「勝てるテニス選手」から学べること

大坂なおみ選手を世界ランキング1位まで押し上げたサーシャコーチ。

これまで多くの選手を見てきたサーシャコーチが考える『伸びる選手』と『伸びない選手』の違いは、情報の捉え方、取り組み方によるとのこと。

セリーナ選手やフェデラー選手といった偉大な選手は、常に「自分はもっともっと学べる」と考えている。

彼らはどんな情報、誰の助言であっても、まずは心を開いて取り入れる姿勢を持つ。

実際に情報をどう使うかは自分自身の問題で、偉大な選手はそれらの整理や取捨選択を自分でできていると言えそう。


また、勝ち続ける選手になる為に必要なものにハングリー精神が上げられる。向上の為には、飽きることなく同じことを繰り返すことが必要となってくるが、反復や退屈さを克服するのは非常に難しい。しかし、偉大な選手はそれらをしっかりと乗り越えている。


サーシャコーチは、今の若い世代に対して少し忍耐が足りないと感じているという。

選手の評価は、ソーシャルメディアではあっという間に判断されるなど、情報化社会の現代は、物事が急速に進んでしまう。若い世代はそのスピードに慣れてしまっているが、前の世代は時間がかかることを認識できている為、プロセスを大切に考えられる。

現代のようなスピードが重視される時代では、ゴールが手に届く所にあるにも関わらず、「半分までしか達成できていないから」と諦めてしまうことも。先にある目標に向かって、頑張ることができないのか、という思いをコーチは抱かれている。


「このスポーツが好き」「このスポーツがやりたい」というだけでは、ナンバーワンにはなれない。選手自身の強い気持ちと、支えるチームがなければ勝つことができないもの。


参考記事


私が注目した部分だけを抜粋。

「勝てるテニス選手の条件」は、テニスだけでなく、どのスポーツにも言えることだと感じた。スポーツだけでなく、勉強でもビジネスでも通じるものはある。

常に向上心を持って学んで行き、まずは助言を受け入れること。聞く前からフィルターをかけていたら、宝となる情報を逃してしまうことだってある。

それだけでなく、忍耐力。ビジネスを始めてから、この壁にぶち当たっている。耐えて耐えて、ひたすら続けて。これに心が折れてどれだけの人がリタイアしていくのか。あと一歩のところで、どれだけの人が諦めていくのか…。

どの世界でも、成功する為に必要なことは同じだと思う。根本的なものは同じ。




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