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パート・アルバイト面接時の質問について、応募者から聞いた話(面接者の配慮が必要なこと)

こんにちは!KeyT(ケイティ)です!季節は春ですが、今日も楽しくぶっ放しますね!

最近異なる知人とお茶したときに、偶然同じ話を聞きました。

「パート・アルバイトの面接にいったら、

結婚しているか

聞かれた」

はい、面接者(オーナー・責任者)のみなさん
みなさんのご意見は、どちらでしょう
①「聞くのは当たり前だ」
②「え?聞いたの?」


ここで考えないといけないのは、
「なぜ、面接者(オーナー・責任者)が応募者の婚姻の有無を確認したのか」
ではないでしょうか

面接者(オーナー・責任者)の願い・事情を想像し、考えられ得る状況は、
・いわゆる扶養の範囲内でしか、働けない人なのかどうか確認したい
(どのくらい働いてもらえるのかを確認したい)
・家族が働くことについて賛成しているのか
(後でやっぱり働けないと言われると困る)
・(23時まで営業しているお店なので)できるだけ遅くまで働いて欲しいけれど、お願いできるのかどうか確認したい
ということではないかと推察します

ここで、面接者(オーナーや責任者)の心配事を解消するために、ダイレクトに婚姻の有無を聞かないといけないか、について考えます

まずひとつめ
・いわゆる扶養の範囲内でしか、働けない人なのかどうか確認したい
(どのくらい働いてもらえるのかを確認したい)

だとしたら、質問は、
「扶養の範囲内で働きたいという希望はありますか。超えても大丈夫ですか」
と聞けばよく、婚姻の有無の確認は必要ないのではないでしょうか

ふたつめ
・家族が働くことについて賛成しているのか
(後でやっぱり働けないと言われると困る)

履歴書に家族構成を書いてある場合、そのまんま、
「ご家族は働くことについて賛成していますか。何時までなら大丈夫ですか」
と聞けばよく、婚姻の有無の確認は必要ないのではないでしょうか

みっつめ
・(23時まで営業しているお店なので)できるだけ遅くまで働いて欲しいけれど、お願いできるのかどうか確認したい

これ、面接者(オーナー・責任者)としては、働いて欲しい時間まで働いてもらえる場合は問題ないのですが、
そうではない場合、ご自身が納得できる理由が欲しい、ということだと思います

けれど、これだけ多様化している時代に、希望するまで時間まで働けない理由はひとつではないように思います

そして、納得できるかどうかは面接者(オーナー・責任者)の価値観に依存してしまう、ということになります

その価値観の中に、

結婚していたら遅くまで働けないのは仕方がない
結婚していないのなら、遅くまで働けるハズだ

があると、応募者の中には、
ん???なんでその質問されるの???
と思われてしまうことがある、ということです

応募者には、
翌日のことを考えると とか
体力的な問題 とか
勉強するための時間が必要 とか

面接者(オーナー・責任者)が望む労働時間を提供できない理由があります
納得できるかどうかは別として
なので、聞き出したところで納得できないこともある、ということでもあります

一方で、とにかく稼ぎたいから遅くまで働きたい、という応募者もいます

ですので、時間希望が合わないなら、受け入れるかお断りするかの選択をせざるを得ない時代になったということです

そして重要なポイントは、

婚姻の有無はとってもプライベートなことだということです

なので、
他の質問で回避できるのに、
採用する側・される側というパワーバランスが平等でない状況で
そういうプライベートなことを聞かれると、
答えたくないのに、答えなくてはならないという状況が発生し、
面接者(オーナー・責任者)に対して、嫌悪感を抱く恐れがある

ということです

これが何を引き起こすかというと、
(めちゃめちゃ重要なポイントです)

初勤務日に来ない
(嫌悪感を抱いたままだと)長く働いてもらえない
結局、採用コストがかかる
応募者からマイナスコメントをSNS上に書かれて、お店の評判が落ちる

というリスクが高まる、という流れになってしまうわけです


面接者(オーナー・責任者)のみなさん
面接で聞きたいことがあるのはよーくわかりますが、リスクもあるのでプライベートなことについてはダイレクトに何度も聞かず、他に質問の仕方がないか、一度考えてみることをおススメします
(知人は、結婚していないと答えたら、え?してないの?と聞き直されて、直前に辞退したそうです・・・)

応募者のみなさん
Noについては、Noと伝えましょう
働く先はたくさんあります










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