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挑戦の理由

よく、「何でそんなに勉強するの?」と聞かれます。
それもそのはず。ある日突然、
今の仕事とはまっっったく無関係の
アスリートフードマイスターに挑戦。
しかも二級にも挑戦中です。
なぜこんなしんどい(←自分で言うな。笑)
思いをするのでしょう。
自分でもちょっと考えてみました。

その理由は出生まで遡ります。
私は四人兄弟の三番目、次女として産まれました。
「子どもは男しかいらない」と公言するような考えの父の元に産まれ、私が産まれたときの第一声も「女か。まぁ仕方ないな」だったそうです。
(姉は第一子だったので、そういった発言はありませんでした)

かといって愛されていなかったわけではなく、
父は父なりに愛情を注いでくれたと思います。
昔からの口癖は「のぞみは女の子だから」。
どんなに成績が悪くても叱られたことはないし
(兄と弟には厳しかった。姉は元々優秀でした。笑)
受験はいつも逃げ道を用意してくれていたし
就職すら、最終的には自分で見つけた会社に入ることができましたが、いわゆる「コネ入社」を用意してくれていました。
その仕事も、父の中では結婚までの腰掛けという予定だったみたいです。

ずっと、自分の人生を歩いた感覚がなかった。
常に親に守られ、悪く言えば管理された人生でした。
女の子だから無理しなくていい、頭が悪くてもいい
父の愛は全て私の結婚、出産に繋がっていたんだと思います。
※いつの時代だと思われますよね。笑
 でも我が家は本当にこんな感覚だったんです。

そんな私が、一人のアスリートの行動に感動し
この人の役に立てることはないかなと考え
短大時代に学んだ栄養学を学び直し
アスリートフードマイスターに挑戦。
これは間違いなく全て自分の意思で動いたことでした。
まだ三級ですが、合格したときの喜びは
今まで感じたことのない感覚でした。
自分だけで定めた目標にひたすら向かい続けた日々。
もちろん疲れましたが、心地よい疲労感でした。

お父さんごめん。
期待通りの人生は全く歩めていません。笑
でも、ありがとう。
あなたの娘は(この歳にして。笑)
やっと自分の人生を歩み始めました!

たぶん、これが私の挑戦を続ける理由だと思います🙂

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