夢の中の男の子
夜、夢をみたときのことです。
私が「ここ、夢ですよね?」というと、男の子は「ハハハ、そうだね」と言いました。
中学3年生くらいだったな…
空を見上げると、空が緑色のうすい壁で覆われていて、ところどころに割れたような穴があいていました。
「あれ、見える?あの穴のところに、ヒビが入ってるでしょ。あのヒビ、さっきまではなかったんだよ」と男の子が言いました。
「あのヒビが?なんで?今入ったヒビってこと?」と私がきくと
「なにか世界にひずみがあったからだよ。もしかして君が来たからじゃない?君のせいかも!」と言ってクスクス笑っていました。
「あの空の壁は何?どこにでもあるの?」
「あるよ。○○(覚えてないけどカタカナ4文字だった)っていう壁なんだ」
「そうなんだ…」
「見たことないの?あの壁」
「地球上で1回も見たことないよ!」
「え?地球?なにそれ!」
「ええ〜地球知らないの!?」
「ハハハ!どうやら僕たち、全然違う次元の出身みたいだね」
「たしかに!」
ここのあたりで目覚めちゃったな…
ただの夢だって分かってるけど、私はたまに夢の中で、絶対にどこかにいる人と会話しているような気がします。
私はたまに、夢の中で違う世界の人間と会話できるのを楽しみにしているのです。
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