3/18 京浜盃(2020)の回顧

ハロンタイム 6.8-11.7-13.5-13.2-12.4-12.4-12.9-12.6-13.2

ファルコンウイングが強引に先手を奪ってコーナーで緩むも向正面中団からほぼ緩むことなく直線までのロングスパート勝負。馬場の偏りはあまりないので、内を立ち回る馬が有利。

1着 ブラヴール
道中はイン寄りの後方から少しずつポジションを押し上げる。コーナーでインから大外に持ち出し、前が止まったところを差し切った。ハロンタイムにも見えるように、後方から長い脚を使えるロングスパートが持ち味の馬で本橋騎手が上手くエスコートした結果でもある。前走から言えば、追走面や距離感が不安にもなったが、その点を払拭して強さも見せた。ある程度のキレる脚も持ち合わせているので、クラシックでも有望である。

2着 コバルトウイング
位置取りは、やや中団寄りでコーナー前では前の4頭携行状態を後ろで迎え、直線で外に出して伸びる形。ブラヴールに競り負けた形も、この馬はJRAのレースを見てみてもブラヴールと同様ロングスパート向きの走りをしているので今回の展開が向いたように思える。一瞬のキレる脚はないので、イレギュラーなペースでは捲る必要性があり、未知数ではあるが、ワンペースのバテないロングスパート戦なら実力の一片を出せるのではないか。後、丸山騎手よりは矢野騎手の方が上手く乗れているような印象。

3着 ティーズダンク
道中は、中団外寄りから直線で外に出すも伸びあぐねた形。上位とは外々を追走していた形の差にも見えるが、ロングスパート向きではなくバテ差しの方が向いていると見ているので、今回はそこまで展開が向いていなかった。距離延長は悪くなく、もう少し展開が向く形なら。ただ、個人的にはこの手の馬に文男さんが乗ってくれるのなら・・・。

4着 ファンシーアップ
道中は、前々の4番手から3コーナーでは外4から先頭に競りかける形、そのままで直線に入って伸びあぐねたが、前がバテたところを差す形で入線。確かに強い競馬をしていたし、伸びるよりはバテ差しのような感じもスタミナもあるし、距離延長での楽しみもある。ただ、イマイチ決め手のようなものがない。鞍上の工夫が必要にもなるが・・・。

5着 ヴァケーション
道中は、好位インを追走も直線では前が壁となり、強引をインを突いて前が止まったところを伸びてきた。ロングスパート向きというよりは、上がりのかかる展開の方が向いているので、今回は展開が向かなかった。最後は、差しているように強さを見せているのだが。こう見ていると外枠のほうがいいのかも。自身でレースを作りにいく形を作れるのなら今後は面白いのかもしれない。今乗っていた鞍上はその形を作れますからね・・・。

6着 ストーミーデイ
抜群のスタートを切ったが、出たなりでファルコンウイングにゆずる形で外の2番手を追走、途中、外から競りかけられて直線で4頭携行の2番手で一旦先頭に立ったが、ラストで沈む結果に。ロングスパートの展開が向かなかったことに加えて、使える脚が一瞬しかないので、止まってしまった。こうみれば、スタートの良さを考えると後方との距離感を作って、一瞬の脚を生かしてごまかすようなレースなら。うーん、距離短縮が望ましいか。

7着 ミリミリ
後方から大外まで持ち出し長く良い脚を使って入線。デビュー当初からはかなり成長を感じる。ただ、藤本騎手がこの馬を乗りこなせていない印象。

8着 ブリッグオドーン
スタートで躓いて出遅れ、コーナーで巻き返して外追走で失速。競馬のやり方がまずかったので参加していない。それでこの着順ならまだ希望はありそう。

9着 ファルコンピーク
道中は外3番手から直線までは見せ場を作った。逃げる競馬だけではなく、幅がありそう。自己条件なら巻き返せる。

10着 チョウライリン
見た目は、成長を感じない内容だが・・・。今後は、小久保マジックに期待(笑)

11着 ドイテー
内枠で砂を被って参考外のレース。外枠替わり待ち。

12着 ファルコンウイング
強引にハナを切ったが、直線ではもう余力なく。もう1度緩む形を作れるのならまた違った走りができたはず。出てくれば、クラウンカップが面白そうか。

13着 ピアノマン
単純に、相手が強かったし、大井外回りコースも不向きだった。船橋、浦和替わりで一考。

14着 リバースメルローズ
後方に下げて脚を使うだけのレース。自己条件に変わった時に、変わり身があれば。

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