スタッフ紹介 Vol.7 ~西牟田さんインタビュー~

今回は、能古博物館の副館長をされている西牟田さんのインタビューです!
入江さんとは修猷館高校の先輩と後輩の仲だそうです(^^)
縁がこんなにスゴいことになるのですね~!!
ではどうぞ!

●今回「なつやすみの巨匠」に参加されたきっかけは何ですか?

僕は77歳、昭和31年修猷館卒になります。
入江さんは僕の息子くらいかな。
その修猷館高校の同窓会雑誌でね、彼が映画を作りたいと。
結構ね、いい文章を書いていたんですよ(^^)

●心を打つような?

心を打つというかね。
まあ、こーゆー映画斜陽の時代にね、
まだこんな志を持ってる奴がいるんだね。
しかも高校時代にね、彼は映画研究部か何かを立ち上げているんですよ。
いわば筋金入なんだね。映画についてはね。

それでね、僕ね、ちょっと同窓会の卒業名簿を送ってね。
入江さんに「能古島にいるよ、何かあれば連絡ください」って。
僕はたまたま能古にいるんだけど。僕は能古島の出身じゃないからね。
島の外から通ってきているんだ。

●そうなんですか(°∀°)!?

高校は対岸にあったわけですよね。今もありますけどね。
だから非常に、博多湾と馴染みが深いということもあってね、
ちょっと彼にメッセージを送ったらすぐに彼からメッセージがあって。
会いましょうかって。
そこで僕がこの島で一番信頼している
「てっちゃん」こと石橋哲治君を紹介することに。
石橋君は昔から知ってる人なんですよ。
島で再会したんだけど。
KBC(九州朝日放送)
という放送局でお天気キャスターを
やったりしていて。
もう今度定年になると思うんですけどね。

なんか、そーゆーね、思いがけない縁が
ちょうど連鎖反応みたいに繋がった様相ですよ。
それで入江さんという人は、あーゆー男で東京ずれしていない。
それが本当に嬉しかった(^^)

そして私と、てっちゃんとてっちゃんのお姉さんと、
監督と入江さんでお姉さんの家でご馳走になったんですよ。
彼女は博多のがめ煮とか刺身とか美味しいまかない料理を作る人でね。
そこで島で仕事をする上でいわゆる「勘どころ」ってあるじゃないですか。

●ああ(´∀`)!!!

やっぱり島ですからね。ここには挨拶に行った方がいいとか。
島特有の人間関係がありますからね。
人間関係を一つ間違うと、もう自分とは関係ないという顔をするんですね。
そこのところが割合上手にクリアできたんじゃないかと。

●それは撮影する上でスゴく大きなことだったでしょうね!!

ありがとうございました<(_ _)>


始終穏やかな語り口だった西牟田さん。
能古島の方のこの映画の関わり方の深さに感嘆することが多いのですが、
始まりがきっと他の映画と違うのでしょうね。
聞けば聞くほどこの映画ってスゴいですね(^^)♪

文章: 中島栄子(アクションチーム J-ONE)
写真撮影:樋口亜耶
管理人:菅原玲子

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