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大きな方向性

こんにちは。野村です。
今回は小さな、でもポージィとしては大きな方向性が見えたので、そちらを書いてみようと思います。


イミテーションフラワー


いわゆる造花です。それが何かと思われるかもしれません。

順を追って説明します。

そもそも、何度かブログでも書いてますが、僕は今の写真館のスタジオの作り方に疑問を抱いていました。よくあるアンティークインテリアと、ドライフラワーのスタジオだらけ。インスタ映えはするけど、ただそれだけ。

アンティークとドライフラワーを詰め込むだけ詰め込む、チキンレース状態なのが今の写真館業界です。いやまあ、そういうのが本当に好きな人もいると思います。好みなので。ポージィも現状そういうテイストですし、今の時流がそうなのも理解できます。

ただ、そういうのが好きな人がいる一方、そこまで好きじゃないor普通に好き(まあまあ好き)くらいの人がいるはずだよなあとは思ってました。しかも結構な人数。僕もそっち派です。

そうなると、アンティークとドライフラワーにどれだけお金かけるかのチキンレースに付き合う必要もなく、どれだけシンプルに、写真としてのクオリティを下げずにスタジオを作れるかも考えていました。

そこで思ったのがイミテーションフラワー。つまり造花です。そして、どんどんイミテーションフラワーの業界もレベルアップしていて、離れて見たらドライフラワーとほぼ見分けられないくらいクオリティが上がっていたのです。

イミテーションフラワーの一番の優位点はドライフラワーと違って、色落ちとかの劣化がしにくいです。写真館のインスタや、ギャラリーのドライフラワーの写真を見て行ったのに、実際は色がぜんぜん違うとかはあるあるで、それもそのはずドライフラワーは半年もすれば劣化します。その点イミテーションフラワーは状態を長く維持できるので、お客様にのイメージのズレを起こしにくいです。

そんなことを思ってた矢先、取次業者さんから、ものすごくクオリティの高いイミテーションフラワーのメーカーさんを紹介して頂き、かなり安く直接購入できるルートができました。

で、金額はというと正直ドライフラワーと変わらないです。ただ、劣化しにくいので、ドライフラワーよりコスパがいいと言えます。


何ができるかな


これで、方向性が見えてきたと思うのですが、ドライフラワーでしか手に入らないorイミテーションフラワーのクオリティが追いつかない、どちらかでない限りポージィはイミテーションフラワーを使用していこうと思います。

ということで、手始めにブライダルフォトのモデル撮影で使用するブーケを自前で作成しました。クオリティ高くないですか?

これができると、イミテーションフラワーのブーケ販売なんかも考えられます。ドライフラワーや生花のブーケだと劣化するので、披露宴当日のみか、使えて前撮り時まで。ただ、イミテーションフラワーだとご自宅で飾ってもいいし、マタニティ撮影やその後の撮影でも使えます。そう考えると、購入するお客様も、すごくコスパがいいことがわかります。

あるいは、ワークショップなんかも面白いかもしれませんね。

ただスタジオ内をイミテーションフラワーにしていくだけではなく、色々な発展の可能性を秘めた、ポージィにとって大きな一歩となるご報告でした。


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