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剣盾 S9 最終335位 R2002 新型地雷ドラパガエン

はじめましての方ははじめまして。ノーマークと申します。

今期2期連続でレート2000を達成することができたことと、来シリーズから使用ポケモンに制限がかかり、構築を続けて使用することが不可能になるため構築記事にまとめます。


TN ノーマーク  R2002 (261勝206敗)

※追記 最終順位は335位でした。



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ー目次ー

〇構築経緯
〇コンセプト
〇使用個体
〇特にキツかったポケモン
〇選出
〇最後に



〇構築経緯

最初は前期結果を残し、環境トップであるカバポリエスバキッスから構築を考えていたが、シーズン中盤ポリゴン2の身代わりミラーによるTODが多発し、ポケモン対戦が楽しくないと感じてしまっていたためポリゴン2を使わない、自身が使っていて楽しいと思えるサイクル構築を目指した

このように考えていたところ、ポケモン対戦を実況されている動画投稿者のアシキさんが「命の珠を持ったドラパルトのA+1威力140のダイドラグーンでH244ポリゴン2を50%以上の乱数で落とせる」とYouTubeに投稿された動画でこのポケモンを紹介しておられた。この型のドラパルトがめちゃくちゃ強そう、楽しそうだと思ったので軸として組み始めた。

ドラパルトの起点を作れるポケモンを色々試したが、その中でも最も使いやすかった「捨て台詞ガオガエン」を採用しドラパガエンの並びを形成した。

ドラパガエンはトゲキッス、ポリゴン2、アシレーヌ等に大きな隙を見せるためこのポケモンたちとある程度打ち合える「ジバコイル」を次に採用した。

ここまでで一撃の型ウーラオスに誰も勝てず、またウーラオス検定をできる限りしたくないと考えたのでどちらの型にも上からの対応ができ、前期使って使用感の良かった「スカーフトゲキッス」を採用した。

次にまだ重い水タイプに滅法強く、グラススライダーによる縛り性能が非常に強力だと感じたので「鉢巻ゴリランダー」を採用した。

最後に電気の一貫を切るためにカバルドンを採用していたが使用感が微妙だったので悩んでいたところ、次の対戦ルールで遊んでいたときに相手の方に使われた「ドサイドン」が強すぎたのでカバルドンと変更して構築が完成した。

その後は並びはそのままで使用感の微妙だったジバコイルの型を変えたり、ガオガエンの素早さなどの微調整をした。



〇コンセプト

・立ち回りでカバーできる範囲を広げる。
・想定外の火力、特性、持ち物、技構成、素早さで奇襲する。
・命中90%未満の技を採用しない。
・ポケモン対戦を楽しむ。



〇使用個体

☆ドラパルト 命の珠 クリアボディ 意地っ張り

逆鱗 ゴーストダイブ 鋼の翼 龍の舞

H179(124) A189(252) B98(20) C× D99(28) S173(84)

・調整意図   H 10n-1
        A 特化
        S 準速エースバーン抜き抜き
        余り耐久振り分け D>B

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構築の組み始め。エースとして多くの試合に選出した。上述の通りコンセプトとして逆鱗を採用。ドラパガエンのドラパルトは身代わり残飯龍舞を想定されるのが多かったのか想定外の火力を押し付けることができ、多くの勝利に貢献してくれた。中盤、違う構築を使っていたが全く勝てなくなり、最高瞬間53位、レート1900から5万位まで落ち、完全に自信を無くしていたがこの子を軸にしてから勝てるようになった。スぺサンを書くなら間違いなくこのポケモンの存在を知るきっかけとなったアシキさん。


~このドラパルトを使用するきっかけとなったアシキさんの対戦動画~



※アシキさんに転載許可いただきました。親切な御対応ありがとうございました。



☆ガオガエン 混乱実 威嚇 穏やか

嫉妬の炎 バークアウト 挑発 捨て台詞 

H201(244) A× B130(156) C101(4) D132(76) S84(28)

・調整意図   H 奇数値最大
        B A-1状態のA182エースバーンの珠飛び膝蹴りを確定耐え(82.5%~98.5%)
        D D>B
        S 同族意識
        端数C

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構築の心臓。初手に出して展開を作ったり、裏から出してテンポをとったり本当に役割の多かった子。B特化ではDLポリ2にアドをとられてしまうと判断しDL調整を施した。これにより多くの構築に対し初手に選出がしやすくなった。捨て台詞で展開することで積みの起点を作ったり、ゴリラの鉢巻ウドハンの一貫を作るのが強い。嫉妬の炎は重いミミッキュ意識で採用。挑発も起点回避として使いやすかった。素早さは相手の60族に対しドサイドンで上をとれるか判別するため多少振ってよかったと思う。



☆ジバコイル 食べ残し 磁力 控えめ

10万ボルト ボディプレス 鉄壁 身代わり

H177(252) A× B155(158) C165 D110 S93(100)

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珍しい磁力ジバコイル。最初は頑丈やアナライズの眼鏡で使用していたが、選出できる構築の見極めが難しく感じたため役割を明確にした磁力の鉄壁ボディプレ型で使用した。ドサイドンより素早さ実数値を1速くしているので60族の素早さ判定にも使える。ナットレイを嵌めたり、受けのアマガやムドーをキャッチして倒してゴリラを通したり、ハッサムを見てもキッスを臆することなく選出することができたりと、キツかった部分を補ってくれたので磁力にして間違いなく正解だったと思う。



☆トゲキッス 拘りスカーフ 天の恵み 臆病

エアスラッシュ マジカルシャイン 原子の力 トリック

H161(4) A× B115 C172(252) D135 S145(252)

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ウーラオス絶対倒す。色々考えたがこれが最も汎用性が高いウーラオス対策だと思い前期に引き続き使用した。サイクル戦をするのが無理なリザードン意識で原子の力を引き続き採用。炎技を切っているので鋼に打点がないがドリュウズやジバコイル、ギルガルド以外の環境にいる鋼には上述のジバコイルで嵌めることができるのでこの技構成でよかったと思う。2000チャレはヒトムを一度怯ませてダイロックを打ったら試合が終わった。



☆ドサイドン 弱点保険 ハードロック 意地っ張り

地震 岩石砲 冷凍パンチ 剣の舞 

H191(4) A206(220) B151(4) C× D79(28) S92(252)

・調整意図   A +2ダイアイスで特化カバルドン確定1発
        D ダイマ時無補正+2トゲキッスのダイフェアリー確定耐え(167.0~196.8%)
        S 準速
       端数HB

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構築に最後に入ってきたがこの構築の第2のエースであり、1900帯に限ると最も活躍してくれたポケモン。準速にすることで多くの60族を抜くことができ、ポリ2やアシレーヌ、ジバコイル等に奇襲ができた。終盤は環境トップのエースバーン、トゲキッス、ポリゴン2、カバルドンの並びに強いポケモンはこのポケモンのこの型しかいないと自己暗示をし続け、強気に選出した。技構成について、岩技はロクブラと悩んだが無振りダイマキッスを落とせることを評価して岩石砲にした。冷凍パンチは考慮されず呑気にステロを巻くカバルドンをカモり続けることができた。このポケモンを使い始めてから順位が一気に上がった神。



☆ゴリランダー 拘り鉢巻 グラスフィールド 意地っ張り ※巨大個体

グラススライダー ウッドハンマー 10万馬力 蜻蛉返り

H177(12) A194(252) B111(4) C× D112(172) S114(68)

・調整意図   H 16n+1
        A 特化
        D D>B
        S 準速バンギラス抜き
        端数B

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前期使った際、使用感がいまいちなのはポリゴン2にCを上げられることが原因だと気づきDL調整を施した。これによりポリゴン2入りの構築にも臆することなく選出ができた。選出圧力が凄まじく、相手はゴリラの一貫を作らない選出を強要されるため選出が読みやすかった点も◎。技構成は前期に引き続き使用感の良かったグラスラとウドハン、蜻蛉返り、最後にジバコイルと一定数いるジュラルドン、ストリンダーが重いため10万馬力を採用した。



〇特にキツかったポケモン

・特殊珠4Wドラパルト
・襷電磁波ドラパルト
・クリアボディ龍舞ドラパルト
・ギャラドス
・草技持ちトゲキッス 
・HBイカサマポリ2
・後ろから出てくる悪ウーラオス
・ジバコイル



〇選出

・ガオガエン+ドラパルトorドサイドン+ゴリランダー  

 基本選出。多くの構築に立ち回り次第で対等以上に戦える。

・トゲキッス+ガオガエンorジバコイル+ドラパルトorドサイドン   

 ウーラオス、化石コンビが見えた時の基本選出。

 ウーラオスには怯めー、怯めー!と言いながらエアスラを打つ。

・ゴリランダー+ジバコイル+1   

 受け構築に対する回答。

 受け構築はゴリラの受けをアーマーガアやエアームドに一任しており、それをジバコでキャッチすることで簡単に勝てた。



〇最後に

前期初めてレート2000に到達し、今期の目標を2期連続のレート2000として取り組んできました。結果としては8月28日の午後10時頃にレートが2002に到達し、目標を達成したのと、燃え尽きたため保存しました。

今世代から対戦を始め、最初はレート1600帯で勝ち切ることができず、最終順位もS1では3万位、S3.4.5.7では1万位くらいと悔しい思いをしていましたが、2期連続でレート2000を達成することができました。その理由を考えたのですが、自分に合っている構築(サイクル構築)を見つけられたからと、対戦数をこなして環境に刺さっているポケモン(前期のラムヒトム、今期の珠龍舞逆鱗ドラパルトとS振り弱保ドサイドン)を見つけられたからだと思います。

来シリーズは使用できるポケモンに制限がかかり、環境が大きく変化します。僕の1番好きなポケモンのユキノオーが強く使える環境になるのでは?と考えているので滅茶苦茶楽しみです。来期はユキノオーとともにレート2000、そしてそこから勝敗に関係なく潜れるメンタルを身につけることの2つを目標に頑張ります。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


ご連絡はこちらまで   Twitter   @Nomarkpoke






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