VueとNuxtのドキュメントの翻訳に携わって嬉しかった話

ゆるWeb勉強会@札幌 Advent Calendar 2019 の5日目の記事になります。

💁‍♂️自己紹介

こちらを御覧ください

🤔ドキュメントの翻訳とは?

Vue.jsやNuxtを使ったとのある人は1度は以下のドキュメントを見たことがあると思います。
https://jp.vuejs.org/index.html
https://ja.nuxtjs.org/
これらの日本語ドキュメントを作成するために英語の本家ドキュメントから日本語へ翻訳することを指します。
これはユーザーの有志で翻訳されています。どういうことかというと、「特定の翻訳する人」がいるわけではなく、どなたでも翻訳することが出来るということです。

🤔なぜ翻訳をしたのか?

ちょうど私が Vue.js の魅力に取り憑かれていた頃(2016年9月頃)に、Vue2.0 の翻訳プロジェクトが発足されました。

そこで私も何か関わりたいと思い、このプロジェクトに参加させていただいた、というのがきっかけとなります。

ちなみに私が担当したのは↓この部分になります。

🤗嬉しかったこと①

今や日本全国で Vue.js のLT会や勉強会などのイベントが催されています。
そういった中で Vue.js の「良いところ」として 日本語ドキュメントがある といった事をしばしば目にしたり耳にしたりしました。
本当に微力ではありますが、私が関わったものが役に立ったように感じ、とても嬉しく感じました。

🤗嬉しかったこと②

日本語の Vue.js のドキュメントには 「貢献者」という 今まで翻訳に携わった方々の一覧が掲載されているページがあります。

このページに私も掲載されています。これもなんだか嬉しかったです。
また、Nuxt では各ページの下部に貢献した方のアイコンが表示されています。↓ここにも掲載されています。

🤗嬉しかったこと③

レビューして頂ける方が優しいです。
Pull Request を送るのは なかなか緊張すると言うか、ドキドキします。でもレビューして頂ける方が優しく指摘していただいたりするので、やってよかった と思いました。
こういったことで 誰かとコミュニケーション出来るのも嬉しく感じました。

📖英語について

"翻訳" と聞くと、「英語が出来ないと…」と思ってしまいがちです。
が、恐らく英語力よりも日本語力のほうが試されるのではないか、と個人的には思います。
なぜなら、書いてる英語は辞書を引くかGoogle翻訳に任せちゃえば なんとなく意味はわかるようになります。それをどう日本語にして書き起こすか、というのが意外と難しいのです。
直訳してしまうと日本語としておかしくなり、意味が伝わりにくくなってしまったり、かと言って意訳し過ぎてしまうと原文と合わなくなってきてしまったり といったことになってしまいます。
なので 日本語としておかしくならずに 原文にも沿った日本語にするというのが これまた非常に難しいのです。

🐷まとめ・感想

ドキュメントの翻訳に携わり、そのドキュメントが誰かの役に立っていると思うと とても嬉しく思いました。
想像でしか無いのですが、恐らくこれがOSSの魅力であり、OSSを継続する原動力となっているんだろうな と感じました。
"OSS への貢献" と聞くと、どうしても 「ソースコードへのコントリビューション」と思ってしまいます。もちろん それも OSS への貢献に違いないのですが、ドキュメントの翻訳であったり、OSSを使うことや、そのOSSのイベントに参加したりといったことも OSS開発者や、そのOSSに関わる人みんなが嬉しく思うことに繋がるんじゃないのかなーと 感じました。
そういった意味では ドキュメントの翻訳も "OSS への貢献" になると思います。
なので、これからもお世話になっている OSS へは自分の出来るところから何かしらの形で関わっていきたいと思います。

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