注射はキライである。
本日、会社から健康診断発令をくらい、某都内の健康センターにやってきた。
なにを隠そうわたくしゲーム屋さん。痛いのキライキライキッズなのである。
内視鏡とか、バリウム検査※だとか、考えたくもない。献血も勿論行ったことない。
※バリウム検査とはまずいヨーグルトをたっぷり飲ませて、身体中を撮られる変態プレイのことである
因みにゲーム屋さんはリアルキッズのころ、予防接種にて注射針が筋肉に刺さり、激痛でもがき苦しんだ事があり。注射はトラウマなのである。
でも今日のゲーム屋さんは足取りが軽い
なぜかって?それは今回の診察は簡易診断だからである。
内容といえば身体測定しておしっこ※だしてレントゲンとられるくらいのものだ。
らくしょー検査である。
※自分のおしっこを看護婦さんに渡すことに興奮するのは高校生で卒業した。
平日ですかすかな事もあり、るんるんと各種目をこなし、血圧検査を終えたその時である。
最後のコーナーで私を待っていたのは、20歳のお年を召した「お注射天使リリー※」であった
※参考
あ。採血はあるのね。そりゃあるよね。血液から色々わかるって言うしね。
「力を抜いてリラックスしてくださいねー」
そりゃあ無理な相談である。何しろ過去に痛烈な痛恨の一撃をもらっているもので。
担当の方が、いかにもこの検査室のボスと言わんばかりの風貌だったのが救いである。こればっかりはピチピチナースには任せられん。
ネームプレートに目をやると「主任」と書いてある。
やはり熟練のリリーであったか。
とりあえず一安心。
焦らされる方が酷であろうと判断したのか、おばさんリリーに入刀は素早かった。
差し詰め達人の居合である。
チク
激痛ではないが、淀みない浅い痛みが続く。
辛い。痛い。ママ。
そう思うや否や。おばさんリリーの口が開く。
この後は〜〜のコーナーに行ってくだいねー。注射後にはバンドを巻くので〜〜あーだこーだ〜〜ぺらぺらぺらぺら〜〜〜
おばさんリリーのマシンガントークが炸裂。
おま。今言うかね。と心中のゲーム屋さんのツッコミを入れるや否や。気付く。
永遠に続くかと思っていた注射が終わっていた。
体感2,3秒であった。
のちに気付く。私はおばさんリリーに「気を使われていた」と。
「はいおわりでーす。」
リリーの淀みない笑顔。この笑顔とマシンガンと居合のマルチウェポンこそが、彼女を主任たらしめている理由なのであろう。
いや。ほんとまじでありがとう。おばさんリリー主任。
以上。ゲームプログと言いながら、二記事目にしてただの日記ブログとなってしまったことを許して欲しい。
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