ダスモ展のーきん視点裏話

はじめに

この記事では第5回ダスモ展に関してのあれこれや私視点での話など
裏話を書いていこうと思います
※明るい話だけではないので気をつけてね!!

目次

イベント感想
主催をするにあたって
ダスモ展の理由あれこれ
なぜ今回でダスモ展を終了させるのかについて
なぜ希望者がいたのに引き継がせなかったのか
負の面って何よ※ここから闇のお話だよ
最後に

感想

いやー終わりましたね
終わった今から振り返ってみれば楽しい半年でした
スタッフの数も過去一余裕がありいろんなことにチャレンジ出来たし
最後ということで参加者の動画も気合が入ったものばかりで順番決めが大変だったけど楽しかった
動画チェックとか関係なしに何度も見た動画がたくさんありました
打ち上げのときにも参加者や視聴者から楽しかったという声が聞けてね
やってよかったなぁっていう満足感がすごいですね
スタッフや参加者一人一人に対していろんな思い入れがありますが
書いていくと終わらなそうなのでやめておきましょう

そしてね
イベントも無事終了したのでね
せっかくだからよく聞かれる内容や実情についていろいろと書いておこうかと思うわけですよ

主催をするにあたって

まずは今回のダスモ展の主催をするにあたって意識したことを書いていきましょう
・大前提としては私の考えるダスモ展は参加者を紹介するイベントであること!→参加者が主体ですので参加者に対して最大限配慮した運営を進めていく方針でした
・今回はスタッフも多かったのでやってみたいことに沢山チャレンジしようと思いました→ハイライト・進捗動画・権利チェックのスタッフ作業化等

参加者に対する配慮って何したん?

せっかく参加してもらったんだからみんな満足して終わってほしいよねってことで極力辞退等が起こらないように
こういう演出がしたいんだけど?とかリアル都合でちょっと期限がおそくなっちゃうかもとかはできる限り対応していきました
→提出遅れの予定の人は2日目や3日目に配置したり出演順の希望を聞いたり予想したりサプライズの意図がありそうなものは事前公開の動画では出さない等ですね
※りぃらさんのライフゲージ表示やえびフライさんのコラボ前の順番指定、ユーリさんの自己紹介画像の出演前後での差し替え、がるぴんさんをりくさんと同じ枠に配置とかですね

チャレンジって何したのー?

・本編以外の動画担当の充実をはかりました
主に日程発表動画・進捗発表動画(参加者・MC)・OP動画・ハイライト動画・スタッフED・NG集ですね
準備できる動画がたくさん作れることによって配信日のかなり前から動画付きで宣伝をすることが出来ましたし終了後のツイートにもおまけとしてNG集を載せたり出来てよかった
→特にハイライトは参加者全体のコラボ動画みたいになりますし打ち上げ時に流す動画として非常に優秀なのがわかって運営目線で見て大きな収穫がありました

・権利チェックのスタッフ作業化も行いました
今までは慣れている+ある程度知識のある人が一括で担当してたんですけど
今回は通常スタッフの人にチェック作業を担当してもらいました
→楽曲の情報収集・危険度の予測作業ですね
これらの作業を通常スタッフで出来るかどうかは今後同じような形式のイベントを開催することが出来るかどうかに関して大きな判断材料になると思ったのでチャレンジしてもらいました(後述しますがこの作業は動画提出形式のイベントとしてはリスク回避として非常に重要)
→結果としてはある程度作業内容を指導すれば作業はできるがどうしても確証が取れない時があり、その場合にどうするか判断をする人は必要ってところですね
判断は主催がやるとして、作業の内容や注意点、その意味をちゃんと指導できる人物がいるかどうかが重要になりますね

ダスモ展の理由あれこれ

さーて次はダスモ展に関するもろもろの作業の理由を書いていきましょう
・ロゴの表示は何故?
・名前の表示は何故?
・使用機材とか書かせるのはなんで?
・自己紹介文とか提出するのはなんで?
・なんであの出演順なの?
・使用曲に厳しいのはなんで?
・bsrを記述しちゃいけないのはなんで?
・床面ミラーオフにしないといけないのはなんで?

ロゴの表示は何故?

ダスモ展でロゴの表示を強制する主な理由はイベントであることを強調するためですね
何も知らない人が見たとしてもロゴがあったらイベントなのかな?ってわかりやすくするためのものですね
※ロゴや名前の表示という制限を参加者がどう対応してくるかも見てて楽しいですしね

名前の表示は何故?

名前を表示するのを強制する理由はそもそもダスモ展の目的は参加者を知ってもらうイベントだからですね
この動画の人すごい!ってなった時に名前がすぐに分かるようにしたわけです
名前の表記がないと動画やスクショだけで見た時に誰かわからないですからね
感動→検索への導線を作っているわけです

使用機材とか書かせるのはなんで?

この理由は興味を持った人が始めやすくするために情報を載せる意図として書いてもらっています
ダスモなどの特殊プレイはその性質上このプレイがmodとコントローラーだけで行けるんだ!!とか長い棒を使ってたんだ!とか動画だけではわかりにくい情報が多いんですよね
この人のプレイを真似したい!ってなった時にトラッカーを使っているのかコントローラーなのか・棒の長さは?などはあまり調べても出てこないものですのでそういった情報を載せることによって
やってみよう!って思った人の助けになると考えたわけです

自己紹介文とか提出するのはなんで?

紹介時や感想時に誤った情報を言ってしまうことを極力防ぐ為です
個人的な考えではあるんですが紹介するイベントで間違った情報を伝えるって最高に失礼だと思うんですよね
そういうミスって知識不足や下調べの不足が原因だったりすることが多いわけですが
ちょっと調べたらわかることでも参加人数が多いとそのちょっとまで手が回らなかったりするわけですよ
イベント運営をしている身ですからその忙しさは理解できるんですが
だとしてもそのちょっとしたミスが出演者本人にしたらすっごい重要だったりすることもありますし、モチベーションが著しく落ちるとかだってあり得るわけで
それって出演してくれた人に対してすっごい失礼ですし紹介するイベントでそのゲームに対するモチベーションを無くさせるって最悪じゃないですか?
実際私はとあるビーセイのイベントの第一回及び第二回の出演中に別の配信者の話しをされていたり、機材環境の説明が間違っていたり、休憩に誰を呼ぶかを相談していたりという事をされて二度と出ねえわバーカ!って思っていましたし
その経験からそういう所に配慮しないイベント運営だといつか出演者がいなくなってしまうと考えています
なので自分から情報提供をしてもらい、見てもらいたいところ等を予めわかるようにしてもらうことで紹介や感想時に間違った説明の回避や下調べの負担の排除をしているわけです

なんであの出演順なの?

今回の出演順は私が考えましたが以下の点を考慮して決定しました
・コラボなどに出演する人はなるべく同じ日(一緒に見たりするだろうから)
・同じスタイルの人は連続しない(フィートなど)
・希望がある場合はそれを考慮(今回はえびフライさんがやきばたーさんのコラボ前を希望)
・提出期限的に厳しい人は2・3日目に配置して可能な限り日程猶予を確保

使用曲に厳しいのはなんで?

リスクを回避し参加者を守るためです!
前提としてビーセイのイベントは基本的にリスクの塊です
そしてTwitchの規約的にはBAN対象となる問題がおきた時、連帯責任となる可能性があります
例えばダスモ展で考えた場合
参加者の誰かがNG曲を使用して訴訟対応されてしまいダスモ展アカウントがBANされる→他の参加者のアカウントも連鎖的にBANされる可能性があります
また、グーグルドライブに動画をアップロードするという行為自体もリスクがあります(グーグル自体も著作権対応はしているためドライブ内検閲で引っかかってしまう可能性がある)
ビー祭のようなリアルタイム配信方式であれば運営としては違反しないでと注意していたのに当日に参加者が勝手に違反してしまい対応ができなかった等の言い訳ができるのですが
ダスモ展の場合は事前に動画を提出し、チェックが行えるためその言い訳が使えません
なので出来る限り事前にリスクを回避しておく必要があり
運営としてチェック担当を設け、極力そういった問題が起こらないよう確認作業をした結果、使用曲に厳しくなってしまうわけです

bsrを記述しちゃいけないのはなんで?

リスクを回避し参加者を守るためです!
細かい文章や解釈は省きますがbsr表記は違法ダウンロードの誘導扱いになってしまう危険性があります
参加者を紹介するイベントである以上極力リスクは回避するべきですので
bsrの記述は禁止としています

床面ミラーオフにしないといけないのはなんで?

Twitchが床に映ったパンツに興奮するかもしれないからだよ

なぜ今回でダスモ展を終了させるのかについて

まぁみんなこれは実際気になってるんじゃないですかね?
なぜこのイベントを終了してしまうのかについて書いていきましょうか
めっちゃざっくり言ってしまえば私がリアルが忙しくなる事でダスモ展のフォローに回れなくなってしまう予定だからですね
細かく説明すると
私の人生の目標として
①友人と楽しい時間を過ごして人生を送る
②①の時間を可能な限り増やすために不労所得で生活できるようにする
この2つを定めているのですが
2つ目を達成するためにそろそろ本気で動きたいなと考え二年ほど前から準備をしていたところ
AI技術の発展もあり急速に起業、転職、副業などあらゆる手段を取れる可能性が出てきたんですよね
いままでは仕事・遊び・ダスモ展運営の3作業がメインの生活だったんですけど
資産を増やすために転職や起業、副業のどれを選択したとしても負担が増えるのが容易に想像できるわけですよ
遊びに関しては人生の目標であるから外せない…生きるためには仕事も必要…となると外せる部分がダスモ展運営しかないんですよね
なのでまぁ極端な話現在投資している会社の株価が100倍とかになったら
目的達成なので二年後とかにしれっと再開していたりする可能性はありますが今現在の時点では未来がどうなるかはわからないし無理やりダスモ展運営をしたとしてどこまで手伝えるかもわからないので
今回で完全に手を引くという形に収めたわけです
引き継ぎの希望者もいたんですけど私がフォロー出来ない状況ですし後述の理由からその人が引き継ぐのは危険だと考え引き継ぎは行わずに今回で終了するという判断をしました

なぜ希望者がいたのに引き継がせなかったのか

引き継がせなかった理由はその希望者がイベント運営における負の面に耐えられないと思ったからです
正直な話その人が引き継いでもイベント自体はスタッフと協力したりして完成させることができると思います
でもその人は途中から楽しめなくなってくだろうなと思いますし
責任感から終わらせることも出来なくて苦しいのに耐えながら運営していくことが想像できました
悪い人ではないし人望もあるのですがメンタルのありかたが主催者向きではないんですよね
その危険性を認識していながら引き継がせてその人が潰れてしまったりしたら見殺しと同じになってしまうわけで
仕事ではなく趣味のイベントでそんな犠牲を強いてまで継続させる必要性はないと思ったので引き継ぎは出来ないという判断をしました
自らの意思で覚悟を持って地獄に飛び込むなら止めはしませんけどね
今回はそうじゃなかったので止めました

負の面ってなによ※ここから闇のお話だよ!!

イベント運営において負の面というのは結構あって
色んな方向からメンタルに負荷がかかってきます
・スタッフ間の意見の対立
・運営側のトラブル
・参加者側のトラブル
・参加者とのトラブル
・関係者のトラブル
・第三者からの悪意のある発言や行動
・想定されるリスクが実際に発生してしまった時
・プライベートの時間の減少
・イベント間連携

スタッフ間の意見の対立

当然ですがスタッフの数だけ意見や考え方があるわけで
そうなると意見の対立があるのは普通なのですが
そうなってしまった時にどの意見を採用するかを判断したり
指示に納得行かないスタッフがいた時に
反抗的行動が運営に支障が出るレベルであった場合スタッフから外すとかの判断を下せるメンタルが必要だったりします

運営側のトラブル

主に連絡ミスや作業の内容ミスとか作業の遅れとかですね
日程の把握ができていなかったり
チェックが甘くて時間が立ってしまってから再提出を要求しないといけなくなったりなどが発生してしまった場合当然文句が出ます
まぁ文句を言われないで許されてもミスったこと自体に落ち込みますけどね
参加者発表動画であうりんさんの名前をミスってたのショックでしたし

参加者側のトラブル

提出期限が過ぎているとか間に合わないとかなった場合に
どうするかを考えるのも結構負担になります
出てねぇぞ!ってせっつきに行くのもちょっと気後れしますし
間に合わないってなった時に
他の参加者に迷惑をかけないために日程を変更はできない→じゃあその人は辞退ということにしないといけない→参加者に対してその宣告出来ます?
今回あったトラブルとしては使用曲として提出されていない曲が使われていたことが本番直前で発覚→再撮影は間に合わない為権利的に危ない曲だった場合ミュートしないといけない→本番にミュートで再生させる判断出来ますか?といったところですかね(今回は幸いセーフ曲でした…あっぶねぇ…)
参加者を大切にしたい気持ちと全体を守るためにしなきゃいけない判断とで結構苦しむことも多いんですよね

参加者とのトラブル

まぁ例えば参加者についての説明の内容が間違っていたとか
コメントの内容がバカにされたと感じた!とかそういったトラブルも起こる可能性があります

関係者のトラブル

スタッフまたは参加者等のイベント関係者が問題を起こしてしまった場合どうするかを考えないといけません
スタッフから除外?重要ポジションだったら?出演は取り消し?修正は間に合う?コラボだった場合はどうする?などですね
大体こういう問題が起こった場合悠長に考えてる時間はない場合がほとんどなので大変です

第三者からの悪意のある発言や行動

これはもう無限に可能性が考えられますね
例えば参加者やスタッフの誰かが人間関係でもめる→その相手が嫌がらせとしてイベントに難癖をつけてくるとかも考えられますし
自分の考えと合わないからって適当な理由をつけてお気持ち砲を撃ってくる人もいますし
ぶっちゃけどんなに頑張っても悪意の標的にされることからは逃げられませんね
どれだけ成功しようが何かしらどこかしらで文句は言われますし
そういった悪意をあしらえるメンタルが必要です
あなたの考えるイベントは素晴らしいものになりそうやわぁ
見れる日が楽しみどすなぁくらい言える精神を持とう!!

想定されるリスクが実際に発生してしまった時

ビーセイのイベントにおいては著作権絡みが想像しやすいかなと思います
使った曲が作者から文句が来る→炎上とかですね
こういったリスクが起こってしまった時に周りからボロクソに言われながらも冷静に対処できるかという問題があります

プライベートの時間の減少

さぁ!あなたはイベントのスタッフです!
指示された作業の期限まで残り僅か!
新しいゲームが発売した!ビーセイもやりたい!仕事も忙しい!VRCも行きたい!
でも作業をやらないとヤバい!!周りは楽しそうにゲームやってる!
地味につらいんですよねぇこれ!!
主催の場合だと他にもイベントの日程や作業日程はどうしようとか
いつになったら~~さんに作業の進捗を確認しないととか
この問題はこう対処しようとかをずっと考えていないといけなかったりします
人によってはめっちゃ精神的に負担になると思います

イベント間連携

こういうイベントを企画しようとする人は多分参加者&視聴者の取り合いを避けるためにイベントの日程を調整しようとすると思うんですけど
これ地味にめんどくさいんですよ
というのも過去にえむじゃさんが各主催者同士でイベントの情報共有をスムーズにするために主催者を集めたディスコードサーバーを作ろうって話を各主催者にした時に賛同者が全然いなくてですね結局作らないで終わったんですよねぇ
そのくせに打ち上げとかで日程ブッキングしてくるんだから救えない…
なので現在こういうイベントを開こうとした場合各イベントの日程把握は自力で情報収集しないといけないんですよねぇ
さぁあなたはいくつイベントを把握していますか?
日程がかぶったら漏れなくお気持ち砲や文句が来ます!がんばってください!

まぁ簡単に思いつくだけでもこれだけのマイナス面がありまして
その引き継ぎ希望の人は生真面目であるがゆえに
こういった問題に対して必要以上にダメージを受けてしまい落ち込みそうだなと思ったわけです
私がフォローに回ってあげるとかも出来ない以上、無責任に引き継ぐことは出来なかったんですよねぇ
こういうのは主催も含めてスタッフや参加者みんなが楽しめてこそのイベントだと思うのですよ

最後に

まぁめちゃくちゃドロドロしたところも正直にぶっちゃけて書きましたけど
これを知った上で尚主催をしたい!って意志がある人は多分主催に向いていると思います
個人的には主催に一番必要だと思うのは覚悟かメンタルのどちらかです
ちなみに私はメンタルが向いているタイプですね
正直主催は血反吐を吐いてもやるという覚悟か強靭なメンタルのどちらかがあればなんとかなります
なぜなら知識や技術とか足りない部分はスタッフに補ってもらえばなんとかなるからです
スタッフや参加者を集めるのにカリスマ性が必要?そんなことはないですよ
企画の内容が良ければ協力してくれる人が出てきますし
いなければ候補を探して頼み込めばいいです
信念や本気度を見せればついてきてくれる人・協力してくれる人は出てきます
あとは完成し、実績となるまで努力するのみです
そしてその実績がカリスマ性となって評価されます
ほらいらないでしょう?カリスマなんてやりきったら後から付いてくるんですよ(内容に応じた評価しかされないので良いものを作る必要はありますけどね)
主催をするというのは誇張なしに終わるまでの苦労や負担はものすごいです
リスクの大きさに対して得られるリターンは満足感くらいでリスク・リターンも割に合わなかったりします
苦労した時間に対して楽しい時間は非常に短いです
冷静な目で見てしまったらやるのはアホらしいってなるレベルです
まぁでも無事やりきった時の達成感や満足感は一生物だと思います
主催を検討している方は自身の適性・感情と向き合いどうか後悔の少ない判断をしてください
どちらの選択をしたにせよ真剣に悩み考え、決断を下した時点で過去のあたなより一歩進んでいます
あなたの歩む道が笑顔で溢れていることを祈っています

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