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【観た映画】真夜中の虹(原題:ARIEL)/アキ・カウリスマキ
カウリスマキの『真夜中の虹』(原題:ARIEL)を観た。
閉山により失業した炭鉱夫が主人公のロードムービーであり、クライムアクションであり、ラブロマンスだった。
これまで観たカウリスマキの作品とは少し印象の違った作品だった。
主人公のカスリネンは感情と表情が豊かで、会話も多め、アクションシーンもある、比較的わかりやすい作品だと感じた。
(とはいえ、ちゃんとカウリスマキ味を感じる作品でもあった)
【観た映画】パラダイスの夕暮れ/アキ・カウリスマキ
カウリスマキの『パラダイスの夕暮れ』を観た。
以下、感想メモ
※ネタバレ云々の話じゃない気はしますが、ストーリーの流れの大部分を話してしまっているので、気にする方は見ないでください。
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【観た演劇】「フィクショナル香港IBM」/ やみ・あがりシアター ※ネタバレ注意
やみ・あがりシアターの
「フィクショナル香港IBM」を観ました。
「ネタバレ」をテーマにした
SFアクションラブストーリー なのですが、
スゴく面白かったです。
やみ・あがりシアターは、
前回公演の「濫吹」(らんすい)から見始めたばかりですが、
前作も面白かったですが、
今作は前作以上にエンターテインメント性が高く、
面白いと同時に脳ミソを使わされる感じが楽しかったです。
個人的には、
テー
『成瀬は天下を取りに行く』にハマれなかった自分を自己分析する。
『成瀬は天下を取りに行く』が自分にハマらなくて、モヤモヤした。
自分の頭を整理したくて色々と書いていたら悪口みたいになったので、本編は課金にして実質非公開にする。
結局、私には「成瀬あかり」の魅力がわからなかった。
ミルクボーイは本当に面白いと思ったのだろうか。
内海さんはもっと尖っている人だと思っていた。
もし嘘だったら、角刈りの角を全部取ってほしい。
【観た映画】ケイコ 目を澄ませて(三宅唱 監督)
『ケイコ 目を澄ませて』という映画を観た。
耳が聞こえない女性プロボクサーのお話だ。
実話を元にした作品で、聴覚障害を持ちながらプロ通算4戦3勝をあげた小笠原恵子さんの自伝『負けないで!』を原案として、『きみの鳥はうたえる』や『夜明けのすべて』の三宅唱監督がメガホンをとった。
主人公 小河ケイコ を演じるのは、岸井ゆきの。
原作、監督、役者と観たくなる要素だらけの本作だが、実際に観てみると
【読んだ本】『日本現代うつわ論3』/ ゆめしか出版
『日本現代うつわ論3』という本を読んだ。
「3」と付いている通りシリーズもので、今作で3作目である。
自分は1作目、2作目は読了済みだ。
「日本現代うつわ論」というタイトルを聞くと、哲学書的な、論考が並べられたものをイメージしてしまうが、実際は論考だけでなく(というか論考の割合は少なく)、エッセイ、漫画、詩、短編小説、対談、作家紹介など様々な表現方法で構成されているポンキッキ―のような本である
【読んだ本】『百年と一日』/ 柴崎友香
柴崎友香さんの『百年と一日』という本を読んだ。
この本は再読だ。元々は『ゲゲゲの女房』や『嵐電』などで有名な映画監督の鈴木卓爾さんがSNSで紹介していたのをきっかけに数年前に買って読んでいて、最近、文庫化されたということで改めて読み直してみた。
この作品は33篇の短い話を集めた短編集なのだが、
いわゆる普通の「短編集」とはちょっと違った味わいがある。
ほぼすべてが誰かの記憶の話で、それぞれの話
【読んだ本】『いつもより具体的な本づくりの話を。』/ 北尾修一
■ きっかけ
『いつもより具体的な本づくりの話を。』という本を読んだ。
ちょっと前に点滅社や夏葉社の本を読んでから、一人出版社とか小規模での本づくりに興味が出て色々検索していたところで見つけて、タイトルに惹かれて手に取った。
■ 概要
内容としては、タイトルの通り、本づくりについての本。
著者は『クイック・ジャパン』の元編集長で、現在は百万年書房の代表を務める北尾修一さん。
東京の台東区の
【読んだ本】『自分の中に毒を持て』/ 岡本太郎
■ きっかけは、名言bot
以前から気になっていた岡本太郎の『自分の中に毒を持て』を読んだ。
そもそも、この本を知ったきっかけは、SNSを流れていた名言bot。
最近のSNSは「おすすめ」と称して、フォロワー以外の投稿が流れてくるが、うっとうしいと思いつつも、恥ずかしながら、ついつい見てしまうことがある。
そんな中で見つけたのがこの本だった。
■ よかった点 その1: キラーフレーズの玉手箱