デッサンと文章の共通点

【アイルランド留学138日目/ドイツ・チェコひとり旅レポ】

ベルリンから電車で5時間かけて、チェコのプラハまでやってきました。

世界大戦でもメインの戦場にはならなかったため、中世の建造物とか街並みがちゃんと残っており、まさしく絵本の中のような景観が作り出されています。歩いているだけで楽しいです。

プラハは1000年以上の歴史がある都市のようで建築様式も、バロック様式、ゴシック様式、ルネサンス様式という各時代の様式がみられるとかなんとか。素人目には違いがよくわかりませんが。

物の違いを捉える力をつけるには「デッサン」をするのが良いと聞いたことがあります。建物などのモデルを見ながら模写していくやつですね。

デッサンしていくと、それまでは認識できていなかった物の形や模様、構造に気づけるそうです。目には入っていたけど頭では認識できていないものも、絵に落としこもうとする事でそれに気づけるみたいです。

デッサンを続けていくと、絵を描く力は当然上達すると思いますが、同時にモデルの細かな差異や特徴を捉える洞察力みたいなのも高まるということですね。アウトプットとインプットが両輪で回るイメージです。

なんとなく、文章を書くのもそれに似ているなぁと思います。

自分の考えを文字に起こすことで、自分が分かっていないことが認識できたり、日常生活でも物事を捉える解像度が上がっていく気がします。同じ出来事を経験しても、そこから吸収できるものが変わる感じですね。

何はともあれ、本日もプラハ市街をブラブラしてきます。

デッサン力や歴史への理解がある人はこの景色を何倍にも楽しんでいるだろうなぁと思います。

自己研鑽、というと仰々しいですが、自分の教養とか考える力を高めるのが、一番コスパ良く人生を楽しむ方法ですよね。


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