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精子がメンヘラ

こんばんは。
妊活だいたい10周期目の2021年8月も終わりに差し掛かる頃。
秋に顕微授精をやるまで体が空いているので今月の今日8月21日は、僥倖を願う人工受精チャレンジをしてきた。

<卵子サイド>

水曜のエコーで卵胞が13㎜だったが、3日後の土曜日には人工授精をしてしまいたかったので景気づけに卵胞を育てる注射を一本ガツンと腕に打ってもらい、なんと土曜日の今日は卵胞が25㎜に膨れてくれていた。卵胞が10㎜を超えると2㎜/日大きくなるらしいので、せいぜい今日は19㎜くらいになっているかと予想してたら25㎜だなんて。注射の効果が大きいのか、わたしの卵胞がラストスパートに強いのか「我今まさに卵管に移行せむとす」といっているような卵胞だった。

先生からも「人工受精に最適なタイミング」とお墨付きをもらったが、わたしの「精子があればいんですけど…」の返事に、先生も「それな」のリアクション。

<精子サイド>

待機室で30分ほど待機したあと、また診察室へと呼ばれた。部屋のドアを開けるやいなや、先生が1枚の精液検査結果書を差し出しながら一言。

「今回は、タイミングでもとってください…」

わたし苦笑。今回も精子が子宮注入できるステータスじゃなかった。しかも今回はいままでみたことない数値もただき出してきたではないか。

濃度:6.3万/㎖ (WHO基準1500万↑)
運動率:44%(WHO基準40%↑)
最近の精液濃度の推移
800万(2021.7) →150万(2021.8) →6.3万(2021.8)

63万じゃなくて6.3??一瞬自分の見間違いかとおもった。一桁台をただき出したのは今回が初めてだ。精子が思春期を迎えたのだろうか。メンタルのばらつきがあまりにも激しい感がある。

そして、整数の位が一桁になると、お情け程度に小数点第一位まで記載してくれるのね、ハハハ、本日の0.3ほど私の人生で一番どうでもいい小数第1位情報はないかもしれない。

先生とわたし、しばし一緒に結果書をみつめながら、
わたし「ハハハハハハハ」
つられて先生も「ハハハハハ」
ということで本日も人工受精は中断となりました。

夫の沽券のためにも本日の精液濃度の件について見解を求めると

・先日ワクチン2次接種副反応で高熱が続き精子が苦労した
・昨日遅く寝たから寝不足だった
・朝マスターベーションのコンテンツを熟選する時間がなくて急ぎでやった

というのが今日の精液コンディションが悪かった理由らしい(笑)


本日のお会計

精液調整代 2200円

先月、町の産婦人科で全く同じ人工受精トライをしたときは6000円近くとられたので、今の病院はひょっとしたら良心的なのかもしれない。3800円稼いだぜ!となぜか頭が錯覚をし、少し気持ちが大きくなった二人はファミレスで朝ごはんを一人2品ずつ頼むという遊びをして家路についたのだった。


来月はシルバーウィークがあるし、ワクチンも完了したので、長らくぶりに韓国の義実家に帰ろうと期待を膨らませていたのだが、日本の感染者が急増する中、韓国が「『ワクチン接種完了者の2週間隔離免除』の中止」を昨日発表したではないか!るんるんでワクチンを終えたのに、昨今の日本の感染者急増でまさか韓国に行けなくなるとは。

仕方がないから来月から顕微授精でもすることにしようとおもう。看護師さんにもその旨伝えると「え~帰れなくなっちゃったんですか!じゃあ妊娠でもしときましょう」と応援してくれた。

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