京都②

無料でついてきたホテルの朝食バイキング。ラッキー。


早起き頑張って朝イチでピピロッティリスト展へ。
展示内容よりも何よりも展示方法が斬新でよかった。東京でこれは完全予約制にしないと無理だろうな…
理解しきれなかったことが多いので図録を読み込みたい。ジェンダーとエコロジー?
おそらく車のガラスを割る作品がフェミニズムの金字塔的な作品なのだろう。
trust meという文字を見た時自分を信じろなんて周りの人に絶対言えないし自分で思えないし、すごく強度のある言葉だなと思った
むしろhelp meである。
自分がオタクとして物事を消費することでしか生きてこれなくて、空っぽなことを再確認した。ある種の依存。でも依存するものがなくて、どうやって生きていけるんだろう。
これからどうしようかと思ったが、まあ騙し騙しやり過ごして、あまり考えずにとりあえず社会復帰するのだろう。でもその先にまたストレスがかかったり忙しくなったりした時に生きていけるだろうか…
「これが正しいのか?」と萎縮しながら動くことが癖になっていて、だから自分を信じられないし、すごくストレスがかかるのだろう。倍で。…とまで考えてとりあえず今に集中して忘れようとする。
ショップで京都国立近代美術館の過去展示を見ていたけど、かなり面白そうなものが多く、定期的に来たいと思った。

お昼は京大近くの喫茶店でコロッケセット。ホクホクのじゃがいもを感じられるコロッケ

おいしい。

その後重森三玲庭園美術館へ。完全予約制で、三玲が晩年を過ごしたお屋敷のお庭を見れる。室内のしつらえもノグチの照明を使っていたり。
京都の神社や石の産地など詳しくお話ししてくださり贅沢な経験だった。綺麗な青い巨石は徳島と愛媛でしか取れないらしい。これは徳島から持ってきている。
白砂は白河砂。
最近は京都の砂を取り尽くしてしまったので中国産の砂や、お屋敷が取り壊しの際は砂や石がオークションにかけられたりもするらしい。
館長さんと帰り際に話すとおすすめのお庭(円通寺)や、現代アートが好きならリスト展もやっているよ(今朝行ってきたところです)など話してよかった。
こんな風に毎日好きなものを共感できる人にだけ紹介して生きていきたい。時間の流れがゆっくり。毎日これがいい。メールをバンバン打ち返して常に何かに追われ続ける生活はストレスだ…

あやめ?かきつばた?しょうぶ?が見頃ということで梅宮大社へ。区別がつかないまま見に行った。30分程度の滞在だったが綺麗だった。この花をあまり見たことがなかったが、この旅で美しさを知った。紫陽花もきれい。

晩御飯は肉汁がすごく出るハンバーグ。
店員さんがキビキビ動いていてすごかった。

綿密なリサーチにより確実に「良い旅」を実行できている自分、才能あるな。
キャラクター大賞を見て、寝た。

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