Record.7
2020/10/28
こと忘れないように少し前を記録する。
12月4日に外現場が終わりUTEROに帰宅すると坂田さんがせっせと掃除と模様替えしてた。会って開口一番嬉しそうに出た言葉が
「目てください!!!!BARスペース!!凄く広く見えませんか?!?!?」
こんな時の坂田さんはいつも最高だ。翌日の12月5日のナルコレプシン企画に向けてPOPやポスター類を出来るだけ外し、丸テーブルも数個外し目線から情報外すと広く見えるらしい、、、的な事を言われてた。そして「明日は僕達も知らないお客さんも来られる。だから少しでも広く見えて安心出来るようにしないと、、、」って事も言われてた。
11/21はコーラスモーチヴの企画もあった。川端君がせっせと働く。配信ではグリーンバックに"chauyo chauyo"のPOPな映像が重なる。配信に対して向き合ってた現場にも凄く刺激を貰えた。《こいつ配信見ながら裏で頭の中ではずっとこんなん考えてたんか》って思った。みんなクリスマスプレゼントもらった子供みたいにいいねいいねーーって言ってた。
ここ数年?結構ひどい状況だったと思う。それをひどいと言う僕も今の世代からするとズレてるのかもしれないが、バンドが主催ライブを全然しないのである。ゲストを招く必要性がなかったのかも知れない。ライブハウスが、イベンターが、ゲストを招きそれに誘われ出演する。あのバンドとやりたいって欲求は誰かが叶えてくれる。自分達で動くよりそこに迎合して気に入られて対バンをする方が効率良いとなってるのかも知れない。それは良いことかもしれないがそこで全てが止まってしまっている。これはバンドだけの問題ではなく色んな原因があると思う。
"好きなバンドが好きなアーティストを招き素敵な空間がある。"
お客さんにとってそれ程たのしみな時間は無いと思う。だし主催ライブってのはライブだけが発表の場では無い。誰を呼ぶのか、何処でやるのか、どんな内容なのか。その全てがアーティストからの発信だ。その発信はやはり主催イベントで無いと出来ない。
勿論お客さんがやる個人イベンターのイベントも大好きだ。
11/22にはチームスセマンがやってる『#シティスタイル vol.5』も久方ぶりにあった。 日頃お客さんである皆んなが疾苦八苦しながら主催をしてる。楽しみながら。スセマンが良いのはまず自分達が楽しんでる。酒を飲みながら。やりたかった事を好き勝手やってる。楽しみながら。"ステージよりフロアのおじさん達の方がピュア"に見える事が良くある。街では絶対ピュアに見えないけど、あの瞬間は何故かピュアに見える。※スセマンのみなさん。これは褒め言葉です。
このご時世主催イベントをするってなかなか大変だ。でもだからこそ自分達が何をするのか。何を発信するのか。それは僕も知ってるバンドが何を伝えたいのか知りたい。出来る形で、それぞれのバンドのそれぞれの主催が増えていったらそれは凄い嬉しく思う。