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11期最後の聖なる夜に

こんばんは、なきんい (またの名義を茗反) です。

今夜は2023年3月時点での【ホーリーナイツ】構築について書き留めていきます。対戦よろしくお願いします。

デッキレシピ

まぁまずは結論を急いでレシピから。

サイドは後攻用のカードです。

《死天使ハーヴェスト》
《デスピアの導化 アルベル》
《クシャトリラ・フェンリル》
《スモール・ワールド》
《テラ・フォーミング》
《神の宣告》
《昇天の角笛》
《昇天の黒角笛》

あたりが外す候補になります。

展開ルート

このデッキの目標は「《クシャトリラ・バース》と《煌めく聖夜》の効果で《聖夜に煌めく竜》をリリース無しで2回通常召喚する」ことです。

《クシャトリラ・バース》へのアクセス

このデッキでは《クシャトリラ・ユニコーン》の効果でサーチすることになります。《クシャトリラ・ユニコーン》をサーチする手段は以下に。

パターン1
《テラ・フォーミング》《六世壊=パライゾス》《クシャトリラ・フェンリル》で直接サーチする。

パターン2
《スモール・ワールド》+レベル4モンスター
レベルのみ一致する《影依の巫女 エリアル》を公開し、種族のみの一致でサーチする。

パターン3
《スモール・ワールド》+光属性モンスター
属性のみ一致する《オッドアイズ・セイバー・ドラゴン》を公開し、レベルのみの一致でサーチする。

パターン4
《スモール・ワールド》+上記中継地点のモンスター
中継地点として《ホーリーナイツ・オルビタエル》を公開し、守備力のみの一致でサーチする。

【ホーリーナイツ】としての展開

自分のターン中に《ホーリーナイツ・レイエル》+「ホーリーナイツ」モンスターを墓地に用意し、前者の効果で後者を特殊召喚します。特に《ホーリーナイツ・オルビタエル》は継続的なリソースになるのでフィールド・墓地に確保しておきたいです。
フリーチェーンで①の効果を発動できるので、他に光属性モンスターが存在する場合はそちらを対象にとった方が次のターンも連続で使えるため良いでしょう。

パターン1
《ホーリーナイツ・レイエル》+「ホーリーナイツ」モンスター
①《ホーリーナイツ・レイエル》を召喚
②召喚時《煌めく聖夜》をサーチ
③《煌めく聖夜》を発動
④「ホーリーナイツ」モンスターを召喚
⑤《No.60 刻不知のデュガレス》をX召喚
⑥起動効果発動、ドローを選択
⑦《旋壊のヴェスペネイト》をX召喚
・このルートは最終盤面に《煌めく聖夜》が残るので次の自分のターン以降もドロー効果により⑥のデメリットを打ち消すことが期待できます。そのためにも《ホーリーナイツ・シエル》をサーチする準備はしておきましょう。

パターン2
《デスピアの導化 アルベル》+「ホーリーナイツ」モンスター
①《デスピアの導化・アルベル》を召喚
②召喚時《烙印融合》をサーチ
③《烙印融合》を発動、《ホーリーナイツ・レイエル》(手札に持っている場合は《ホーリーナイツ・オルビタエル》) をデッキから墓地へ送り、《烙印竜アルビオン》を融合召喚
④召喚時効果発動、自身を除外し《神炎竜ルベリオン》を融合召喚
⑤「ホーリーナイツ」モンスターを捨てて召喚時効果発動、除外されているモンスター2体をデッキに戻し《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚
・このルートは最終盤面に光属性の《神炎竜ルベリオン》が残るので各種「ホーリーナイツ」モンスターのリリース対象として利用できます。また《氷剣竜ミラジェイド》のコストで《烙印竜アルビオン》を墓地へ送った場合、エンドフェイズに《復烙印》のサーチが可能です。

速攻魔法《表裏一体》という存在

このカードは自分の光・闇属性モンスターをリリースし、反対属性のモンスターを手札・EXデッキから特殊召喚するカードです。
速攻魔法ゆえにフリーチェーンで使用でき効果処理時にフィールドを離すことができるため、《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡擁》を回避するための《月の書》のような役割を果たします。

パターン1
天使族・レベル4モンスター (光→闇)
《ホーリーナイツ・レイエル》初動が妨害される場合、特殊召喚に対応している《デスピアの導化 アルベル》初動に切り替えることができます。予め《死天使ハーヴェスト》のP効果を使用していればEXデッキからの特殊召喚も可能になります。

パターン2
天使族・レベル4モンスター (闇→光)
《デスピアの導化・アルベル》初動が妨害される場合、または《死天使ハーヴェスト》召喚から動く場合、手札の《ホーリーナイツ・オルビタエル》またはEXデッキの《虹光の宣告者》を特殊召喚できます。
《死天使ハーヴェスト》はリリースされた場合にPゾーンに置くモンスター効果があり、そのままP効果により《昇天の黒角笛》のサーチが可能です。
《虹光の宣告者》は烙印融合こそ撃てなくなりますが場に維持するだけで【ティアラメンツ】のメタとして機能する他、リリースして1妨害、さらに墓地効果で《古聖戴サウラヴィス》を構えることができます。
また《古聖戴サウラヴィス》はドラゴン族・光属性・レベル7モンスターであるため《ホーリーナイツ・フラムエル》によるサルベージが可能です。

パターン3
ドラゴン族・レベル7モンスター (光→闇)
《聖夜に煌めく竜》着地時効果が妨害される場合、EXデッキから《竜魔人 キングドラグーン》を特殊召喚できます。主に《相剣大師-赤霄》や《スキルドレイン》を突破するために使用していましたが後者は4月から制限カードになってしまいますね。
《竜魔人 キングドラグーン》はドラゴン族へ対象耐性を付与する効果、手札からドラゴン族を特殊召喚する効果を持っています。手札に《聖夜に煌めく竜》があればもう1破壊できるほか、それ以外のレベル7ドラゴン族でも《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》をX召喚し《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン-オーバーロード》を重ねてのワンキルが視野に入ります。

パターン4
ドラゴン族・レベル7モンスター (闇→光)
相手がリンク召喚を使用する場合、サイドから《幻創龍ファンタズメイ》を投入しての使用が考えられます。手札から《聖夜に煌めく竜》を特殊召喚すれば破壊効果を発動できるほか、EXデッキから《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》を特殊召喚する選択肢もあります。
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》の①の効果により手札から「ホーリーナイツ」モンスターや《デスピアの導化 アルベル》を特殊召喚して展開するもよし、②の効果で《煌めく聖夜》と《六世壊=パライゾス》を互いに切り替えるもよし、もちろんドラゴン族・光属性・レベル7なので《ホーリーナイツ・アステル》でアタッカーにするもよしです。

サイドデッキのカードたち

シングルばっかやってたので "サイドって作ったことないけどこれで良いのかな" って思いながら頭抱えてます

「深淵の獣」モンスター

4月から制限カードに指定されるカードも含めた制限カード4枚を採用しています。これは後攻で《デスピアの導化 アルベル》が抜けた場合の《復烙印》にアクセスする手段としての活用がメインです。余裕があればドラゴン族である《聖夜に煌めく竜》もサーチしたいですね!
《復烙印》で主に再利用したいカードは《ホーリーナイツ・フラムエル》になります。
また大半がレベル6なので《エフェクト・ヴェーラー》や「ホーリーナイツ」モンスターと共にS素材となれる点も評価できます。

《冥王結界波》

基本的に除去を《聖夜に煌めく竜》に頼っているためそもそも対象耐性や破壊耐性に弱いデッキです。最近では【御巫】相手に詰みの盤面を作られかねないので採用は必須になっています。
一応、《珠の御巫 フゥリ》1体までなら《聖夜に煌めく竜》の③の効果で対処できるので覚えておいて損はないでしょう。もっとも、《聖夜に煌めく竜》の効果は名称ターン1ではないので複数体用意すればそのぶん個別に対処が可能です。

《影依融合》

後攻では《スモール・ワールド》をサイドに逃がす関係上、《影依の巫女 エリアル》の役割が無くなるとお思いで?
いやいや制限カードの《烙印融合》他にもデッキ融合は欲しいじゃないですか。《エルシャドール・ネフィリム》を融合召喚して残りの1枚を墓地へ送ればデッキにシャドールが残らなくなる、2枚採用です。
《エルシャドール・ネフィリム》は光属性なので「ホーリーナイツ」モンスターのリリース対象が残るのも《烙印融合》と同じです。
また《氷剣竜ミラジェイド》の効果で《深淵竜アルバ・レナトゥス》を墓地へ送った場合、エンドフェイズにこのカードのサーチが可能です。

余談

「アーティファクト」モンスター

《アーティファクト-デスサイズ》は光属性・天使族のため《聖なる降誕》の効果でドラゴン族をサーチするための弾にできます。

《アーティファクト-ダグザ》が場にある状態で「《聖夜に煌めく竜》を特殊召喚する効果」を発動した時、チェーンして①の効果を発動すれば
「デッキから《アーティファクト-デスサイズ》をセット」→「《聖夜に煌めく竜》を特殊召喚」
処理後に《アーティファクト-デスサイズ》を即破壊できます。

《神の宣告》

ハーピィの羽根帚恐怖症、発症中

これ以上の発言は無効にして破壊されたので記事を終わります。対戦ありがとうございました。

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