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キャリコン試験対策【キャリコンサロン編集部】#58

週の真ん中のアウトプットであるnoteを、朔日参り後の清々しい気分で書いている奥山です。

昨年入会したキャリコンサロンの中のひとつの活動であるキャリコンサロン編集部は、厳しい競争率の中を勝ち抜いた集団です。

今週のテーマは“キャリコン試験対策”ということで、あまり必要のないものではありますが、ワタクシの経験談や所感を書いて参ります。

ちなみに今回、ちょっと辛口です♡


試験対策は意味がない!

これは実技試験のロープレに対して、ワタクシが思っていることです。

学科試験は言わずもがな知識量を問われますので、これはどんどん知識習得に励むしかありません。人それぞれの勉強方法がありますので、自身に合った勉強法を確立すると良いでしょう。

実技のロープレ対策においては、養成講座の仲間内での勉強会や先輩キャリコンとのロープレ練習をよく耳にしますが、それほど無意味なものはないです。ワタクシがそうでしたので!

そもそも、試験をパスしていない養成講座の仲間内でロープレをしたところで、何が良くて何が悪いのかが不明な状態の自己採点でできたできないを問うても、まったく意味がありません。

また、先輩キャリコンに・・・という点においても、その方は現場でバリバリ活躍されている方なのでしょうか?試験対策と称してロープレをしたところで、そのロープレの良し悪しを的確に指摘できるのでしょうか?試験をパスした要因を自分なりに分析できている方なのでしょうか?

答えがNOであれば、時間の無駄なので辞めた方が良いでしょう。

本気で学びたいなら独学でがんばるか、もしくは養成講座の講師or現場のプロにお金を払って教えを請うべきかと思います。しかも、ロープレ対策に注力することに意味がないという点に関しても、的確に教えてくれると思います。


ロープレはたったの15分

実際の現場は60分が多いわけですので、最初の15分に何ができるのか、何かができたところで深掘りがしっかりできるのか?

答えはNOですよね。

15分で見られる点としては、相談者がキャリアコンサルタントに心をある程度開いて話せる関係性ができているか?、また少ない時間でおおまかに主訴(来談目的ではなくて)を把握できているか、その辺りが見られているようです。

とは言っても、60分の内の15分で全てを把握することは無理であり、捉えた主訴は明確ではないため、仮に60分続いたとしても最後は主訴が思っていたものと異なるということも十分あり得ます。

一番気をつけることは、場の設定が「初めてきた相談者」ですので、関係構築に戸惑っているわけにはいかないかなと、思います。

そして、少ない時間で多くの情報を得なければなりませんので、最初の10分はほぼ聴きに徹しないと情報は得られませんし、よくある失敗例としてキャリアコンサルタント側が聞きたいコトをあらかじめ用意して聞く、なんてことも意味がないでしょう。

敢えてロープレ対策をひとつ挙げるとすれば、コールドリーディングをうまく活用するという点ですね!


試験に臨むにあたって最重要なコト

ここまで好き勝手書いておいてアレですが、合格のテクニックは、はっきりいって現場では通用しないと思った方が無難です。

なぜならば、試験の第一声が「今日はどんなことで相談にいらっしゃいましたか?」で始まるからです。

実際の現場ではこのフレーズを使ったことがありませんし、使いそうな場面もありません。

ワタクシの場合、面談の目的からお伝えしていますし、相談者側としても面談の目的を認知されていれば良いのですが、そうでない場合がほとんどですので、「なんで面談受けるの?」みたいな方がほとんどです。

そうでない場合は、例えばハロワの相談ブースであれば仕事探しが目的であるとお互いわかっていますので、来談目的を確認する必要もありません。
(あいさつ的に「今日はどうしました?」みたいなやりとりはあるでしょうが)

一番重要なのは、キャリアコンサルタントとしてのスタンスですね。

実技試験の口頭試問で「資格取得したらどうしたいか?」みたいな質問が未だにあるそうですが、これは何を言っても加点されると思います。

「なんで資格取るの?」といった想いをもう一度振り返ることが、健全だと思います。

はっきりいって、資格取得=お金には、ほとんど結び付きませんので♡


さいごに

ワタクシは国家資格化前にCDAを取得しましたので、キャリコンの試験自体は受けておりませんが、正直、国家資格化後の試験は優しすぎるなぁ・・・という印象です。これは厚労省のキャリコン10万人計画に基づく措置かと思いますので、あと5年も経てば難易度がグッと上がると予想しています。

また、ロープレ対策のご依頼をいただくこともありますが、フィードバックはまぁまぁ厳し目♡にお伝えすることが多いです。

とある任意の集まりでの勉強会に参加した際に、とあるAというグループでは「アナタの姿勢はこの会の趣旨に合いません」と言われたり、また別のBというグループでは「試験対策の観点は考えずに厳しくフィードバックしてください」と言われたり、、、グループによって考え方はバラバラです。

それでも試験対策は根を詰めず、適度に力を抜いていないと、「ウヴワァァァーーーーッッッ」となってしますでしょう。

こんな風に!

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眠ればロープレもバッチリ♡


ではまた!


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