英語と中国語は、やっておいて損しない。

昨日は、自分の母親と子供たちを連れてお台場にいった。着いたのが11時ごろだったので、お昼ご飯を食べることにした。

フードコートでご飯を食べていると、外国の方に英語で声をかけられた。

「この展覧会に行きたいのですが」

ふとみると、インド人のような、肌の色が黒々としたお父さんだった。お母さんと息子さんも一緒だった。家族旅行だろうか。

そして、それは偶然にも、僕たちがこれから行く展覧会だった。

「あちらですよ」

僕はグーグルマップをみせつつ、方向を示した。

「いや、僕たちはあっちから来たんだ」

お父さんが言った。どうやら道が分からなくて困っているらしい。

「分かりました。では、僕たちもその展覧会に行くので、着いてきてください」

僕は、その家族とともに展覧会に行くことにした。どうせ同じ展覧会にいくのだし、連れて行ってあげたほうが確実だ。

話を聞いてみると、彼らはスリランカ人であり、いまはオーストラリアのメルボルンに住んでいるらしい。日本には、旅行で来ているとのことだった。

僕らは、ほかにも多くのことを話した。展覧会に入場するのに並ぶ必要があったので、たくさん話す時間があったのだ。最終的には、お父さんは僕に名刺をくれて、Facebookで友達になった。

「もしオーストラリアに来たら電話をくださいね」

こんなに短い時間で交流ができて、友達になることができた。

それも全て、英語がある程度話せたからだと思う。もし僕が全く英語が話せなかったら、ここまで仲良くはなれないだろう。

中国語も同様だ。僕は、お寿司やさんに勤めているが、厨房には多くの中国人が働いている。

僕は大学で中国語を勉強した。英語に比べたらほとんど話せないのだが、それでも中国語で語りかけると、中国の方に喜んでもらえる。

英語、中国語は、話者が多い言語だ。フランス語、スペイン語なども多いと思う。話者が多い言語を習得していると、ふとした瞬間に役に立つことがある。母国語に加えて、もう一言語話せることは、決して無駄にならないと思う。

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