ダイオライト記念の回顧

ハロンタイム　 13.3-12.3-13.4-14.3-13.7-13.7-13.1-13.1-12.3-12.3-12.8-13.0　超スローペース

アサヤケ、ハセノパイロが好スタートも内からチュウワウィザード、トーセンマタコイヤが出していくが、出負け気味のオールブラッシュが、一気にハナを切ってその後は一気にペースダウン。JRA勢とトーセンマタコイヤが一団のまま２周目向正面あたりからペースアップし、その対応ができないトーセンマタコイヤとハセノパイロは脱落気味に。オールブラッシュが先頭で粘る中、絶好の位置にいたチュウワウィザードが直線で突き放し勝利、アポロケンタッキーがオールブラッシュを差して２着に入線。

１着　①チュウワウィザード
スタートから出していってハナを取る形になりそうだったが、オールブラッシュが主張してきたため、外に切り替え番手。ポジションの利もあり、スローペースにも対応、勝負所で前を射程圏に置き、まさに完勝。先のレースに向けて賞金を稼ぐことをできたのは良かったし、帝王賞に向けて、台風の目になれれば。

２着　⑨アポロケンタッキー
スタートは、中団から出たなりで前のJRA勢を見る形、外からじょじょに進出していき、直線では前の２頭に競っていく形になるも、そこから間をあけられ、やや失速気味のオールブラッシュを交わしたところでゴール。スローの展開やミツバ、サウンドトゥルーの凡走に助けれた側面はあったが、調教の良さも合い好走。ただ、東京大賞典を勝った時のような以前ほどの勢いはないというのは、個人的にはちょっと残念かなと。

５着　④サウンドトゥルー
スタートから出たなりで内のポジションも１周目向正面では、外に出してポジションを上げていった。勝負所では、追いかけていくも４コーナーでは前を差が開き、そのまま入線する形。スローの展開が合わなかったと言えばそこまでだが、もう少し、しまいに徹したほうがよかったのかもしれない。ただ、スローの展開ならもう少し前目に付ける形になるのはしょうがないのかなという見方にもできる。

この馬は、流れた展開の中でのバテ差しが持ち味なので、スローの展開では適性とは逆になってしまう。それに加え、年齢の部分もあり、キレは若い馬とは差がついており、一線級相手では厳しい。ただ、南関勢相手なら今日の結果を見ても対応可能である。

６着　⑩カンムル
スタートで出遅れ、そのまま後ろの内のポジションから直線で詰める形。手応えは良い形で上がってきたものの、最後の映像では確認できず。スタートの悪さが改善されれば、また違った競馬もできるとは思うのですが…。