1ヶ月ヴィーガンチャレンジを終えて
無事完遂
1ヶ月間、動物性食品を口にしない、購入しないという目標を掲げてから、早いもので1ヶ月が経ちました。
結果からいうと、健康を害することもなくヴィーガン生活を全うすることができました。
このチャレンジを始めた時に、始めた理由について記事を書いたのですが、それに関して感じたことを中心に、チャレンジの感想をまとめたいと思います。
節約について
チャレンジをはじめた理由の一つに節約のためというものがあるのですが、中間報告の記事にも書いたとおり、結果的に節約にはなりましたが、劇的に節約ができるものではありませんでした。
「思ったほどではなかった」理由としては、チャレンジ前から基本的に3食自炊をしていて食費を節約していたことと、普段使わなかった食材、調味料や調理器具を購入したことがあると思います。
とはいえ、外食や中食はほぼしなく(できなく)なり、肉類、魚介類、乳製品などを比較的安価な植物性食品に置き換えることになるため、よほど食材にこだわったりしなければ間違いなく節約になりますし、ヴィーガンでも食べられる食品・食材の知識が付き、調理器具や調味料などが揃えば長期的にはなかなかの節約効果が期待できます。
ダイエットや健康について
・チャレンジ前の体重、体脂肪率
体重 58.3kg 体脂肪率 17%
・チャレンジ後現在の体重、体脂肪率
体重 57.8kg 体脂肪率15%
・チャレンジ中一番低かった数値
体重 57.3kg 体脂肪率13.8%
ヴィーガン生活によって体重は0.5~1kg、体脂肪率は2~3%減少しました。劇的な減少こそしませんでしたが、恒常的に続けていくダイエットとしてはなかなか良い結果に着地したのではないかと思います。
・元々痩せ型
・チャレンジ終盤までほぼ運動はしなかった
・間食、晩酌を結構した
ということを踏まえると、平均体型以上の人が運動と並行してヴィーガン生活を行い、間食や晩酌を控えたらもっと目覚ましい効果がでるのかもしれません。
そのほかに嬉しい効果として、便秘と乾燥肌が改善しました。たまに便秘になるのと、冬の乾燥する時期に顔がカサカサになっていたのですがヴィーガン期間中はそれがまったくありませんでした。
総じて、ヴィーガンの食生活は自分の体に良い影響をもたらしてくれたように思います。
ハマった食材たち
ヴィーガン生活の中でそれまであまり使ったことがなかった食材をつかうことになったのですが、その中でヴィーガン関係なく今後も使い続けたいと思えるものがあったので3つほど取り上げて紹介します。
・調整豆乳
今まで豆乳は牛乳の代替品くらいにしか思っておらず、自分で買って使ったことがなかったのですが、ヴィーガン生活で認識が大きく変わりました。
ハンドブレンダーを購入して、豆乳を使ったスムージーや野菜のポタージュなどをつくりましたが、牛乳で作るよりもおいしいと感じました。
コーンフレーク用に豆乳ヨーグルトも食べてみました。普通のヨーグルトだと食べたあとで胃から酸っぱいものが上がってくることがあったのですが、それがほとんどありませんでした。
味も好みで、体にも合っていて、しかも安価となると、もう豆乳を選ばない理由がありません。今後は牛乳を買うことがあまりなくなると思います。
成分無調整豆乳のほうが、栄養価に関して優れているらしいのですが、使いやすく食べやすいので、初めて豆乳を買う時は調整豆乳をおすすめします。
・食べるラー油
とある方に「アボカドと食べラーを合わせるとおいしい」と聞いて試したところハマりました。そのままご飯に乗せて食べてもおいしいですし。野菜やナッツ類に混ぜ合わせるだけでおかずやおつまみが出来上がります。麺に合わせて油そば風にして食べてもおいしかったです。
商品によっては鰹節や動物性エキスを使っているものがあるため注意が必要ですが、ヴィーガン生活中はかなりお世話になりました。
・車麩
肉や魚の代わりとして、豆腐ばかりでは飽きてしまうと思い車麩を導入しました。最初は使い方に慣れず失敗したりもしましたが、油をしっかり使って煮物にすると食べごたえがあっておいしいです。
揚げたり、ちぎって炒めたり、漬け焼きにしたりと色々と使い方がはあるのですが、煮物にするのが安定しておいしいです。煮物以外も今後挑戦していきたいと思っています。
チャレンジ中作ったものはTwitterにまとめていますので、気になる方は見てみてください。「#1ヶ月ヴィーガンチャレンジ」で検索すると出てくると思います。
ヴィーガン食生活だと使う食材が限られて料理がワンパターンになってしまうかもと最初は思っていましたが、アーモンドミルクや高野豆腐などまだまだ試せていない食材がたくさんあることを考えると、1ヶ月といわず2~3ヶ月くらいは飽きずに楽しんで料理ができそうだと感じました。
今後はどうするのか
ヴィーガン生活が終わって、「今日から何食べてもいいぞー!肉買うぞー!」と張り切ってスーパーに買物にいったのですが、そこで不思議な心境になりました。
なんでも買っていいし食べていいはずなのに、お肉を買うことに何故か抵抗のようなものを感じるのです。この1ヶ月で動物性食品を避けるというのがそれほどまでに自分にとって「自然」なことになっていたのかと驚きました。
1ヶ月ヴィーガンチャレンジは自分に良い効果をもたらしてくれました。しかし、レシピの研究や動画コンテンツ作成のことを考えるとそのままヴィーガンを続けるのは難しいです。
ですので、ヴィーガン生活はこの1ヶ月で区切りをつけて、中間報告でも言っていた所謂「フレキシタリアン」になってヴィーガン生活で得たものを取り入れていきたいと思います。
おすすめできます
環境問題や動物愛護に関心があまりなくても、ダイエットをしたい方、食生活を改善したい方、料理のレパートリーを増やしたい方、単に話題だから興味がある方などなど、色々な方々に「1ヶ月ヴィーガンチャレンジ」はおすすめできます。
一生動物性食品が食べられないとなると、相当な覚悟が必要ですが、1ヶ月なら楽しめる範囲で頑張ることができるかなと思います。
ただ、自分はたまたま体質に合いましたが、体質的に合わない方もいると思います。そこは自分の体と相談しながら、また、必要であれば栄養士や医師の方と相談しながらチャレンジしてください。
今回のチャレンジはとてもいい経験になったと思っています。
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