スタッフ紹介 VOL.13 ~高木公知さんインタビューPart3~

6回に分けてお届けしておりますアソシエイトプロデューサーの高木公知さんインタビュー。
今日は3回目のお届けになります(^^)/
たくさんの方の協力があってエキストラさんがいるシーンというのは成り立つものなんですね!!!
それではどうぞ♪
(前回の模様はこちらから。)

※ 波止場の高木さん。


●体育館のシーンは人を集めるのが大変だったって伺ったのですが、何が大変でしたか?島の人っぽい人を集めたかったとか?

いや……。
あの日は祝日だったのでそんなに人が集まらないってことはなかったですけど。
あとはその、人の配分っていうんですか、若い子ばっかりでももちろんいけないし。
だからエキストラとしての問い合わせがあった時は年齢を教えてもらっていたんですね。
女性の方とか特に、失礼ですけどって言いながら(^o^;)


●程好くいろんな年齢の人を呼ばないといけないから。

そうです (涙)。
若い人達ばっかでも行けないし。子連ればっかりでもちょっと変だし。
おじいちゃんおばあちゃんが程好くいないと。
それで鈴木サカエさん(能古島の方)とかに出てもらったんですけど。


●これを祝日に持ってきたっていうのが制作さんの配分なんですよね?

どうなんでしょうね?そこはちょっとわっかんないです。入れたのかたまたまなのか。
でもこれ平日だったら死んでましたね(笑)


●集まってないですよね。

そう。あと平日エキストラさんが要る撮影をやった時にスゴく大変で。
ほんとに集まんなかったです。
もうほんとヤバイと思って。だって平日の朝6時から11時まで空いてる大人……。


●(笑)

それで雑魚(ざっこ)さんに泣きついたんですよ。(´д`lll)。
どうしましょう、みたいな感じで行ったら「ママ友ネットワークでなんとかしましょう」って。
雑魚(ざっこ)さんは能古島の渡船場の入口付近にある飲食店です。)


●スゴい(・∀・)/!

雑魚(ざっこ)さんだけで十何人集まったんです!!!


●ええー!

主に奥さんとやりとりしてたんですけど、もう十何人集めてくれて。
おじいちゃん、おばあちゃんを含め。
あと、ちらほら、早朝から参加できるっていうエキストラの方がいたのでその方
達と合わせて、なんとか揃ったっていう。
もうほんっとにねえ、(雑魚(ざっこ))の松原さんに感謝しかないです!!!


●始発が間に合うかという問題もあるので、6時半にこれる人を集めるのも大変ですよね。

しかも、それだけ早朝から集まっても、参加したら会社に間に合わないっていう。
そう。だからもう、雑魚(ざっこ)さんとかも承知で出てくださったんですけど。
本当はお店をやらないといけない時間帯なのに、わざわざ「今日映画撮影のため終わり次第(お店は)開けます」みたいな感じで。


●雑魚(ざっこ)さんに出演してもらうことになったのはいつ決まったんですか?

前日、前々日とかだったかな。とりあえず、とにかく人が集まってなくって。
雑魚(ざっこ)さんが頼んだ人からの返事待ちとか、いろいろあったみたいで
雑魚(ざっこ)さんの連絡もなかなかなくて。
ほんとヒヤヒヤしました。ほんっとに生きた心地がしなかったです。
そしたら十何人集まって。本当に助かりました。

同じ日に、福岡タワー前のシーンもあったんですよ。
その日はフェリーのところをやって、福岡タワーでやって、最後中洲でやるっていう。
フェリーで20~30人、タワー前で同じく20~30人、夜、中洲の出会い橋で、サラリーマンも必要で。
なんとかその雑魚(ざっこ)の松村さんの力を借りて朝フェリーのシーンを終わらせたんですよ。
次はそれはそれで結構大変で。福岡タワー前っていうのは。
平日の昼間3時から6時空いてる大人を集めるというのが。


●なかなかいないですよねー……(^_^;)。

それでもまあ、ちらほら2、3人くらいいたんですけど。
どうしよう、一番集まってないなってなって。最終手段で友達全員に電話しました。
エキストラさん20~30人来たんですけど、半分くらい僕の友達です。
祖父呼びましたからね、自分で。
「じいちゃん、俺今映画撮りよるっちゃけどエキストラで出らん?」って言って。
「ああ、じゃあ、いいよ」って一人スゴいおじいちゃんが混じってるんで(^◇^;) 80歳くらいの。
割とみんな若い人、いっても50歳くらいなのに、80オーバーのおじいちゃんが混じって。


●(笑)

あとはフリーで、自分で仕事やっているデザイナーの友達とかは割と融通きくから来てくれたし。
大学で一緒にサークルやってた友達とか、たまたま休みだったので出てくれて。
ありとあらゆるつてを。電話しまくって。だからなんか変な感じでしたよね。
終わって冷静に考えたら。
なんでこんな知り合いがいっぱいいるんだ、撮影現場に、みたいな。


●エキストラの募集の告知が、「エキストラさんが参加する撮影日はまだ決まってません。追って知らせます」っていうような書き方だったじゃないですか。
普通大人って先に休みを申請して休みを取ったりするからどうなるんだろうってちょっと思っていたんですよね。

助監督の土岐洋介さんと直接、エキストラいつ何人必要ですっていう話をしてたんですけど、(撮影の)スケジュールって変わるから、直前までちゃんとした数字とかがわからないんですよね。
それももちろんわかるんですよ。天気とかでスケジュールが変わるのは。
なので一応こっちも予想して準備しとかないと、やりますってなった時にいませんでした、じゃヤバイので。


●このあたりの日にくるだろうみたいな、予想を。

結構ギリギリまで、この日あるだろう、みたいな言い方しかされないから、
(もし撮影がその日なかった場合の)謝る準備をずっとしながら。


●撮影お邪魔させていただいた日もこのシーン明日に飛ばします!って言われてましたもんね。

でしょう?でも大幅に変更というのはなかったからそれは助かりましたけどね。
基本的に仮のスケジュールをもらって僕はそれを頼りにエキストラの仕事ができたんで。
別日とかにならなかったので。

今回はここまでです!
まだ続きます、Part4をお楽しみに♪


文章: 中島栄子(アクションチーム J-ONE)
管理人:菅原玲子

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