Kindle PaperWhiteの最適解像度

解像度-dpi-とは

「dot per inch」
「ドット ごとの インチ」
つまりは「1インチ(2.54cm)あたりのドット数」が、72だったり300だったりするわけです。
72dpiはWEB画像、印刷所持ち込み画像としては、350dpiがカラー、600dpiがグレスケ、1200dpiがモノクロは知識としてあります。理屈は知らん。

【2/7 追記】素晴らしいツィートを発見!

72dpi=28px/1cm
100dpi=39px
300dpi=118px(117?切り上げ??)
350dpi=138px

紙のでかさと絵の密度を考えて自炊はすべきですね

mobiファイルの最適解像度は

ここでの問題は、Kindle PaperWhiteに入れるmobiファイルの解像度はいくらが最適か、ということです。端末そのもの、液晶の公式解像度は300ppi、なんですが、これpixels per inchの略でdpiとちゃうし。

300dpiで取り込んだPDFファイル、それより低い解像度の画像から作成したmobiファイルの方が、読み込み動作が早いし表示が綺麗! 理屈は知らん。

しかし低解像度変換もやりすぎると文字がぼやけてしまいます。色々やってPDF取り込み前、もとファイルの大きさも問題なんだろうと気づきました。


現状の運用解像度(個人的な最適解)

ぜんぶ150がいいんだろうだけど、見られるならファイルサイズを小さくしたいのが前提です。

文庫A6判=105x148mm=4.13x5.83 inch PDF→150dpi
A5サイズ=148x210mm=5.83x8.27 inch PDF→96dpiもまぁ、だけど150が綺麗
B5サイズ=182x257mm=7.17x10.12inch PDF→96dpi。72dpiはぼけることも。
※mmとinchのサイズでたいへん感謝するサイト

A6:A5:B5=1:1.4095:1.7333
72dpi:96dpi:150dpi=1:1.333:2.083
変換ソフトの選択肢で上の三択なら、A6判150dpi基準で個人的最適解にズレはなさそう。

記事のタイトルの結論はここまで。以下余談。

画像そのままより、mobi変換した方がファイルは小さくなる。

同じ300dpi取込のPDFファイル(グレスケ)比較
JPG 72dpi(67.5MB)→mobi43.8 MB (45,985,475 バイト)
JPG 96dpi(117MG)→mobi77.0 MB (80,799,010 バイト)
JPG150dpi(267MG)→mobi179 MB (187,946,462 バイト)
PNG 72dpi(82.3MB)→mobi43.8 MB (45,973,611 バイト)
PNG 96dpi(146MB)→mobi77.0 MB (80,784,921 バイト)
PNG150dpi(344MB)→mobi179 MB (187,930,032 バイト)

ん??

mobi変換時、JPGよりPNGの方が圧縮率がよい。

JPG 72dpi:67.5MB→mobi43.8 MB (45,985,475 バイト)
PNG 72dpi:82.3MB→mobi43.8 MB (45,973,611 バイト)
JPG150dpi(267MG)→mobi179 MB (187,946,462 バイト)
PNG150dpi(344MB)→mobi179 MB (187,930,032 バイト)

10KB程度のことですが。

PDF→画像の段階では「JPG<PNG」なファイルサイズなのに、画像ファイルからmobi変換するとPNGの方が小さくなっている……!
これは圧縮による劣化がJPGにはあってPNGにないことが関係しているのかな。

PDF→PNG→mobiが最適!


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