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1/1 新年

紅白、ずっと観てた。
ポケビとブラビのところでなんだか泣きそうになった。
93年生まれの自分からすると、少しだけ離れた兄貴ぐらいの世代のカルチャーで、だからこそずっと憧れみたいなものがある。漫画で言えば『今日から俺は』とか、PlayStationとかそこらへんの。年代は割と幅があるかもしれないけれど、幼稚園〜小学生くらいの自分が大人のカルチャーだと感じてたあの雰囲気。まだフリーターに夢があって、バブルは弾けたけどどこかいい加減で軽薄で、明るさのある時代。自分の妄想の中だけにあるのかもだけど。

2023年はどうだったろうか。
何もしないまま終わったな、という気持ちが強い。仕事もプライベートも特筆するような何かをやった気がしない。頑張った実感がない。実際頑張っていない気がする。逆に何も頑張っていないのに、なんとか年末まで生き延びたという安心感もある。自分のように怠惰で向上心のない人間は、いつの瞬間に転落してもおかしくないような気がずっとする。薄氷の上を歩いているような気がしてならない。不安だ。

昔からずっと不安だ。ただ目を背けるのが上手になった。不安は自分の中から生じるものだから、根本を断つか、気にしないようにするしかない。部屋の中に象がいても気にしないふりをする。象を触る群盲、もとい象を触らない群盲になる。でも象と仲良くなりたい気持ちはあるんですよ。彼女は鼻が長くて素敵だから。

2024年の目標は象使いっぽくなること。
ターバンを買いに行きます。

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