田島貴男「ひとりソウルツアー 2018」 渋谷 TSUTAYA O-EAST

時系列とnoteの記事がひっくりかえってしまっているてらいがあるが、11/24(土)にNegiccoが中野サンプラザですばらしいライブを行った翌日に、これまた田島貴男が渋谷でとんでもないライブステージを行い、度肝を抜かれたのでこちらも書き留めていきたいと思う。

25日は個人的に資格試験の受験日で、Negiccoライブ終了後まっすぐ帰宅し試験勉強を。当日は試験を受験ののち、直接渋谷のライブ会場にむかったのであるが、前日のNegiccoのステージが記憶からぶっとんでしまいそうになるほど圧倒的なライブを、田島貴男が魅せてくれた。

今回のツアーはひとりソウル。すなわちバンドメンバーは存在せず、すべての演出を田島貴男ひとりで行う必要がある。そのため舞台にはシンプルかつ必要最低限の機材があるのみ。緊張感がひしひしと伝わってくる。

ひとりソウルツアーも、何度か実施されているなか、毎回毎回なんらかの形でサプライズやゲスト出演などでステージを彩ってくれるため、いつ何度観てもまったく飽きのこないライブである。毎回、演出面での方向性が違うのであるが、今回の公演では僕が好きなスタイル、すなわちルーパーを使ったその場でのグルーヴを魔法のように作り上げていくスタイルであった。ドラム、ベース、リズムギター、リードギター、そしてボーカル、が足元のルーパーの操作で魔法のようにその場で打ち込まれていき、あっという間にソウルフルなリズムトラックが完成。そこに小気味よいギターの音色と、空間をつんざくような田島貴男の圧倒的なヴォーカルが鳴り響くのだから興奮しないわけは無い。

ルーパー打ち込みスタイルのひとりソウルは、ここ最近あまり披露されていなかったのですが個人的にはこのスタイルが一番すきだったので、待ってました!という感じでもありました。

そして、今回のステージにはさまざまな趣向が凝らされていて、隙間隙間で影像としてカットインされるアフロの司会者(田島)が、スティーヴィー・タジマや、アレサ・タジーマ・フランクリンなど様々な呼び名で、ヴォーカルスキャットする影像が流れ、名曲のカバーを披露するシーンや、

なんといってもゲストシンガーとして登場したBRADIOの真行寺貴秋(リアルアフロ)とのコラボがとてもソウルフルで熱かった!!和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」は、いままで紅白で何度も本人が歌唱したバージョンより個人的にエモかったです。笑

あっというまに圧倒的な盛り上がりで終了したステージでしたが、ラストソングである「希望のバネ」という楽曲で、なぜだか心の琴線にふれてしまい、はじめから終わりまで大号泣してしまいました。。。こんな経験はなかなか無くて。田島さんの歌声と、歌詞が胸を直接うったのでした・・・・

前日のNegicco、そしてこの日の田島貴男と、ぼくが今一番好きなアイドル・アーティストの素晴らしいライブを連夜で観れてとても幸せな週末でした。

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