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ー【ハンドメイド作家の波瀾万丈ジャンル選び!」ーマジョリティの波にのまれまいと就職しない働き方を選んだ私の7転8倒がむしゃら日記②

こんにちは。のんびりのんこです。

初めましての方は記事見つけて読んでみようと思って頂き
ありがとうございます!

がむしゃら日記①につづきまた、見に来て頂いた方は「おかえりなさい」
また読みに来て頂きありがとうございます!

がむしゃら日記①もありますので、初めましての方は
ぜひそちらも覗いてみてください。

がむしゃら日記①では簡単な自己紹介と「ハンドメイド作家のお金事情」と題して私がしているハンドメイド作家の仕事のトホホ・・・なお金事情や
それがわかっていながらハンドメイド作家の仕事をしている理由などに触れて書いています。

がむしゃら日記②のトークテーマは「ハンドメイド作家の波瀾万丈ジャンル選び!」です。

今回は本編に入る前に私が「マジョリティの波にのまれたくない」と思い、就職しない選択をした想いについて書いていきたいと思います。

「この人の話もうすこし読みたいな」と思って頂けたら
本編にもお付き合い頂ければ、嬉しいです。

私がどんな思いをもって就職しない働き方を選び、ハンドメイド作家という仕事をしているかというと「就職することだけが社会の正解ではない。」「社会になじめなくてもこんな風に働く選択肢もあるんだという悩んでいる誰かに答え(道を示す)のではなく、答え合わせ(少数派の働き方や生き方の仲間がいる)を示せたら良い」という想いでしています。

この想いがnoteを始めた理由のひとつでもあります。
私は中学校二年生で不登校、高校は不登校経験のある子が多く通っている単位制高校にいきました。今でも社会になじめず、中学校二年生のときから現在も約10年大学病院のメンタルヘルス科に通院中です。

というような社会では少数派な道を多く選択してきたわけですが、
それはまあ、肩身が狭くて狭くて!
「私は社会の落ちこぼれだ。」「私は社会の不良品だ。」「私は社会のお荷物だ。」と自分を卑下していました。

それには理由があって、「孤独」であったからです。
不登校以降引きこもりがちで人との繋がりがあまりなかったんですね。
だから、「こんな道を社会で歩んでいるのは私だけなんだ」と思い込んでいました。

でも、そうじゃないんですよね。
いろんな事情で就職以外の多様性な働き方や学校に通わない選択などの少数派の生き方をしている方が社会には少数ながらもいるんですよね。

ただ、そういう人たちが「孤独」を感じて自分を卑下してしまうのは少数だから同じような仲間をみつけにくいからなんですよね。

同じような働き方や生き方をしている人がいる、と何かを通じて知ることができれば[人生という終わらない問題]を解いていて、[ふと答え合わせ]をしたときのような[安心感が芽生える]と私は思うのです。

社会に居場所がないと悩んでいるひとが「こんな生き方している人もいるんだな」と答えが出ない問題の答え合わせのひとつとして私の書いた文章が読んでくれた人の心に届けばいいなと思いながらnoteを書いています。

そんな熱いことを言っている私ですが、実際、就職しない働き方は
7転8倒続き、撃沈することばっかです!(笑)
それでも、ネガティブワードの炎を吐きながらも
前に、前にひたすらがむしゃらに日々進んでいます。
今回のトークテーマ「ハンドメイド作家の波瀾万丈ジャンル選び!」
でもそれを感じて頂けるかと思います。
それでは、そろそろ、本編に参りましょうかね。

私が本格的にハンドメイドを始めたのは大学3回生の保育の道を精神面の不調などからあきらめた21歳のときです。

そのときからジャンルを3つ転々としました。

1つ目は【デザインのあるビーズをピンワークでつなげるアクセサリー】を作っていました。それはまあ自信満々でハンドメイドサイトに出したら
「すぐ売れるだろう!」なんて甘い考えをしていました。

ハンドメイドサイトはとんでもない数の作品が溢れていて、写真のうまさや作品の魅力を伝える文章力のうまさなどいろんな条件がそろっていても他の作品に埋もれて埋もれて、全然売れないものだったのです!

それならば、「対面式のイベントに出せば、売れるのではないか」と思い、高速代を払い、母に運転を頼み、神戸まで行き、1万円ほどの出店料を払い
結構大きめのイベントに出店したのですが・・・

売れたのはわずか600円!
1つ300円のビーズのチャーム2つだけでした。
それはそれは落ち込みました。
「私の作品はデザインが凝っているし、とにかくかわいい!!!」なんて
作品に対して親バカな考え方をしていたんですね。

でも、ハンドメイドイベントに行ってよーくわかりました!
私の作品は50を100にしているだけであると。

もう半分以上できたものを自分の感性でただつなげただけではないか!
「そりゃ、「私でも作れるー」となり、売れるわけないわ」と。

他の方の1から100を作り出している作品を見てよーくわかりました。

それに、机の上のディスプレイなども無知だったので
家にあるものでそれっぽくディスプレイしていたのですが、
作品の魅力が分かりづらかったり、手に取りづらかったりなど他にも
至らないところがたくさんで「それもよくなかったなー」と猛反省しました。

それから、いろんなイベントに見学に行って、ディスプレイの研究と共に、
作品のジャンルを変えました。

これが2つ目のジャンル、「レジンアクセサリー」です。

レジンとは樹脂になると思うのですが、元はとろっとした液体でそれにレジン用の着色剤を使って、色をつくり、市販のモールド(型)に流し込み、ドライフラワーやホログラムなどの封入物を入れてオリジナルパーツを1から作り、それをアクセサリーに仕立てていくようなものです。

これぞ、1から100の作品ですね!実際は何層も重ねて奥行きを出したりいろいろ行程があるのですが、ざっくり説明するとこんな感じの作り方の
ジャンルです。

このジャンルは少しだけ成功しました!

私には絶妙な、なんとも言えない色を作り出す才能があったのです!

「これとこれを何滴ずつ組み合わせたら作りたい色になる」というのが瞬時に分かったんですね。

あとはもともとデザインが変ったものが好みで、想像してものづくりすることが得意だったので、1から形や色、デザインを自由自在に決めることができるところがすごく向いていたジャンルだったんですね。

それなのにどうしてやめたのかというと、【レジンアレルギー】になり、皮膚科の先生から禁止令が出てしまったからです。

私の場合はひどくて、全身に発疹、かゆみ、手の皮膚が剥がれ落ちる、など半年近く完治するのにかかりました。

もう絶望ですね。
「ハンドメイド作家続けられるかなー」とすごく落ち込みました。

それから、次のジャンルを考え始めました。

私が好きな作家さんが小さなビーズをテグスで編んでオリジナルのデザインのアクセサリーを作っていて、「これだ!」と思いました。

「このジャンルだったら、1から100の作品が作れる。」と
思い、3つ目のジャンルに【テグスで小さなビーズを編んでオリジナルモチーフのアクセサリー】を製作する今現在活動中のビーズアクセサリー作家になったわけです。

ビーズアクセサリー作家になった今でも、色を組み合わせる感性はすごーく活かされていますよ!

ビーズ編みをするとき1色ではなく2色のビーズを使って立体感を出す、作品を製作する際のこだわりがあるのですが、色の組み合わせを褒めて頂くことがよくあって、作家として良い才能を持っているなと思う共にジャンルを変えても活かせる才能があって嬉しいなと心から思いました。

アレルギーさえ発症しなければ、「レジンアクセサリー作家を続けていただろうなー」と時々レジンアクセサリーのジャンルに未練を感じてしまうときがいまだににあります。

今までやってきたどのハンドメイドジャンルに対しても同じ熱量で真摯に向き合っているつもりです。

ただ、レジンアクセサリーのジャンルはすごく反響が大きくて、インスタグラムのフォロワーが初めは友達2人ほどしかフォロワーがいなかったのですが、転機となる作品があって、(写真参照)ドライフラワーやホログラムなどをを閉じ込めたパーツをいくつか作りバレッタにした作品を投稿したところ、30人ほどフォロワーが増えて[65いいね]くらい[いいね]をいただきました。

レジンアクセサリー作家時代Instagramで一番反響があったレジン作品



ハンドメイド作家をやっていてここまで反響があった作品はこの作品が一番でした。

だからこそ、未練がすごくありました。
レジンアクセサリーのジャンルに変えてから、作品を手に取ってくれる方がすごく増えて、ハンドメイド作家としてやっていく自信がすごくつきました。

ビーズアクセサリー作家に転身した今でも、「レジンアクセサリーの方がよかった」なーんていわれてしまうことも(涙)。

でも、ビーズアクセサリー作家の私を認めてくれるお言葉をくれる方もたくさんいらしゃいます!

だからネガティブ思考な私は、作品やハンドメイドに関する人からのいろんな言葉に落ち込むことがすごく多いですが、
自分が作った作品をお迎えしてくれて、
誰かの日常を彩っている、そう思うと
「まだ知名度もなく、売れていない作家ではあるけれど、
小さくても誰かの幸せをつくるお手伝いができている。」
そんな風に思えて、なんだか嬉しくなります。

ハンドメイド作家にとってジャンル選びはとても大切です。
やりたいという想いだけでは、ジャンルを決められません。

やりたいジャンルに必要な技術が自分にあるかどうか、作品を作る上での
センスがあるかどうかでジャンルを選択します。

センスは持って生まれるものなので、ジャンルとの相性を見極めなければいけませんが、技術はジャンルを決めてから極めていけばいいので
そのジャンルへの愛情の気持ちがあれば、大丈夫かと思います。

ジャンル選びは私のように一回だけでは決まらない場合もあって、私の場合は「ジャンルが決まった!」と思ったらレジンアレルギーになってしまい、ジャンル選びが振り出しに戻ったので、なかなか波瀾万丈なジャンル選びとなりました(笑)。

ちなみに私は、編み物作家さんや刺繍作家さんに憧れがあります。
ただ、私は編み図を読んだり、針を使うのが手に何度も針を突き刺すみたいな感じでとても苦手なので、センス以前の問題で諦めました。
今のビーズ編みも独自に考えたオリジナルの編み方で編んでいるので、編み図をみて、ビーズ編みはできません(笑)。
自分で言うのはなんですが、編み方から考えて作品作りをするなんて
とってもクリエイティブですよね!

私、ハンドメイド作家という細かい作業の仕事をしていますが、折り紙を折るとどこか必ず破れてしまうような、とても不器用なんですよ。

ただ、「よく人と変った感性がある」と言われることが多いので、
独創性や創造性がとてもあるようでそうゆうところが、自分で言うのは恥ずかしいですが、ハンドメイド作家という芸術的な仕事をする上で向いているのだと思っています。

そんなこんなで、波瀾万丈の波を乗り越えて、
ようやく定まったハンドメイド作家のジャンル選びのお話でした。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

次回の【マジョリティの波にのまれまいと就職しない働き方を選択した私の7転8倒がむしゃら日記③】のトークテーマは
「ハンドメイド作家の出会いなさ過ぎ!!恋愛事情」について
お話ししようかと思います。

それではまた次回も見に来て頂けると励みになります!
ではまた次回の[がむしゃら日記③】でお会いしましょう!





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