

フワクの四十代

かつて思い描いていた四十代。夫がいて、子どもがいて、口のうるさい姑がいて。そんな平凡な幸…

母が教えてくれた幸せの流儀

ザワザワ。ザワザワ。友達の結婚報告を聞くたび、心の音が響いてくる。寄せては返す、不安の波…

「おめでとう」を私に

人は人生で何度「おめでとう」と言われるのだろう。学生の頃は入学、卒業、受験、それにちょっ…

吾輩は未婚である。

吾輩は未婚である。名前はまだ変わらない。生まれてこのかた、恋愛をしたこともなければ、手すら繋いだこともない。私がぎゅっと握るのは電車のつり革くらいだ。何せ高卒から働き、ほぼ毎日仕事漬け。始発に乗り込み、終電に滑り込む。ちゃんとした休みは四年に一度と言っても過言ではない。もはやオリンピックである。 ただ時々思う。このままでいいのかなって。 でも日々思う。このままでもいいんじゃないかって。 なぜかって。その理由は意外と身近なところにあった。実は私は母の連れ子。現在の父とは血が