#今年買って良かったカードTOP10

便乗ビンジョー2(観測範囲内において)。
仕事も納まったし、実家で暇だしカードゲームの話をしたいので。

◆10位:邪闘 シス

異様に強い6コス単色生物。
墓地からプレイ可能な最上級の除去+デッキ拘束こそあれど2アド↑を余裕で見込める物体、カードゲームによっては平気でBANされうるぐらいやってることがイカれている。

ただ、アビスの現状のプールと噛み合っているかと言われると今になってもいまいち首を縦に振り切れないのも事実。ジャガイストやらデスロードを絡めたテレスコ多面よりも盾殴る気になる出力先貰ったらまた考えたいね。今後の期待値も十分。

鬼寄せシス(手出し)で腕組みエンドが好き。

9位:ピース・盾・ルピア

光文明を過剰に呼び込まずに済む受けトリガー。
色んな人が直面したことあるとは思うが、光文明はありえないほど光文明を呼び込む関係上、光文明4枠ぐらいで受けを完結させるのが本当に難しい。ただのスパークをわざわざ積みたいかと言われるとかなり怪しいし。

しかしこのピース盾ルピア、多少なりドラゴン積んであれば全然手出しできるし、自分も回収対象なのでアド損回避は余裕。そもそも盾からトリガーしたら殴れるブロッカー(アーマード)が残って手札の質が上がるの、素埋まりだけでいいにしては本当に破格のバリュー。8枚買いました。

8位:聖沌忍者 シャーリーシー/シャーリー・チャージャー

2023年インフレの1つの形。
盾追加という行為の軽視は昨年の「正義全帝」で1つの到達点に達したと思っていたが、別方向から新たな到達点をお出しされた。3コス無条件1ドローチャージャーを追い越してこれが先に実装されたの、未だに事実として飲み込みきれていない部分がある。

2ブロ優勝した青白グライオンもこのカードの実装なしには全く存在し得ないほどのキーパーツであり、確定アンタップインの旨みも上面の手出しも全部活きた。来期もこのカード自体は使えるし隙見て考えたいですね。

7位:レーホウ・衛・デカッチ / 「暴竜爵様のお出ましだッチ!」

ついに実装された火単色の未来設計図。
自分に限らず数多のクソデッカーがこのカードを擦り、擦った結果を共有し、それを見たクソデッカーが新たに擦っていた。如何に現代カードが無駄にドラゴンくっついてるかがよくわかる。

僕が思うにこのカードの凄まじいところは「この見た目で回収先の質はほぼ問われない」ことにある。2マナ払った時点でそのターンに出来る動きは知れてるので、別に必要牌はトップに置けばいい。トップに単色おいて事故回避みたいなのもよくあるので、後に実装されたケローラスパイラルとも余裕で肩を並べられている。

実装当初ほどの無限擦りムーブメントは今後起きないとは思うが、既に我々の生活にはお出ましという選択肢が入り込んでいる。今後ともお世話になります。

6位:堕∞魔 ヴォゲンム

真面目もクソも一級品。
ひっそりGPに出るにあたり青黒魔導具を練習してたが、このカード本当に強い。でも個人的にはブラッドゥを自分に撃てるようにした奴が一番怒られるべきで、ヴォゲンム自体は良デザの範疇にある派です。

無駄についてるデーモンコマンドのお陰でクソデッキ適正もやたらと高く、平気でダムドとかブラックゾーンとか乗せるし、60枚デッキなら2ターン生存しても平気や!って叫びながらそのまま3点殴ったこともある。

いつも強化される度に他アーキに持っていかれる黒魔導具が可哀想なので、ボックドゥとか作るぐらいならドゥグラスよりは強いトリガーを黒魔導具に渡してあげてください。よろしくお願いします。それも青黒魔に吸われそうだけど

5位:ボルシャック・ガラワルド

今期やたらと増えた多面処理屋さんの走り。
その中でもガラワルドを選んだのはコスパの良さと勝ってるときの強さ、シナジー形成のやりやすさ。

まずはコスパ。12/29現在平均300円未満。アドレナリンあるのやら他の多面処理が強かったりがあるにしても異常に安くてカッコイイ。最高!

次に勝ってるときの強さ。このカード自分優勢なら普通に1コス2面処理2ドローSA2点になる。やってることは柄の悪いサザンルネッサンスである。サザンと違って負けてるときも強い。最高!

最後にシナジー形成のやりやすさ。額面上高コストの赤単アーマードドラゴンで多面処理とドローソースになるボルシャック名称、可食部の塊でありながらデッキにかける負担が限りなくゼロに近い。最高!

あなたもボルシャックガラワルド最高といいなさい。

4位:五番龍 レイクポーチャー ParZero

今期一番の「デッキ」にする職人。
少しでもマナ伸ばす気のある青入りのデッキ全てを優しく包み込んでくれる驚異の包容力の持ち主。テキスト全てでゲームに勝つこと以外のだいたいをやってくれる。

このカードの偉いところは「ゲームに勝つ」だけはやらないところで、その後の出力は思い思いのものを乗せて問題ないし邪魔をしない。レイクポーチャーを各種革命チェンジの種にしようがしまいが、チャンプブロッカーとして消費しようがしまいが、如何様にもデッキに合わせてくれる。

青単5コストというのがネックといえばネックで、レイクポーチャー側を踏み倒して出す手段が現状そこまで多くない。こういうカードが相互踏み倒しの輪っかに入り込むと本当に最強になるので、将来性も無限。8枚で足りるかも不安な1枚。

3位:卍月 ガ・リュザーク 卍/「すべて見えているぞ!」

ついに実装されたトリガー逆瀧。
チェンジザ/逆瀧はいつも俺たちを窮地から救い、数多のニチャを生んできた最高のカードだったが、それにトリガーがついてしまった。多色になったのもコストが上がったのもそれなりの代償ではあるが、あまりに大きな進歩といえる。

しっかりランプするタイプのデッキなら上面も十二分な活躍が見込める。3点じゃないのがとにかく惜しいが。

GP以来魔導具系全く触ってもないのに気がついたら8枚持っていた。クソデッカー各位、マジで安いうちに集めとくのおすすめです。これ撃ちながら殴ってるだけで勝つデッキ、めっちゃ楽しいので。

2位:謀遠 テレスコ=テレス

フィニッシャー+アドバンテージ源のスーパーハイスペックカード。
このカードの登場により、鬼寄せだったりアイオブザタイガーみたいな「書いてることは凄いけど何出すねん!」ってカードの評価に軒並み見直しが掛かったのが凄さを物語っている。

ただ、このカードを置くだけで勝つのかと言われたら全然そんなこともなく、取ったアドバンテージをテンポ良く盤面に還元していかないとあっという間に主導権を持っていかれるし、ぞろぞろ並べてロングゲームにしたところをVTにまるごと弾かれたりも日常茶飯事。こいつの5コスト、マジで重いんだよな。

そのあたりの可愛さも込みで2位。銀トレジャー、お待ちしています。

1位:終止の時計 ザ・ミュート

トリガーとは思えぬ可食部モンスター。
そもそもクソデッキにクロックを積んでる余裕なんてないが、クロックがエマタイ撃ってくれるならそりゃ積めるんだよな。

エマタイを撃てる3コストマジック・アウトレイジが大前提として余裕で強く、熱血武闘を捨てて砕き先になり、バーシになりながらファイアの出力先として手に戻り、最近はアオフェシーにもなるらしい。最強クラスのトリガー効果を持ったカードが手撃ちでやっていい範囲は確実に逸脱している。

トリガーケア手段に欠けており、過剰打点と除去耐性には優れる2ブロック環境だとその強力さはなお顕著で、トップクラスに踏みたくないトリガーとして赤青マジック隆盛前の実装当初から最強のカードだったが、ブロック落ちの影響もほぼなく今後とも幅を利かせるのは明らか。筆舌を尽くして褒めたのでおれの盾にだけ埋まってください。

◆おわりに

4弾はろくに擦れてないのでデュエキングまでで。シス以外の終極持ち、ニーオ、赤青決断、疑似トリガープラスあたりが好きです。
いや~~~今年、濃すぎ!高レアばっかで被るのも勿体ないので好みのノーマル多めで。通常弾が楽しい年は気分良くていいですね。来年も期待しています。それでは!

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