営業女子がnoteを始めた理由

気負わず、自分が楽しむ営業活動をモットーに、時には涙ながらに、時にはゆるっと活動しています。
営業活動のハードルを下げることのお手伝いをしたい営業女子です。
 
<こういった人のお手伝いをnoteでしたいと思っています>
・営業活動というワードにアレルギーがあるが、営業職自体には興味がある
・営業ってなんか怖い、とにかくゆるっとでも活動できるマインドを持ちたい
・営業怖いけど頑張りたい!というマインドを持ってる人の背中を押せるように、
 過去の経験などをお伝えします
 
<私自身の紹介>
もともと接客業の経歴も長く、28歳の時に、接客業から営業職にキャリアチェンジをしました。
転職のきっかけは、収入を上げたい、長く働ける仕事に就きたいと漠然と思い(よくある転職の理由)、転職活動を開始しました。
接客業が長かったので、「次はデスクワークに就きたい!」と思い、事務職志望で転職活動をスタートしました。思った通りというように、現実は厳しく、スキルも資格もない私は、事務職の倍率が高すぎて転職活動につまずき、顔面蒼白時期が続きました。
 
このタイミングでは、絶対に何がなんでも営業にだけは就きたくないと強く思っていました。(根拠なく、なぜか営業はきつい、怖いなどのネガティブイメージを持っていたので)
 
しかしながら、全然転職先が決まらず、どうしたもんか…と途方にくれていたそんなタイミングで、ハローワークの方や周囲から「営業に向いているんじゃないか?」と勧められ、まったく興味をもっていなかった営業職に少しだけ興味を持ちました。
ただ、興味をもっただけで、実は応募しようとまでは思っていなかったのです。
 
その後もやはり希望職につくことができず、本当にやばい!!と悩みに悩み、
改めて自分の得意なこと、好きなことを棚卸すると「人と話をすることが好き」「人とコミュニケーションをとることに抵抗がない」という点が強みだと思い、
じゃあ、この2点を活かせる営業なら活動できるかなと自分の気持ちをだましだましで、
そのぼんやりした強み2点だけを武器に営業職の門をたたき、紆余曲折、今にいたります(笑)
 
結果、8年続き実は営業活動は向いていたのかなと感じています。まだまだ私自身も勉強の道半ばですが、営業のイメージなどもかわり、無理しすぎない営業をモットーに営業界隈のイメージを少しでも変えたいと個人活動をしています。
 
<営業活動ができれば>
・自分でモノが売れる
・営業はコミュニケーションスキルの集大成のため、コミュニケーション力がアップする
・(正直なところ)業界や商材が自分にあえば、自分にあった営業活動ができ、
 横断的に必要な営業スキルが身に就く
 
 
<営業になって>
営業部配属の1年目は本当に大変でした。
何が大変かといえば“営業に意識を切り替える”というマインドの部分でした。
 
営業に就いている人は勝手なイメージですが、勝気な感じがしていて、
内気で前に出ることが苦手な私からすると、強気に出るということが、心理的ハードルのとても高いことでした。
 
営業なんだから、売り込んで、成績を上げない!といったプレッシャーもあったり、まだまだ右も左も分からない状態では、上手く販売することもできず焦ることも多かったです。
 
特に、営業といえばガンガン押して売る!といったイメージがあったので、性格的に、ガンガン押して販売するといった行動を取ること自体がしんどく感じていました。
 
性格に合わない営業方法を続けると、本来の自分ではない行動をとらないといけないので、本当にしんどくメンタルが削られます。
 
営業活動においての漠然な不安自体は、商品を理解してお客様に本当にお勧めしたいと思う活動ができるまでついてまわりました。
 
なぜマイナスイメージがあったかというと、いらないのに営業の人って売り込んでくる、という顧客体験もしているため、営業活動に抵抗があった事も苦手意識を持つ原因でした。
 
なので、そこの心構えを整えるのにとても苦労しました。
 
今もモットーにしているのが、「営業活動はお客様の困りごとの解消のため」と思って活動を行っています。
内気な私が営業活動を前向きにとらえるためには、必要なマインドでした。
 
それを教えてくれたのが、当時の先輩でした。
思うように売り上げが上がらない、思うような活動ができない、そもそも売る行為自体にまだ抵抗がある、と切羽詰まって相談したところ、
「相手の時間を奪わないために、有益な情報提供をするということを考えてアポをとったり、営業活動をしたら?」と言われました。
 
それこそ、目の前が明るくなるというか、ハッ!とした瞬間でした。
そうか、売るじゃなくて、なぜこれか良い商品でおすすめしたいのかの情報提供の意識でやろう!と考えを切り替えました。
 
営業は、「課題解決のため、お客様の抱えている問題を解消するため」というマインドを持つことで、「販売するものはお客様が課題解決に必要なもの」ということになり、売りつけるということではないと思えました。
 
お客様がいらないのに売り込むのは、長い目で見たときに得しない営業だと思います。
いらないと思っている人に営業をかけても、それこそマイナスイメージしかうみません。
また、いらないと思っている人にでも売るのが営業力!というのが、何も知らない時の私の勝手なイメージでした。そういった売り方もあるかもしれません。
ただ、私みたいな内向的な人間がこの売り方をしてしまうと、相当体力を消耗します。
 
いらないと思った人が、実は自分に必要な商品だったという気づきがあればいいですが、
本当に今はいらないと思っている人に強引に売るということは、無理やり売り込まれたと「クレームになる恐れがある」ということです。
また、仮にクレームにならずとも、いらないと思っている人に売ることは相当営時間がかかる可能性があります。
メンタルが削られて、時間もかかるのは、誰も得しません。
 
現実問題、営業職は数字を背負っているので、売り上げ数字を意識しないといけません。
ただ、数字ばかりに目を向けると、成績の良い時もあれば悪い時もあります。
売り上げが悪い時ほど、営業活動の目的を見失い、気持ちがしんどくなってしまいます。
一度、原点に立ち返るためにも、営業活動の意味を振り返るようにしています。
 
様々な業界があり、様々な営業活動がありますが、
結論をいうと、私がいる無形商材の業界は上記のイメージのような営業活動が少なく、結果的に私にあっていたということも大きかったと思います。
 
営業に向いているのになぁと思う人も「営業は怖い」といって、転職先に選択することがなく、もっと営業活動へのハードルを下げたいなと思いました。
 
営業職の方だけでなく、何かを販売しないといけないが、販売が苦手と思っている人の
最初の一歩を踏み出せるように、背中を押せる営業経験をお伝えできたらと思っています。


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