【G3武蔵野S 全頭考察】（もちろん無料です！）

9日(土)に行われるG3武蔵野Sの全頭考察をしていきたいと思います。

（）内についてはnetkeiba.comさんの前日までの予想オッズです

当日の人気とは、大幅に異なることが予想されるので参考程度にしてください。宜しくお願いします！


では最内枠から行きたいと思います！



1枠1番グルーヴィット(3番人気5.8倍)

3歳時に東京ダート1400の500万下を勝って以来のダート戦です。中京記念を勝っており、マイル実績十分です。鞍上にスミヨン騎手に迎えて、ダートでも重賞制覇を、と行きたい所ですが、さすがに人気し過ぎじゃありませんかね？ダートでは3歳限定の500万下までしか勝ってない馬が、古馬ダート重賞で通用するとは思えません。さすがに予想オッズより人気は落ちると思いますが、人気するようでは買えないです。ダートにおける経験が足りません。



1枠2番ダンツゴウユウ(16番人気790.8倍)

近走は不調ではありますが、東京ダートで好走歴はあります。前々走の欅S(東京ダ1400)では10着とはいえ上がり最速です。東京競馬場で惜しい競馬ができていることから、この人気なら買っても良いかと思えます。



2枠3番デュープロセス(4番人気6.2倍)

前走グリーンCCでは1番人気5着でしたね。レース映像を見てみると、鞍上の福永騎手は、後方でもたもたしていて、動きたいときに動けず、最後追い込むも5着というレースでした。ここ最近の3歳ダート馬は、人気を飛ばす傾向にありますよね。あまり強くないのかと思ってしまいます。前走のグリーンCCを走るまでは、連対をはずしておらず、成績は優秀でした。ユニコーンSでは2着になるなど3歳ダートを代表する1頭です。前走を踏まえての人気の落ち方なら、買ってもいいかと思えますね。ただ懸念材料は今年の3歳がダートで通用するかということです。しっかりと検討したいですね。



2枠4番アードラー(11番人気73.0倍)

元々1400を中心に走る馬でしたが、小倉1700の阿蘇Sに条件を変えて、10番人気で穴を開けました。東京ダートでは2回走っておりいずれも1400mのOP特別で勝ち馬と0.2秒差で差のない競馬ができています。そのうちの1つは、昨年のグリーンCCで、サンライズノヴァと0.2秒差の3着です。これだけ東京適性があるので、当日追い込みが届く展開なら買う価値ありですね。ただ前々走のプロキオンSでは大敗したりと、ムラ馬であることには注意した方が良さそうです。



3枠5番エアアルマス(1番人気2.1倍)

この馬良いパフォーマンス見せてますよね。OP特別2連勝で重賞に挑みます。ただ良いパフォーマンスを見せているのは阪神や京都においてです。実はこの馬、東京ダートでは走ったことがありません。さて、これを踏まえて1番人気で買えますでしょうか？適正面ではかなり怪しいですよね。
適正面なんか無視して、強さでカバーして武蔵野Sでも圧勝！なんてこともあるでしょうね。
ですが、本当に強いのでしょうか？前走は先週のみやこS勝ち馬ヴェンジェンスに、差をつけて1着。ただこのときは1400からの1800への距離延長で追走が楽になり、先行できたことも、好走の要因にはあると思います。距離延長で好走してからの、距離短縮なのでマイナス材料なのかなと思います。今までOP特別までしか走ったことがなく、ダート重賞は初です。まだ底を見せていないので、期待したくはなりますか、この人気で買うのは損な気がしますね。



3枠6番フェニックスマーク(15番人気455.1倍)

ダート中距離を中心に500万下から連勝して、OP特別まで勝利した馬です。ここ最近は、着順着差ともに良くないですね。調子を崩しているのでしょうか。東京ダート1600も合いそうにないので軽視して良いかと思われます。

4枠7番ワンダーリーデル(8番人気25.2倍)

まず戦績を見て驚いたこと。「この馬東京ばっかり走ってるやん！」と。

5走前までの根岸Sまで全て東京ダート1400か1600です。相当東京ダートが合うのでしょう。
今年の根岸Sで5着、フェブラリーSでは9着と重賞でもやれないことはない。
前々走の5月欅Sで3着。そこから前走の6月アハルテケSで距離延長かつ叩き2走目で勝てています。このことから、叩き2走目で距離延長の今回も期待できるのではないでしょうか。前が速くなれば横山典弘の無欲の追い込みで飛び込んできそうですね。
是非とも狙いたいです。



4枠8番ドリームキラリ(9番人気32.5倍)

欅SアハルテケSで59kgを背負いながらも、いずれもアルクトスの2着に粘れていることからも東京ダートは合うのでしょう。
単騎逃げできそうで、直線まで楽に走ることができればまた穴を開ける可能性が高いです。
ただ競りかけてくる馬や、直線に入るまでに後ろから圧力をかける馬、がいれば好走は難しくなると思われます。この馬の取捨については展開予想が必須ですね。



5枠9番タイムフライヤー(6番人気18.6倍)

2歳G1馬がダート重賞で、再び返り咲いて見せようと奮闘しています。シリウスS、エルムSは共に6着でした。タイム差もそれぞれ0.6秒、0.5秒と悪くはないと思います。
ただ今回は、マイル戦が初めてであること、ハーツクライ産駒であることから、東京ダート1600重賞のスピードについて行けるかに疑問が残ります。
狙うべきはここではなく、東京ダ2100よような気がしますね。



5枠10番マジカルスペル(12番人気90.4倍)

東京ダ1600[2.0.0.1]の馬です。おそらくここがベスト条件でしょう。前走グリーンCCではスタートで躓いており道中8番手で進め、ジリジリと脚を使い6着でした。もともと好位につけて抜け出すタイプで、前走伸びなかったのは距離足りなかった分かと思います。
鞍上もダートでは信用できる内田騎手ですし、位置取りが良ければ大穴を開けることも可能だと思います。



6枠11番サンライズノヴァ(2番人気4.4倍)

前走マイルCS南部杯でG1初勝利を収めました。そのおかげか、斤量59kgのトップハンデです。元々、この馬にとって東京ダート1600は、超がつくほど得意なので、人気になるのは否めません。ただし、昔使えてた末脚も、斤量が重くなったことで、鈍るのではないかと思います。G1を勝ったあとですし、上がり目はもうないのではないかと感じています。



6枠12番ミキノトランペット(14番人気403.3倍)

前走は長期休養明けでの16着。度外視で構いません。東京ダート1600が初めてなのがどう出るでしょうか。現時点でこのメンバーに対抗できる力はないと考えています。東京ダ2100で狙いたい馬ですね。



7枠13番スウィングビート(7番人気22.3倍)

東京ダ1600[4.1.1.2]となっております。素晴らしいコース適性ですね。かなり走り慣れていますね。
前走はOPクラスにて昇級初戦のラジオ日本賞でした。中山1800のコースながら外を回り続け、最後は併せ馬で3着まで追い込んで来ました。
東京ダ1600にはコース適性が高く、それ以外の競馬場でも好走できていることから、評価を上げたいのですが、ダート重賞で走ったことがない点について不安があります。本当にこの馬は、重賞で戦えるだけ力があるのでしょうか。当初狙おうと思っていたのですが、不安が頭をよぎったことで人気も程よくないがために、最後まで判断に迷いますね。




7枠14番アディラート(10番人気44.5倍)

前走グリーンCCは大外からスタートを決め、中位で折り合い、最後に追い出して、2着と0.4秒差で勝ちました。何から何まで上手く行っての勝利だったと思います。良い位置につけて最後もバテずに走るため、着差のない安定したパフォーマンスができる馬だと思います。
ただ前走あれだけ上手く行ってのこのレースなので、割引が必要なのかなと感じます。初騎乗の石橋騎手になるのも、そこまてプラスではないかと思いますね。



8枠15番ダノンフェイス(13番人気208.9倍)

実はこの馬ちゃっかり府中得意さんなんですよね。東京ダート1400では3勝を収めています。1600mで見ると新馬戦2着、青竜S4着ユニコーンS6着、3歳時の錦秋Sで9着ですが、古馬になってからは1度も使われていません。そう考えると、実は隠れ1600巧者なのでは？と勘ぐってしまいます。どちらにしろ、距離延長はプラスに働くことでしょう。近走もそこまで崩れていないですし、力が足りないことはないです。
外枠を引いたので、あとはスムーズな競馬ができれば、好走も可能でしょう。



8枠16番カフジテイク(5番人気10.8倍)

この馬について、1つ言えるのは、どの馬よりも末脚が確実だということです。長期休養明けから復帰して以来、やっと適性コースに戻ってきました。みなさん待ちくたびれたと思います。
末脚だけは確実なので、好走に必要なのは展開の助けだけですね。
ハマるかハマらないかなので、軸にするには怖いと思います。実績や力量については最上位なので相手に買う必要がありますね。





以上で武蔵野Sの全頭考察を終わります。


今回のレースは、人気馬に怪しい馬が多いのでかなり穴狙いができるレースだと思います！

人気馬については、かなり批判的な視点を持って、書いたつもりです。逆に穴馬には希望的観測が入っているかと思います。


あくまでも、予想オッズを参考にして書いたものなので、当日のオッズが変わることによって、少し評価が変わるかもしれません。



かなりの長文でしたが、読んでくださり、ありがとうございました！