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学校つまんない、のその後

こんにちは、のもゆみです。

今日は娘さんのことを。

5月の中旬、
「学校がつまんない」と言いだし、
お休みがちになっていた件の続報です。

発言からしばらくは、
「つまんない」の一点張り。

それでも。養護(保健室)の先生のサポートもあり、
保健室に登校、という形で、週3くらいは通ってました。

変化があったのは、1ヶ月を過ぎた頃。

「私はこれからどうなるんだろ」
「この生活はいつまで続くのかな」
という言葉が娘の口から出るようになって。

「2学期には、ふつうに戻りたい」
とまで、発言するようになったのです。

とはいえ、
意思と行動はちぐはぐで、
毎朝起きると、だるい、ねむい、行きたくない、とごねごね。

やっとの事で学校にたどり着いても、
「本当は来たくなかった!帰りたい!!」とぐずぐず。

そんな時、娘にも私にも、
本気で本音でぶつかってくれたのが、
先出の養護の先生。

「学校がつまんないんだったら、どうやったら楽しくなるかを考えようよ!」

そう言って、いろんな手を尽くして、
娘の登校をサポートしてくださいました。

私は、学校に行きたくないなら行かなくていい、
でも本人が「2学期には、ふつうに通いたい」という意思があるなら、
それが実現できるようにサポートしたい、
と思い、朝の気分で行きたがらない娘を、
割と強引に学校に連れて行っていたのですが。

そんな私の意図を汲んだ先生が、

「お母さんは、あなたに有言実行な子になってほしいと思ってるんだよ!
あなたが気分に流されないで、思ったことを行動できるように、お母さんも頑張ってるんだよ!」

と言ってくれて。

私の気持ちまで代弁してくださって、本当にありがたかったです。

7月に入った頃には、

「1学期の終業式には、1日教室で過ごす」

という目標を決め、
少しずつ教室に行く回数を増やしたり、
レクレーションの授業にだけ参加したり、
廊下に机を置き、外から黒板をみて授業に参加したり、
目標達成へのカウントダウンも始まって。

直前には「やっぱり行きたくない!」とごねてましたが、
無事に終業式には、目標を実現!

「2学期には勉強を挽回できるようにがんばる!」

と今は言っていますが、どうなることやら。

「学校つまんない」から始まった2ヶ月の時間は、
感情のジェットコースターに乗っているかとのようで、
毎日、心が揺れまくりました。

でも、少しずつ変わっていく娘の心境に、
「ずっと同じじゃなくて、
いろいろやってみて、成長していくんだな」と感じて、頼もしく思ったり。

最初は娘の気持ちに寄り添い過ぎて、
我を忘れてしまい(笑)疲れ果てましたが。

いやいやこれは娘の問題、
フォローはするけど、私は私のことをやろう!
と気を取り直し、なるべくいつもどおり過ごしました。

そして、この件を知った、
友人知人の皆さんが、
励ましのメッセージや、
フリースクールとか山村留学とか、
第3の道を教えてくださったり、
うちはこうだったよ!なんて体験談も、
たくさん寄せられました。

色んな手を差し伸べてくれたことが、
とてもとてもありがたかったです。

正直言えば、
意に反する言葉に気を揉んだりしたこともあります。

子どもに関わることは、
色んな考え方があり、
絶対的な答えがあるわけではないから。

色んな人がいるんだな、
じゃあ娘の場合は何がベストかな、
を考える日々でした。

結局、娘が、私たちがどうしたいか、

しかないんですよね。

今は夏休みに入って、
元気に学校のプール教室には通えてるし、
何より毎朝の「今日は行く?行かない?」のやりとりがなくなったことに、ホッとしています。

2学期はふつうに戻って、
勉強も挽回したいと今は言ってるけど、
その時になつてみて、その時の気持ちに寄り添い、
一緒に考えていこうと思ってます!

と、その前に、今年は学童も習い事もない、
最後の夏休みになりそうなので。

夏の思い出をたくさん作るぞー!





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