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懐古:大人にはないしょだよ

小さい頃、図書館に行くのが好きだった。

私の家から最寄りの図書館まで、車で20分ほどかかる。子供の足ではとても行ける距離ではなかったので、親(親も本が好きで、子供に読書をさせたがった)に車を出してもらい月に2度くらいの頻度で本を借りていた。

この我が家の習慣は私が高校を卒業するまでずっと続いたが、何を読んでいたかと言われるとそこまではっきりとは思い出せない。特に幼稚園〜小学校低学年の頃に私が好んで読んでいて思い出せるのは化学実験の本、かいけつゾロリ、よい子への道……と、不真面目寄りの本ばかり。そして最近、このシリーズの存在をふと思い出した。

大人にはないしょだよシリーズ ポプラ社

黒い背景にどぎつい色のタイトルが踊るこのシリーズ、悪ガキの殿堂・ポプラ社が出している悪ガキのための教科書である。学校の図書館には置いてなかった(当たり前)ので、夢中になって借りまくっていた。主なラインナップは

・ひっかけクイズ(10回クイズや、「パン作ったことある?え?パンツ食ったことあんのかよ〜!」みたいなやつ)

・なぞなぞ(これも理不尽なやつばかり。真面目ななぞなぞは他の本を当たるべき)

・マジック(指が切れて見えるやつとか…とにかくくだらない)

・こわい話(そんな怖くなかったので読んでなかった)

・ダジャレ(本当に好きで、載っているダジャレをノートに書き出して収集していた。まだ実家にあるはずなのでまた記事にするね)

そして、心理テスト!!

これこれこれ!!!!伊東ぢゅん子というイラストレーターさんの名前も印象的だった。こちらもただの心理テストではなく、タイトルにあるように理不尽でいじわるな、心理とは……?という感じの心理テストが沢山載っていて、妹に出してはキレられて、親に呆れられていた。

心理テスト一つひとつの内容は忘れてしまったが、強烈に覚えているものが一つだけあるので、出題して今回はお別れとします。

※何があっても怒らないでください。

Q.片手の指で輪っかを作ってみてください


↓答え


A.その輪っかの太さは、あなたがしたうんちの太さです!


当時、リアリティある太さだったのでこりゃやべえ!と興奮した思い出。くだんね〜〜けど、この心理テストが今の私を形作っていて、今でもうんちの話題に心躍らせることが出来る。

………マジで教育によくないので、子育てする予定のある方は子供に読ませない方がいいと思います。こんな大人になるぞ。

以上です。

追記:伊東ぢゅん子さんのサイトに大人にはないしょだよシリーズのイラストが一例として載っていた。めちゃくちゃ懐かしいので載せとく。こういう雰囲気の本……これよ……




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