プレティオラス世代の馬達

2012年 プレティオラスが東京ダービーを勝利

しかし、一緒に走ったライバル達はとても個性的な馬達ではありました。
今回は、その馬達の紹介を(勝手に)したいと思います。

☆プーラヴィーダ
(27戦5勝 勝島王冠 東京ダービー2着 兵庫CS3着)

JRAからの移籍初戦であった東京ダービーではプレティオラスの2着だったが、実は同馬主であり、東京ダービーのワンツーを達成したもう1頭の馬である。その後は、順調に勝利を重ねて3歳時で勝島王冠を勝利して、将来に期待されたが、休み明け以降は調子を崩す形に・・・。

☆エミーズパラダイス
(30戦5勝 ロジータ記念 東京ダービー3着 フローラルカップ)

牝馬ながらも牡馬相手に善戦し続けた馬、東京ダービーでは1番人気ではあった。牝馬相手では、ロジータ記念を勝利し、JRA交流のエンプレス杯でも2着好走、先行力を武器に活躍した。

☆ダイヤモンドダンス
(79戦8勝 東京ダービー4着 羽田盃5着 黒潮盃4着 ハイセイコー記念3着)

後方からの末脚を武器に当時の南関クラシックでは「最強の未勝利馬」として的場文男騎手を背に走っていた馬、その後は23戦目で待望の初勝利を達成、JRAに移籍して芝でもそこそこ走り、晩年は笠松で走っていた息の長い馬でも合った。

☆アートサハラ
(27戦4勝 羽田盃 JDD3着 東京ダービー5着)

フロック視された羽田盃での勝利、東京ダービーでは人気に差されたが5着まで、しかし、この実績の中で相手が強力となったJDDの3着は今野騎手の好判断、好騎乗が光ったレースでもあった。

☆スカイインテンス
(46戦7勝 東京湾カップ 東京ダービー6着)

デビューから善戦を続けていたが、伏兵扱いだった東京湾カップを勝利して、東京ダービーでも好走。その後は、船橋のA級で走り続けた。

☆ジャルディーノ
(43戦12勝 金盃 羽田盃3着 東京ダービー7着)

羽田盃でプレティオラスとの3着同着を分け合った馬、古馬になって善戦はするものの勝ち切れない競馬が続いていたが、6歳の夏から連勝を重ねて7歳時に金盃まで制覇した苦労馬でもある。

☆パンタレイ
(25戦3勝 京浜盃)

プレティオラスと同馬主の馬で先行力を武器に京浜盃を好タイムで勝利した。しかし、羽田盃でハイぺースに巻き込まれ惨敗後、骨折をして復帰するもなかなか成績をあげることはできなかった。

☆ロンドンアイ
(28戦10勝 川崎マイラーズ3着)

デビューから好タイムで3連勝を記録し、羽田盃に挑戦するもパンタレイと共倒れする形に。重賞を勝てる能力はあったものの、川崎マイラーズの3着が最高となかなか波に乗れなかった。

アスカリーブル
(35戦11勝 関東オークス含め重賞7勝)

3歳時には京浜盃4着と牡馬相手にも好走し、東京プリンセス賞、関東オークス、黒潮盃、戸塚記念の重賞4連勝と素晴らしい成績をおさめた。エミーズパラダイスと共に南関牝馬の一線級で走っていた存在である。唯一の子供であるアクアリーブルが桜花賞、東京プリンセスを制覇し、母と子をあわせて南関牝馬クラシック3冠を達成した。尚、プレティオラスとは意外と未対戦であった。

☆ユーロビート
(49戦9勝 マーキュリーC 東京記念2勝 金盃)

JRA1600万以下(当時)から移籍して南関の古馬の長距離重賞の常連となっていた馬でプレティオラスとも何度か対戦している。吉原騎手を背にマーキュリーCを一捲りで圧勝したレースは記憶に新しいところ。

☆グランディオーソ
(40戦13勝 浦和記念2着)

後方からの末脚を武器として、交流重賞の浦和記念でも2着に入るほどの実力馬であったが、重賞へはあと一歩届かなかった。

☆ムサシキングオー
(76戦14勝 勝島王冠)

プレティオラスと同世代ではあるが、クラシックには出走せず、地道にクラスを上げて対戦し、勝島王冠でそのプレティオラスを負かして勝利を挙げている。好位からの押し切りが多く、11歳まで南関の古豪として君臨し続けた。











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