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大人気シリーズ ぺんてるグラフ

私の好きなシャープペンシルをつらつら書き並べても、つまらないと思うので、一部廃番になっても変わらない人気を誇るぺんてるグラフシリーズを素人ながら紹介できればと思います。

ぺんてるグラフとは、ぺんてるが生産、販売した(している)シャープペンシルで、芯型の展開は0.2mm 0.3mm 0.4mm 0.5mm 0.7mm 定価は0.2mmから1200円、1300円、1000円、800円、800円と、特別高いわけでもないため誰でも気軽に購入ができるシャープペンシルだ。

ポピュラーなシリーズ

このシャープペンシルは品番に基づいて名称が与えられており、0.2mmから順にPG2、PMG、PG4、PG5、PG7とある。PGはPentel Graphのイニシャルをとったもので、その後の数字は芯型によって変化している。PMGはなぜPG3ではないのか?となる人も多いと思う。私も。

この下の段落でまとめるが、製造年の違いが関係していると考えられる。明確な資料はないが、PMGというのはPentel Mechanica Graphとイニシャルをとったもので、MのMechanica、その元になったシャープペンシルの廉価版と言われている。それが真実であるかは確実性に欠けるため追及はしない。(Pentelにはぺんてるメカニカという高級製図用シャープが存在した。入手ができたら紹介します)

それぞれの発売年はPG5が1972年、PG4が1976年、PG2が1982年である。またPMGは1970年発売2011年廃番と資料が他に記載されている。(参考文献 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BA%E3%82%93%E3%81%A6%E3%82%8B)
PG7はあいにく資料が見当たらないため、私は記載ができません。申し訳ございません。

今では0.5mmのPG5のみを残して、PG2、PMG、PG4、PG7は廃番となっています。  製造から今年で51年目となるPG5はまさにぺんてるのロングセラーと言える品であろう。       カラーリングは黒をメインとしたカラーでシンプルなデザインである。重量は10gと非常に軽く(計測したものは10gであった。)MONO消しゴムの小さいやつとさほど変わらない軽さで、

意外と軽い
多少は使用した愛用消しゴム

重量による筆記時の手の疲労が少ないのがとても助かる。製図用として製造されたため、ガイドパイプは4mm、内蔵している芯の硬度がわかる硬度窓が採用されている。グリップに当たる部分には溝ができており、非常に持ちやすい。

PG5、PG7は上記の説明の通りであるが、それ以外は多少異なる部分が存在する。芯型が細いものから軽く紹介する。

PG2は口金パーツが他シリーズと大きく異なっており、スライドパイプを採用している。

左下が収納時、右下が筆記時。

PMGは落下によるガイドパイプの破損を防ぐためにキャップが付いている。それによりそのキャップをつけるための口金になっている。また筆記時にはノック部側にキャップを装着し、紛失しないような構造になっているためノック部のパーツが他シリーズと異なっている。

携帯時。キャップはペン先に装着している
筆記時。キャップはノック部付近に装着。

PG4はPG5、PG7とほぼ変わりがないが、ノック部のパーツが黒くなっているのが特徴的である。硬度窓のグリーンのワンポイントカラーと黒のボディはかなりカッコいい。

他シリーズは銀色のノック部付近のパーツが黒色。

今では入手が難しくなっており、フリマアプリでも俗に言うプレミア価格となっているため、全ての芯型を揃えるのはかなりの金額が必要となる。

このシリーズには初代グラフと呼ばれるこのシリーズの祖先や、PG5の元となったGRAPH-II、また今回紹介した5本の新旧、個人制作による木軸、ステンレス製のハンドメイド作品など、非常に多くの展開があるが、今所持しているこの5本のみ紹介しました。それらが手に入り次第説明ベタで素人見解ではあるが説明できたらと思います。

ちょうど洗濯物の乾燥が終わったのでここらへんで今回の記事は終了します。長文となってしまいましたが、ありがとうございました。また思いついたらグラフについて紹介するかもしれません。それではまた次の機会に👍

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