見出し画像

200円で買える技の章最強カード「真邪連結 バウ・M・ロマイオン」で俺と遊ばないか?

◆はじめに

※本記事はカジュアル環境、いわゆる野試合を想定しています。とこしえどうするんだ!テスタどうするんだ!みたいなことはいわないでね。

のまろか(@Wasshoiexpress)です。noteでの更新はお久しぶりです。

ここ最近はよく遊んでいるdiscordサーバー「地雷部」にて運営されてる地雷部-Logにて地雷部Logerとして執筆活動していました。よければそっちも目を通してくれると嬉しいです。

今回は非地雷部からネタもらってるので久方ぶりにnoteでの更新にしました。なんだかんだこっちも書きやすくて好きだったりするので。


前置きはこんなもんにして、早速本題。

今回の主役は僕目線で今弾ぶっちぎりのカードパワーを誇るこのカード!

画像1

真邪連結 バウ・M・ロマイオン。

このカード、あんまり騒がれてないんですけどマジでバカアホクソ強いです。語彙力をかなぐり捨てたこういう表現をしちゃうぐらい強い。

あまり評価されているところを見ませんが、僕の目につく限りで確認したところだと

・ドキンダンテでいい

・出たターンに何もしない

・赤白という色が弱い

この辺りが挙げられていました。


まず1つ目の「ドキンダンテでいい」ですが、これは逆です。世の中のドキンダンテ使ってるデッキのほとんどがロマイオンでいいです。

というのも、ドキンダンテって事前準備がめちゃくちゃ要るんですよ。早期に踏み倒す要求値はめちゃくちゃ高いし、元々の盤面に干渉できる度合いが低いので処理してあげないとそのまま殴り負けるし、手札に呪文は抱えないと出力でないし。(これらを無理なくできれば本当に強いんですけど)

対してロマイオンは自身が閃やドルファにも勝るパワーのブロッカーでありながら、殴りきるまでにEXライフを一度踏む必要があるので、よっぽどの場合ターンが返って来ます。そのときに撃つ呪文も墓地から拾ってしまえばいい。あまりにも自己完結度が高すぎる。

また、8コストかつ光のブロッカーエンジェルコマンドということで、天門や各種蘇生呪文で踏み倒せるのが段違いに取り回しがいいです。その呪文を拾って更なる展開に繋げられるし、踏み倒し呪文+ロマイオンの2枚で完結したお手軽シナジー。ドキンダンテと比べてあまりにもデッキになりやすい。ドキンダンテを擦りまくった自分が言うので信じてもらっていいです。


2つ目の「出たターンに何もしない」については、別にロマイオン出したらターン返ってくるので何もしなくていいです。

イメージとしてはクソデカメメント守神宮とかサイバーダイスベガスみたいなもんと思ってもらえれば。あのカードって出したターン別になんもしないけどターン返ってくるじゃないですか。使用感はそれに近しく、なんなら返しのターンからはロマイオンが呪文唱えながらぶん殴れるので返しがクソ強いです。

対面がEXWINだったり封印、呪文封殺パンチとかしてくるならまあお手上げだけど、そんなこと日常的にわんさかしてくる環境ならこのカード使うなよで決着します。んなこといってたら環境デッキしか使えないしね。


最後に3つ目の「赤白という色が弱い」ですが、正しく表現するなら「5cで使うなら」という前提があるなら弱い、というべきでしょう。

確かに令和の最強初動「天災 デドダム」とはもっとも親和性が悪いカラーですし、今はあらゆるフォーマットで使用可能なデドダムを5cで使わない択は断じてないと思います。

であれば、5c以外で使えばいいじゃないですか。(枚数抑えて5cに採用する択は全然あると思いますが)

じゃあ5c以外でこんなデカブツどう扱えばいいんだよ!という意見、確かにわかります。僕も思っていました。

そこで僕も新しくロマイオンのデッキを組み上げ、発売日にウキウキで身内とデュエマしてたんですがなんとびっくり、

僕以外に2人もロマイオンのデッキを組み上げ、全員カラーリングからコンセプトまで全てが異なり、技の章の新規カードを新たなインフラとして加えた上で強いという不思議な事象が起こっていました。

これはロマイオンが赤白という少ないカラーを持ってくれたゆえに生まれた拡張性と言う他なく、紛れもない強カードの証左といえるのではないでしょうか。

今回はその二人からリストも貰ってきましたので、簡単にではありますが僕が作ったものと合わせて3パターンご紹介したいと思います。

◆①黒抜き4c天門

画像2

こちらは僕ことのまろか作「黒抜き4c天門」です。

基本的な動きは3ドロソ⇒4ブースト⇒6天門からロマイオン+αを着地させて盤面の主導権を握り、最終的にはロマイオンで殴りながら試練を撃って追加ターン、出来ればシャラップも絡めた無限ターンギミックを駆使して殴りきるデッキになります。

このデッキを成立させるインフラとして欠かせない新規カードこそが

画像3

【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】です。

みんなこれ何て呼んでるんですかね。僕はフレーバーからゆりゆりと呼んでいるので、普段のプレイでも「6ゆりゆりで!」とかいってます。なんだこのゲーム。

名前こそふざけてますがこのカード相当イカれた強さをしており、ウマキンよりも圧倒的に入るデッキは多くあると思います。このデッキのウマキンも「ゆりゆりもっと欲しい!」となったのが動機で入れた妥協採用枠みたいなところがあるので、このデッキでトップクラスに抜けそうなカードであったりもします。

単色ブースト札でありながらマナからカード指定で何でも拾える異常なフレキシブルさを持ち、5ターン目の天門はこのカード1枚絡むだけで容易に成立します。また、6マナ時に天門がなければ6ゆりゆりして8マナでロマイオン投げればいいだけになりますし、その際にブロッカー回収が見えてる相手としては天門のリスクが高すぎて簡単に殴れなくなります。

最終的な〆の場面でも8~10ゆりゆりして山を削りながら試練を回収し、ロマイオンATで試練の流れを容易に見れるため、単色マナとして試練を気楽にマナ置きすることかできます。ゆりゆり、すげぇよ。

また、ロマイオン関連だと触れておきたいカードが2枚。

画像4

画像5

「T・T・T」と「暴拳の伝説」です。

まずTTTですが、3で撃つドロソはもちろんのこと、ロマイオン効果で墓地から回収することでEXライフを割られたときに後続を止めるタップ呪文に早変わりします。このときに寝た相手をロマイオンやら楯騎士が殴りに行きながらアドバンテージを稼ぐので、タップ呪文は非常に相性がいいと言えます。

また、無理なくマナが延びるので、たまにロマイオンをSA化させることもできます。このデッキと完璧にマッチした1枚。

暴拳の伝説は、緑マナの捻出に難儀していたこのデッキの穴を埋めるマスターピースでした。というのもTTTを絶対に3ターン目に撃ちたい都合、緑単色の採用枚数は抑えなければなりません。でも多色嵩張るのもなぁ~と嘆いていたらアンタップイン多色土地がタップ効果持った呪文ときたもんだ。3000パンプも全く弱くなく、ロマイオンをよりムキムキにして殴りに行ったり、EXライフ剥がされたときに相手ターンに撃つスパーク呪文として使ったりで使い勝手最高の1枚です。

まだまだ語れることはありますが、あと2デッキ控えてるのでこんなところで。

最後に、何故かこのデッキ驚異の2ブロ対応です。なんなら欲しいカード全部ピックしたら2ブロになった、妥協0で組まれてます。ウマキンはマジで自由枠なのでそこだけ変えてしまえばかなり安上がりかと。是非お試しあれ。

◆②ラッカSF天門

画像6

こちらは友人のザーサイくん作「ラッカSF天門」。

デッキ名の通りミラダンテSFを主軸としたデッキとなります。

画像7

ミラダンテSFから天門を撃てる!というのは皆さん考えられたところかと思いますが、このデッキは従来の天門ほど受けに寄っておらず、4ターン目に3点を叩き込みながら天門展開を押し付けるデッキとなっています。

その速度を実現する立役者が「聖霊龍騎 サンブレード・NEX」

画像8

蒼龍革命収録時には「ドルガンでよくね?」となり早々にリストラされてしまったカードでしたが、ミラダンテSFの登場で完全に化けました。

ルーティング効果で天門や出す先へのアクセスを高め、盾追加は3点ずつ殴るこのデッキではデメリットにならない。ルーティングはあとでロマイオンで拾って強いSSSでも切ればいいというところで無駄がない。

また、僕のデッキと共通で採用されていますが、このデッキの「禁時王秘伝エンドオブランド」はべらぼうに強いです。

画像9

盤面への干渉・手札整理・呪文ロックと届く範囲があまりに広く、基本的にどの局面でも全てが腐ることがありません。このデッキでは特に天門に触れていないときのミラダンテの弾として優秀で、SFから撃つのもいいですがXIIから撃つと面と後続と呪文に干渉するハイパーカードになります。ま~じで強い。

他にもエメラルーダ+ロマイオンでロマイオン効果を即時起爆したり、エモーショナルハードコア二面で選択不可にしたりとニチャリポイント満載です。これもそんな値段もしないし拡張性も高いしでかなりオススメできます。

◆③デイガロスパラ

画像10

こちらはもう一人の友人、イチズさん作「デイガロスパラ」。

かなり王来編の連結カラーのデザイナーズデッキの色が濃いですが、ロマイオン及び技の章新規「スクリーム・チャージャー」によって格段にパワーが上がっています。

画像11

このカード、闇の6コス帯に動きの主軸を置くなら本当に強いカードです。トップ4枚から好きなカード持ってきつつマナ増えますからね。

このデッキで言うなら「灰塵と天門の儀式」「魔帝連結ガイゼキアール」「聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ」のどれにでもアクセスでき、落ちた呪文はロマイオンで、クリーチャーはヘブニアッシュで有効に活用出来るシナジーの美しさを持ちます。

また、特筆すべきカードは「ノヴァルティ・アメイズ」。

画像12

これから出てくるロマイオン、あまりにも破滅的に強い。

全タップした上で出てくる上に、ロマイオンでこれ拾われるんですよね。つまり次ターンにEXライフ割ると全タップされるからリーサルは彼方に遠のき、ロマイオンは手札にアメイズがあるのをいいことににタップされた盤面をド突きながら更なる呪文で展開してきます。どうやって勝てというんだ…

SSTだから夢物語だろうと思われるかもですが、トライガードチャージャーがこの辺りを簡単に実現してきます。というのもこのデッキのトライガードで仕込むのって

・ロスパラの当たり

・ヘブニアッシュサイン

・ノヴァルティアメイズ

の3択なせいで割るかどうかめっちゃムズいんですよね。いや対面しててめっちゃ楽しいんですけど。


このデッキもまたお安く仕上がってます。一番高くてヘブニアッシュじゃないかな。ジェンドルさんごっこも捗るのでトライガードで仕込んだノヴァルティアメイズをSSTしながら「おぉ、ありましたありました」って遊びましょう。

◆おわりに

今回は技の章の評判があんまよくなかったのが散見されたので、早めに一個記事投げちゃおうってことで筆を執りました。

今回のは前回のドキンダンテほど構築詰められてるわけじゃないですが、叩き台としてはそれなりの完成度もありますし、3つも構築お見せ出来たのでロマイオンひいては技の章の魅力も十分にお伝え出来たのではないでしょうか。

今のとこだと5000typeRの1/12ぐらいの値でロマイオンは手に入りますし、今回取り上げた各種インフラカードもかなりお安く手に入ると思います。どれも拡張性に富んだカードばかりですので、紹介した形に限らず遊んでみては如何でしょうか。

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?