見出し画像

モンスターハンターライズをレビューしてみる

Nintendo Switchで発売されたモンスターハンター最新作の「モンスターハンターライズ」。
PS4「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(パッケージ版)でのロード時間長すぎが嫌だったので今回はダウンロード版にしました。
何番煎じかわからないけれど、レビューしていきます。

主のモンハン歴を一応

PSP「モンスターハンターポータブル2G」、「モンスターハンターポータブル3rd」
Wii 「モンスターハンター3 -tri-」
3DS「モンスターハンター4」~「モンスターハンターXX」
PS4「モンスターハンター:ワールド」、「アイスボーン」
までプレイしています。
2G以降で言えば、3Gだけ未プレイですね。(フロンティアを除く)

新要素「翔虫を使ったアクション」の追加

前作であるワールド系列ではスリンガーを使ったクラッチでモンスターに張り付いたり、傷をつけて肉質軟化させたり、楔虫で飛んでいったりなどかなり便利になりました。
ただ、傷つけ前提だったりして不遇武器(傷つけ2回組)とかだと面倒だったり、フィールドで(ぶっ飛ばし用などで)弾を拾うのも面倒だったりはしました。

今作ではデフォルトでは2回という制限はありますが、翔虫を使ったワイヤーアクションができ、操作に慣れてしまえば今まで行けなかった場所にも行けるのでマップ探索が楽しくなります。
ただし、私のように画面酔いする方は注意が必要ですが。

モンスターを操る「操竜」

今作では乗りが廃止され、新たな操竜と呼ばれるものが追加されました。
抜刀状態時に翔虫を使った「鉄蟲糸技」などを使って蓄積値を稼ぎ、操竜可能状態にします。
一定時間、モンスターを操ることができ、そのモンスターの攻撃を出すことができます。
これが結構楽しい。
操作にややクセがありますがモンスターによって技が違うのでいろんなモンスターでやってみたくなります。

新要素「ハンターがしゃべる」

今までも喋ってましたが、やられ声とか掛け声だけでした。
今作は「危ない」とか「何かしてくる」など、モンスターの動きを見て反応してくれます。
大技が来るときかなり便利ですので初心者にはありがたい要素だと思います。
大技の前動作なのに突っ込んで(弾かれて)いく友人ハンターさんいましたからね、過去作だと。

新しいオトモ「ガルク」の存在

アイスボーンでモンスターライドが登場し、その地域の獣人族と友好的になると使えるのですが、友好状態にならなければ使えないというデメリットが有りました。
また、目標に向かって自動で進むため、道中の採取ができないことも多かったです。

今作ではオトモなので最初から使えますし、自分で操作するので道中の採取ももちろん可能、搭乗中にアイテムを使用することももちろん可能です。
スタミナも減らずに高速移動できる上、ターボ加速も可能なので移動がめっちゃ早くなりました。
なのでマルチではガルクが多いです。

ただ、マップ移動があまりない百竜夜行やラスボス戦の場合はアイルーの方がいいときもあります。
百竜夜行だとAボタン長押しで施設の入れ替えができるんですが、ガルクだと搭乗することもあるのでアイルーの方がいいかと思います。

妖怪モチーフの和風モンスター

妖怪モチーフがとても新鮮です。
ビシュテンゴとかかなりユニークなモンスターだと思います。
和風ということで過去作のタマミツネやオオナズチ(無料アプデ)など和風なモンスターも復活していますし。
また、既存モンスターも攻撃方法が増えていたりします。
個人的にはリオレウスがちょっときつく感じました。

また、登場ムービーが琵琶法師風になっているのもユニークです。

UIがとても優秀!

今作のモンスター情報がとても優秀です。
部位の肉質や素材の入手できる%まで掲載されているので、いちいち攻略サイトを見る必要性が有りません。
(もちろん、初見だと情報はないですが)

タワーディフェンス!百竜夜行

今までもシェンガオレンやラオシャンロンといった拠点を守るタイプのクエストは存在しましたが、対象となるモンスターは通常クエストに登場する大型モンスターを遥かに上回る大きいモンスター1体でした。
今作では通常クエストに登場する中~大型モンスターが次々と現れて拠点を荒らしに来ます。
拠点に用意された兵器を配置して拠点を守るタワーディフェンスゲームになります。
(このとき、ハンターは何回死んでも大丈夫。拠点さえ壊されなければ)

個人的なデメリット

2Gからプレイしているんですが、もう圧倒的に操作が複雑化しています。
狩猟笛に関してはイメージ的には2Gの頃に戻ったような気がしますけれども。(音符が揃ったら効果が発動する意味で)
翔虫を使った疾翔けに、受け身などとっさの操作ができないので慣れるまでがちょっと大変です。

あと、先人の手記集めも画面酔いする人にとってはとてもつらい要素です。

オフラインである里クエストと、オンラインである集会所クエストに分かれていますが、難易度がやっぱり里クエストだと物足りなく感じるハンターさんも多いかなぁと思います。
ただ、新しいアクションが増えた分、私個人としては丁度いいです。

百竜夜行については賛否あると思います。
私自身、緊急でない場合はやってないので(ぉぃ)
自動兵器の場所を考えて自分が使う兵器はどこに置くのか、など色々考えないと拠点が壊されてしまいますからね。

何より、食事がお団子なので今までのように食材が増えてだんだん豪華になっていく、みたいなことにはならないのがちょっと残念です。
お団子は美味しそうですけどね。

モンハンデビューするなら?

既存プレイヤーの「今作の村クエ難易度低くね?」はアテにならん、というレビュー動画についたコメントをよく目にします。
確かに!とは思いますけれどもねw

私個人としては最初、Switch自体を持ってなかったので様子見しようと思ってました。
やっぱり真っ先に「画面酔い」が浮かんだのがあるんですよね。
主に翔虫アクションで。
「あーこれ絶対酔うやつやん」って、初公開されたときに思いました。
(同時にSwitchかよ!とも思いましたが)
当時はSwitch本体を持ってなかったこともあってあまり魅力的に見えなかったんですよね。
やりたいけど「う~ん…でもなぁ…」って感じでしょうか。
実際、製品版をプレイしたらかなり面白かったわけですが。

今作はハンターが喋ってくれるおかげで初心者にも「次に大技出してくるな」ってわかるし、ガルクのおかげで移動も早くなったし、翔虫アクションに慣れれば目的地まで大幅にショートカットできたりと便利になりました。
各武器の操作は複雑化しましたが、使用武器に愛着が湧く要素にもなると思います。
モンスターを操れる操竜も楽しいし、個人的には里クエストの難易度も丁度いいと感じています。
ただ、ストーリーに関しては薄いので、ストーリーを重視する場合はオススメしにくいですね。
(元々モンハンってストーリーがあって無いようなぐらいでしたが)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?