はじめての散髪、どうしてこうなった :アイルランド留学【40日目】

初めて現地で散髪してきました。

地味に一番緊張したんじゃないかと思います。
髪型のオーダーが正しく伝わるのかというところもあれば、ヨーロッパ人とは髪質も色も顔の特徴も全く違うので、そもそもアジア人に対する美容師の経験、技術が足りないのではないか、と懸念点がたくさんありました。

事前にオーダーの仕方を調べたり、良さそうな床屋や美容院を探しました。

結局あまり有益な情報は得られなかったので、学校から近くて、金額も普通レベルの「Sugar Daddy Barbers」という床屋さんに行くことにしました。カットだけで日本円で3000円くらいでした。

オンラインで前日に予約し、どんな髪型にするかを検討しました。オーダーの仕方も考えましたが、結局写真を見せるのが一番早いと思い、ネットで適当に良さそうな写真をみつけて、「こんな感じで〜」というオーダーで済まそうと思いました。爽やかショートヘアです。

あとは、「欧米人には髪をすくという概念がなく、ハサミでガシガシ切るか、バリカンで全剃りされる」なんて恐ろしい意見もネットで見つけたので、「thin out (髪をすく)」という単語だけ覚えていきました。結構髪のボリュームが多い方なので、そこを抑えておかないと少し不安でした。

そして、当日。写真をみせ、髪をすいてもらうことも伝え、盤石のオーダーでカットに臨みました。

結果がこちら。

なんか違う!! 笑

特に他意はないですが、中国人の俳優みたいなめちゃくちゃアジアンな髪型になりました。笑

「すきバサミ?なにそれ?」とでも言わんばかりの前髪のボリュームです。案の定、毛量は変わらずに長さだけどんどん短くなっていきました。「thin out」という私のオーダーに対する床屋の兄ちゃんのにこやかな相槌はなんだったのか。

耳元はしっかりバリカンが入っていました。もう元の写真を再現する気すら感じません。

カットが終わった後の、「やっちまった感」はご想像いただけるでしょうか。もう手遅れなことが明らかなのに、現実を受け止めきれないあの感じです。

しかし、床屋の兄ちゃんがめちゃくちゃ満足気な表情でこっちを見てくるので私は何も言えませんでした。笑

アジア人としての自分を受け止めて明日からまた頑張っていきます。

現地でいい感じの髪型にカットしてもらう、というのはもしかしたら英語力を測る最大の機会なのかもしれませんね。まぁ美容師の技量もあるでしょうが。笑

またリベンジするぞ〜




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