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盛岡の馬場傾向2024 夏

※個人的な印象によるもので実際の傾向とは関連性がありません。

※印の説明
◎・○の上位版
○・普通の流れであれば有利ポジション
▲・不利ではないが有利でもない(展開により半々)
△・やや不利気味
✕・不利(まず来ない)

※ポジションの説明
逃げ・先頭を走る
外2・逃げ馬の外をマークしている
イン好位・主に逃げ馬の後ろにいる
差し・だいたい5番手以降の馬
追込・最後方を追走する馬 

6/30(良→9Rから稍重※雨)
逃げ○ 外2▲ イン好位▲ 差し✕ 追込✕
外が良くないので、内が良く、逃げが有利。内の立ち回り組が優勢と見ていい。

※エリカフォンテーヌは、休み明けで大幅プラス体重も逃げ切り。

※再転入後、凡走していたカワリイワヒネが内を立ち回って大穴を開ける。

7/1(不良→3Rから重)
逃げ△ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
5Rから内を空けていて、内が重い様子だが、内がそこまで悪い印象はなく内を突いた馬も来ている。おそらくコーナーが重い為、外差しまでにはなっておらず、外の2番手の馬が絶好か。

※大穴を開けたホワイトパスは外の前目で馬場傾向に倣っているので、前目のポジションに付けられたことが激走の要因と言える。後ろだったら、届かず終わっていたと推測される。

7/2(稍重→7Rから良)
逃げ◎ 外2△ イン好位▲ 差し△ 追込✕
逃げ有利。乾いて外の状況が悪化し、イン立ち回り組が優勢になる。外2番手の決まり手は、逃げが弱い影響とコーナーが重い部分の要素を昨日から受け継いでいるとみたい。

※ハヤテスプリントは、好スタートのオスカーブレインが後続を寄せ付けず逃げ切り。外々を回されたマッシャーブルムは、馬場不利と見ていい。馬場有利だったのは、ポアゾンボス。

7/7(不良※田んぼ)
逃げ◎ 外2△ イン好位▲ 差し△ 追込✕
逃げ有利。ほぼイン立ち回り組が優勢、逃げ馬が甘くなる形であれば、内を回す馬が差してくる。

※せきれい賞は、ダート2000m変更で内を回ったライアンが逃げたアトミックフォースを差し切り。マンダリンヒーローは、やや外々を回された影響も大きく2着まで。好位インのスズカゴウケツがこのメンバーと差のない走りを見せていることからも馬場の影響は強かったと推測される。

7/8(重)
逃げ○ 外2△ イン好位▲ 差し△ 追込✕
逃げ有利は、変わらず。外を回す馬は厳しい。

※転入初戦のウラヤは、内にいた影響と前がやや4頭傾向になった部分からも圧勝という形に。

※ミニアチュールが逃げ切ったのは馬場の影響が強い。

7/9(不良※8と9Rがコンディション不良で中止)
逃げ〇 外2▲ イン好位▲ 差し△ 追込✕
(後半に限って言えばそこまでインが良くない気がする)
逃げというよりは前が止まらないといった印象。やや外を回した差しも来ているので、若干ではあるがインが良くない状況にもなっていたのではないか。

※岩鷲賞は、ゴールデンヒーラーが手応え良く押し切り。内を突いたゲンパチプライドだったが、伸びず。内を1頭分空けて逃げていたスターオブケリーが盛り返して3着に入線。

7/14(良)
逃げ〇 外2▲ イン好位▲ 差し△ 追込✕
内を立ち回る馬が優勢。ということは逃げが有利。

※やまびこ賞は、外3ではあるがサクラトップキッドが上がり最速で圧勝と言っていい。内立ち回りのバウンスライト、セイバイラックが2・3着に好走。ラティサワーは外2で手応え悪く4着まで。コモリリーガルは、やや脚が上がった印象で5着。

7/15(良)
逃げ◎ 外2▲ イン好位▲ 差し△ 追込✕
逃げが絶対有利という状況に変化。ただ、前がかりになるとポツン差しというのが浮上する。

※今日の逃げ馬好走馬、ガーデンアイル、ビスケット、リリージャスパー、ドナマギー、タイセイファルクス、ピースワンパルフェ、コウギョウサウス、ラブロック。

※マーキュリーカップは、ヒロシクンの逃げで外2から早め先頭のクラウンプライドが後続のロードアヴニール、ほぼ後方から突っ込んできたビヨンドファザーをわずかの差で振り切り勝利。

7/16(良)
逃げ△ 外2〇 イン好位△ 差し▲ 追込△
逃げが止まるようになり、外前という印象に。前日の印象からポツン追い込みが届くケースもあり、前日とは印象が変わった。

※ラポジートは、逃げの手で圧勝という形。馬場を考えると強いが、タイム的にはそこまでと言ったところ。

7/21(良)
逃げ◎ 外2▲ イン好位△ 差し△ 追込✕
逃げ優位。次点が外前だが前が止まらないので現状は前目で立ち回れる馬が優勢。

7/22(良)
逃げ◎ 外2▲ イン好位△ 差し△ 追込✕
前日と以下同文。

※逃げのマツリダワールドで、イン追走のファルコンビーク、そして外2追走のゲンパチプライドが垂れるという馬場状況。

7/23(良)
逃げ◎ 外2▲ イン好位△ 差し△ 追込✕
前日と以下同文。大まかな変化はないと見る。ただ、逃げが有利と分かっている以上、ペースが上がったりすることも多く差し馬が台頭することはある。

※南関から転入してきたアンジェリカルが圧勝もハナを叩くまでに苦労していた。次走以降、逃げられなかったり、番手になる可能性が高い場合には要注意か。

7/29(重)
逃げ○ 外2▲ イン好位△ 差し△ 追込✕
逃げが一番有利、内の立ち回り組の方が良い。ペースうんぬんで外差しはわずかに届くが、ロングスパート向きの差し馬に限る。

7/30(稍重)
逃げ△ 外2〇 イン好位△ 差し〇 追込✕
インが空ける形が多く、インが重いのかと思うとそこまでと言ったところではあるが、騎手の意識が外に向いている。このパターンだと好位外から競馬できる馬が向くが、外すぎて内ががらあきになり、インスルスルと差しが決まるケースも多く、ある意味カオスになる。後、ロングスパート向きの差し馬が強くなる傾向がある。

※ダート変更となったオパールカップは、最後方から3コーナーからの捲り差しを決めたベルベストランナーが内を突いたマイベネラブルをわずか振り切っての勝利。終始、内目で絡まれたルーラーオブダートは、踏ん張っての3着と地力を見せた形。

※今日、逃げた馬は、次走以降で巻き返せる可能性があるので注意したい。

7/31(稍重)
逃げ▲ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
内が悪いというよりは、縦の距離感にやや差があるのではないか。全体としてはフラット気味という印象が強い。

※若鮎賞は、サウザンドマイルが圧勝といった印象。新馬組のステイクラッシーは、逃げたが3着まで。小回りの水沢の方が良いのかもしれない。

8/4(良)
逃げ▲ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
逃げがやや残らない印象で加速性能の高い馬が優位と見る。外からの捲り差しが届くのは内有利にはなってないという状況を示唆しているのではないか。

※9R以降、ゲリラ豪雨により中止に。

8/5(重→7Rから稍重)
逃げ△ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
逃げの残り目はあるが、外の馬の差しが届かない場合に限るので、以前のような逃げ有利という状況ではない。後は、4角で前目の位置取りできる馬が来ているケースが多いので外の先行というのが有利になっていると思う。

8/6(重→5Rから9Rまで稍重→10Rから良)
逃げ△ 外2〇 イン好位△ 差し▲ 追込✕
内は上がり性能が強い馬だけが残っており、それ以外は外前の先行馬、差し馬が台頭している。

※けやき賞は、ゼットセントラルが差し切り。前目の馬がややペースが早く、ラストバタバタとしているところを差し切ったという印象まで。

※フェアリーカップは、ミニアチュールがスロー逃げで圧勝。次点には外追走で上がり脚が残っていたビックタマテルーフ、前馬がつぶれた影響でコリコが3着に差し込んだ。

8/11(良)
逃げ▲ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
逃げ馬が捕まる展開が多く、イン有利というわけではない。かといって、外差しと言えるほどの馬場ではない。となると縦の関係性で前有利と言える。加速面の影響で外前が基本的には有利になるとみる。

※ひまわり賞は、コモリリーガルが逃げ切り。やや後続に脚を使わせた格好となったため、外追走のリケアマロンの捲りが不発。外2番手のコンバットスプーンが2着に粘り込んだ。

8/13(不良※6Rから水浮く)
逃げ▲ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
昨日の降雨の影響で日曜の開催のベースを高速寄りに変化させたのが、今回の馬場になっていると思われる。後は、前が止まりにくくなっている。

※はまなす賞は、マルーントリックが逃げ切り、他馬が頼りなかった面と揉まれない形、人気のラブショックが差しだった面も大きかった。

8/14(重)
逃げ△ 外2〇 イン好位△ 差し▲ 追込✕
内が重く、外寄りだが、外差しほどではない。内を空けるケースも目立つが、外を回しすぎての内差しのあり得るので、展開と騎手の位置取りが重要となってくる。

※クラスターカップは、ドンフランキーが馬場の中央を通った逃げで逃げ切り。クロジシジョーが2着に入り、外の2番手を取ったケイアイドリーが馬場の恩恵を受けて3着に粘り込んだ。

8/18(良)
逃げ〇 外2▲ イン好位△ 差し△ 追込✕
逃げが全般的に有利。だが、内が有利というわけではない。前一列という状況が良好ではないかと思われる。

※OROターフスプリントは、マッドシェリーとグットフォーチュンのいったいったという形。着差自体はわずかだが、馬場を生かした形だと推測される。

8/19・20(良)
逃げ△ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
外前でスムーズに競馬をできる馬が優勢。逃げも馬場の影響で残るが、そこまでと言った印象。

※かきつばた賞は、グランコージーとマツリダワールドの逃げ争いと外好位で見ていたスズカゴウケツが勝利。馬場を生かした形とも言えるのではないか。差しに回ったライアンは、届かず。道中で捲った形のゴールドギアが距離感を埋めた為、上位に好走した。


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