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鼻茸の生検をしてもらった時の話

小さい頃から鼻詰まりと喘息で悩まされ、数年前から匂いも感じづらくなってしまった私が、あの鼻茸(鼻ポリープ)の一部を切り取って検査をした時の体験記です。

鼻茸とは?

鼻ポリープとも言われ、鼻の内側の粘膜がふくらみ、キノコ状に垂れ下がっているものです。鼻がつまったり、匂いが感じづらくなったりする原因となります。

鼻茸の生検(病理検査)とは?

鼻茸の一部を切り取って検査し、原因を調べたり、腫瘍でないかを確認することです。私の場合は、今後の治療の方針を決めていくために、好酸球性副鼻腔炎という難病指定の症状かどうかを診断するための検査でした。

施術

午前中は出社、午後に半休をもらって、14時ごろ病院へ向かいます。診察室で施術の10分前に薬品を染み込ませたガーゼを2個ずつ両鼻に詰められます。10分後馴染みのある診察室の奥に連れてかれて、ベッドに仰向けになります。ガーゼを取り出してもらい、部分麻酔の注射をしてもらいます。そこからは医療用ハサミのようなもので鼻茸の一部を切除したり、出血を伴うので血液を吸引したり、ガーゼのようなもので止血したりを2.3回繰り返します。これを両鼻行ったら終了。麻酔もあって全然痛くないやん、なんて思ってました、この時は。。。身体をゆっくり起こして、看護師さんにも「ちゃんと止血できてますね。今後出血したり、痛みが出てきたりするかもしれませんが、その時は緊急外来に来てくださいね。」と言われ、その場をあとに。

施術直後

診察会計が終わりそうな時、事件は起こりました。付けていたマスクに"ボトリ"、鼻から液体が落ちてきたなと感じました。出血です。一旦会計を済ませ、すぐさま車に向かいます。出血量としては、通常の鼻血程度だったので病院に戻らずティッシュで対応できると勝手に判断。30分くらいで止血もできました。

帰宅後

麻酔のおかげか、ご飯も普通に食べれて、お風呂も早めに入って、寝ようとしていました。21時前に布団に入ったのですが、施術をしてもらった鼻の奥が、最初は違和感、そして痛みに変わってきました。麻酔が切れてしまったのです。そしてお風呂に入ったか、横になったせいか、血も出始め最悪です。22時(施術8時間後)になった時には、痛みで涙が止まらないです。極力、鼻に刺激を与えないよう口呼吸を心掛けますが、痛みで寝れたもんじゃないです。ここで看護師さんに出血や痛みが出たときは緊急外来に来て下さいという言葉を思い出しましたが、どうせ待たされるし行くもんか、痛みなんかそのうち消えるでしょって言い聞かせました。おそらく痛みのピークは24時頃で、その後もずっと痛みで泣き続け、ようやく午前3時頃眠りにつけた気がします。

施術翌日

この日は、普通に出社予定で午前7時くらいに起床。起きた時、痛みはほとんど無くなっていて、あるのは違和感程度。睡眠不足と夜中泣き続けていたので、目の下のくまと、目の周りの腫れがひどいことに。それでも大きめのマスクをしてこの日は存在感低めで一日乗り切りました。夜は前日の睡眠不足からか早めに眠たくなって、21時には就寝。寝る時には、朝の違和感も気にならないレベルまでになっていました。翌々日には、顔の腫れもすっかり取れてようやく日常が戻ってきました。

検査結果

鼻茸の生検をして約1週間後、やはり「好酸球性副鼻腔炎」と診断されました。特に驚きはなく、やっぱりなという感じでした。その場で主治医に手術を勧められ、2ヶ月後に手術を実施することにしました。


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