市民プールの思い出
この前市民プールに行った。嫁さんは仕事なので、僕と息子と娘の三人でいった。ちなみに、うちの息子は6歳、娘は3歳だ。
実は、息子の保育園での泳ぎを見る機会が以前あり、泳ぎ方を教えられたらいいなと思ったのだ。
自転車に子供二人を乗せて、市民プールに向かう。
川沿いに行けばつくだろうと思っていたので、川に沿って自転車を一生懸命こぐ。
今は夏の盛りで、ジリジリと太陽が僕らを照らす。とても暑い。川沿いの道には、木がたくさん生えており、木陰は涼しい。日なたと木陰ではえらい違いだ。
一度も行ったことのない場所なので、道がよくわからない。途中で、広々とした畑に出てしまった。砂利道なので、うまく進めない。
グーグルマップの音声を頼りに自転車をこぐ。本当にこの道であっているんだろうか。工事現場じゃないか。
そうしていると、やっと市民プールの看板を見つけた。よかった。
中に入ると、大きな子供用のプールがいくつも見えた。意外にも、お客さんがたくさんいた。夏休みだからだろうか、小学生もいる。
僕らはまず、嫁さんがもたせてくれた焼きそば弁当を食堂で食べることにした。もうお昼どきだったし、お腹もすいていたのだ。夏に食べる焼きそばは美味しい。
焼きそばを食べ終えて、いよいよプールに入る。
そこには幼児用の浅いプール。子供用の浅いプール。流れるプール。大人用の50mプール、25mプールがあった。
僕らは子供用のプールに入ることにした。子供用プールには、小さな滑り台がついていた。子供たちが笛の合図とともに滑り台を滑っている。息子がやりたがっていたので、「やってきたら?」と勧めた。
ピッ。
しゅー。
どばーん。
息子の笑顔がこぼれる。とてもいい笑顔だ。僕の笑顔に少し似ている気がする。この笑顔を見れただけで、僕はとても幸せな気持ちになった。
「楽しい!楽しい!」
息子は何度も何度も滑り台を滑った。とても楽しいみたいだ。連れてきてよかった。僕も君もとてもハッピーだ。
その後、流れるプールを泳いだり、子供用プールで泳ぎ方を教えたりした。
帰り道は違うルートで帰った。今度は最短ルートだ。子供たちは自転車に乗りながら寝ていた。僕は浮き輪を抱えながら、ゆっくりと自転車をこいだ。
市民プールで、子供たちの笑顔が見れてよかった。そしていい思い出になった。また行きたいね。
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