柏の葉オープンの気になる馬の回顧

ハロンタイム 12.3-11.8-12.2-12.8-12.4-12.5-13.4-13.6 1.41.0 ミドルペース

ハナは、ラブミークン、番手にストロングハートが付き、少し遅れながらもベンテンコゾウが外の3番手、アクティブミノルと続く隊列。後ろのインにロードフォワード、ヒガシウィルウィン、バンズームが外へ続く。そのままの隊列でアクティブミノルが3コーナー前で途中からポジションを落とし、3コーナーからベンテンコゾウが動いて直線に入るまでに先頭に並びかけ、直線で突き放す形。遅れて、ヒガシウィルウィンが追い込んできて、ベンテンコゾウが止まり気味なところで差してくるも届かず。3着には、逃げたラブミークンが入った。馬場バイアスは、基本的には前有利。

1着 ⑪ベンテンコゾウ
スタートから押し気味の追走で外の3番手の位置へ。そのままの形で勝負所でやや鈍さを見せたが上がっていき、直線で逃げたラブミークンに競りかけ、突き放す形もラストやや甘くなったところをヒガシウィルウィンに詰められたが、押し切って勝利。ポジションの利の分、勝ちをもぎ取った格好。もし、ヒガシウィルウィンに直線に入るまでに併せる形だったら、差されていた。ただ、他馬に対しては、外の3番手で延々外を回されながらも勝利まで持っていけるのだから、地力は相当なものでこのメンバーの中ではヒガシウィルウィンと互角とも言っていいのではないか。今後は、岩手に戻るのではないかと個人的には、推測しているが、正直、敵はいない。南関のマイル重賞や南部杯で一度見てみたいが、オーナーさんの使い方を考えると出てくることは、難しそうかなと。

2着 ⑦ヒガシウィルウィン
前の先行勢を見る形での位置取りから、勝負所でベンテンコゾウと一緒に上がっていくも同様に反応が鈍く、直線に入っても差を詰められないでいたものの、前のベンテンコゾウがやや鈍って来たところを詰めていく形もクビ差で押し切られた。これが後50m長かったら、差せていたのはいうまでもないだろうと思う。休み明けの内容としては、悪くない内容だった。叩いてもう少し反応が良くなれば、ベンテンコゾウに対しても勝てる形を作れるのではと思う。この先は、かしわ記念→大井記念か、ブリリアントカップ→大井記念かの2択になりそうと見ているが、南関勢同士なら能力上位は明らかであるので勝利の有力候補になると思う。ただ、JRA相手だと、馬券内に対しては、展開が流れてくれる形でポテンシャル勝負となり、加えて有力馬の凡走、鞍上の騎乗でワンチャンスあるかどうかと言ったところ。

3着 ②ラブミークン
すんなりハナを切っての逃げ、ベンテンコゾウがずぶ気味での追走だったため、前目で競馬していたこの馬にとっては楽な展開も、地力に勝るベンテンコゾウ、ヒガシウィルウィンに突き放された。ただ、他馬に対しては先着しており、前有利である馬場の恩恵を受けたという印象。南関に来てから逃げ、先行する競馬で結果を残しているが、個人的には1200mぐらいの距離が合っているのではないかと思っている。現に大井1200mでも結果を残しているし、もう一度その条件でのレースがみたい。

4着 ⑩ヒラボクプリンス
位置取りは中団のインから、3コーナーから外を回して追い上げるも直線で内にささってしまい、外に出すロス。それでも伸びるが粘るラブミークンをかわせず4着まで。仮に、ロスがなくてもラブミークンを交わせていたかは微妙なところ。自身の実力は出し切っているか。

6着 ⑤コンドルダンス
おかれ気味の追走から直線で追い込むも前には届かず。現状は相手が強く、展開が向いても、位置取りの関係で馬券内へは届いていない状況。自身の競馬はできていると思うので、相手関係の弱化なら出番があっても。

13着 ⑫バンズーム
スタートから前々でポジションを取って、中団前目で競馬をするも、外々を追走していた為、少しずつ失速していく形に。しまいにかける形のほうに適性があるように見えるので、次回そのような競馬ができれば、巻き返しがあっても。

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