【ポケモンSVダブル】スカーフグレンアルマ軸【シーズン1勝率80%:マスターボール級到達パーティ】
連射コン買ったはいいけど、本当に必要なのってレイド用ポケモンすらままならない最初の数日くらいだなと思っている今日この頃です。
でもまぁJoyコンより握りやすいし費用対効果で言えばプラスなので別にいいかとも思っている今日この頃です。
さて、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
ポケモン第8世代ではINC February(発売後3ヶ月)までしか記事を書かなかった私ですが、第9世代もいつまで持つかなぁと思いつつ環境初期の構築記事を書きます。
今さら自己紹介はしませんが、一言だけ添えるなら上記INCで45試合かけてレート1700にギリ乗った程度の実力です。
■戦績
21勝5敗(勝率80%)
12月8日マスターボール級到達
※基本コンセプトは一緒ですが、パーティ内容は日々変動していました。厳密にこの記事と全く同じパーティでの戦績は1勝0敗だけです。
■パーティ画像
■個別解説
イエッサン♀(テラスタイプ無)
サイコメイカー・ものまねハーブ
175(236)-x-128(252↑)-115-125-108(20)
この指とまれ スキルスワップ 瞑想 アシストパワー
シャリラッシャ対策枠・ワイドフォースパーティ偽装枠。
偽装と言いつつ刺さっているならサイコメイカーワイドフォースもできますが、悪タイプがいっぱいいる今環境では基本的に一貫しないのでやりません。
シャリラッシャ相手には以下の3連コンボを決めます。
①ものまねハーブで能力上昇コピー
②スキスワで相手から天然をぶんどる
③アシパで粉砕(特防特化でも確定1発)
上手く決まれば全能力2段階アップ+フィールド補正+タイプ一致威力220技デメリット無しを連打する特性天然の化け物が誕生します。
一応シャリラッシャ対策以外にもアシパを活かそうと思って瞑想を搭載していますが、結局一度も使いませんでした。
多分手助けとか癒しの波動とかの方がまだマシな選択肢になりそうです。
素早さは4振りFCロトム抜きだったり、2段階上昇時にドラパルト抜きだったりしますが、HPを16n-1にしたら勝手にそうなったという感じです。
テラスタルは使わないので生まれたままのノーマルタイプ。
火力のためにエスパーにしたり、この指でいのちがけを引き寄せるためにゴーストにしたりする選択肢はありそうです。
グレンアルマ(テラスタイプ炎)
もらいび・こだわりスカーフ
161(4)-x-120-177(252)-100-139(252↑)
噴煙 ワイドフォース 波動弾 トリック
ほとんどの試合で素早さ208の噴煙マシーンになっていましたがこれが強かったです。
味方の特性を能動的に発動させる・3割の火傷を相手全体に押し付ける・タスキを潰すなどが主な仕事内容ですが、言ってもタイプ一致威力80技なのでサーフゴーを上から縛ったり、鋼テラスタルサザンドラに思いがけず刺さったりもしていました。
大雑把な耐久感覚として等倍はおおよそ耐える、抜群はだいたい無理という感じのラインなので、テラスタイプは書き換えた方が良いと思います。
弱点5個を全て考慮するのは難しいですが、草とかが候補でしょうか。
ただし実際回してる感覚ではセグレイブにテラスタル切ることがほとんどなので、ピースがもったいないなぁと思ったりもします。
(レンタルリセットみたいな方法もあることはありますが)
ちなみにこのポケモン、スカーフを持ってもなおドラパルトが抜けません。
環境的にいないのか、たまたま当たらなかったのかは分かりませんがドラパルトが少なくて本当に助かったと思っています。
セグレイブ(テラスタイプ水)
熱交換・いかさまダイス
222(252)-187(36↑)-112-85-106-135(220)
巨剣突撃 氷柱針 氷の礫 守る
S135から抜群が取れる連続技持ちということで、ガッサを絶対に許さないために最初に決めた枠です。
なおこのパーティでガッサには当たりませんでした。
テラスタル水は味方の炎技を半減しつつ、セグレイブの元の弱点を全て等倍以下にできるということでこれしかないと思いました。
ちなみに水タイプになっても噴煙1回につき30ほど受けます。
ダイマックスがあればなぁ、って思うくらいには割と痛い。
チョッキ持ちで守るのところをアクアテールにしていた時期もありますが、途中からこいつのメインウエポンは巨剣ではなく氷柱だという認識になったのでいかさまダイス持ちにして守るも持たせました。
どうやら当たり方は4発と5発が50%ずつらしく、期待値で言うと約1.45倍の火力アップアイテムになります。
(参考:いかさまダイス - ポケモンWiki)
もちろんこの技構成では氷柱針限定ですが、この倍率でデメリット無しなのはかなりデカイかなと。
守るの有用性は今さら語る事でもないので割愛しますが、一方で攻撃技全てが鋼に半減されるので、やっぱりアクアテール欲しいなってタイミングも多かったです。
とりあえず鋼は噴煙やボディプレに任せるか、氷柱で強引に突破する方針で。
バウッツェル(テラスタイプ闘)
こんがりボディ・オボンのみ
164(252)-x-154(36↑)-71(4)-118(140)-125(76)
ボディプレス バークアウト 手助け 日本晴れ
新特性こんがりボディにより、噴煙が降り注ぐ環境下では毎ターン防御が2段階ずつ上がっていく世紀末わんこ。
B振りは+2ボディプレで4振りサザンドラ確殺ラインで、しかも11n。
Sバンギ抜きで余りをDに振ることで砂雪雨などの天候パに対して日本晴れで対抗する択を作っています。
セグレイブが集中攻撃されて先に落ちたりする展開で噴煙を活かす2枠目としてお試しで採用してみたんですが、思った以上に活躍してくれてビビりました。
セグレイブ見せてバウッツェル引きなんて択も生まれていますし、何なら先発をアルマツェルにすることもあります。
噴煙が無い時にはバクア手助けのサポートわんこにもなれる微妙な汎用性が好み。
セグレイブの次にテラスタルを切りました。頭に拳載せてるのかわいい。
タイカイデン(テラスタイプ電)
風力電気 気合のタスキ
146(4)-x-80-157(252)-80-194(252↑)
10万ボルト エアスラッシュ ウェザーボール 追い風
今環境の追い風枠はヤミカラスが筆頭らしいですが、どちらかというとスイーパー的な動きを意識しつつ、後発追い風の択もある、くらいの方がいいかなぁということでこのポケモンにしました。
イカサマ(相手の攻撃力)に依存せずに最低限の火力を自力で出せて、しかもいざとなれば追い風からの自力完結コンボで結構バカにできない火力が出せるというのがなかなか私の好みに合致してくれました。
物理特殊で違うのであれですが、ざっくりイルカマンのウェーブタックルくらいの火力指数が出ます。(約42000)
ちなみに第9世代から、"充電状態は次に電気技を使うまで継続"に変更になったようです。
この記事を書くに当たって色々と裏取りをするまで私も知りませんでした。
マスカーニャ(テラスタイプ草)
新緑 こだわりハチマキ
151-162(252)-91(4)-90-90-192(252↑)
トリックフラワー 不意打ち 叩き落とす けたぐり
こちらは追い風サポートを兼ねない純然たるスイーパー枠。
鉄壁キョジオーンに2敗したのを受けて投入したポケモンで、加入時期としてはハイパーボール級の本当に最後の最後という感じです。
結局出番はありませんでしたが、元々入っていたヤミラミよりはこちらの方がパーティとしての完成度は高いだろうと思うのでこちらで公開します。
素早さラインは調整しがいのありそうな環境に思えたんですが、最速+2ヘイラッシャが190になるので結局最速ド安定でした。
ちょうどS抜ける上に防御+2を無視する技で弱点突けるようにできてるの、明らかに安全弁として設計されてますよね。
ただしH振りヘイラッシャは鉢巻トリックフラワーでは確定で落ちないので、テラスタルを使うか味方の削りや手助けが必要です。
■選出
最初に言い訳しておくと、まだ環境も不安定で私自身も慣れていないので以下で書いているほど固定化されているわけではありません。
①基本選出
先発 グレンアルマ+セグレイブ
後発 バウッツェル+タイカイデンorマスカーニャ
セグレイブとバウッツェルは逆のこともあります。
基本的には噴煙を活かして戦います。
迷ったら火傷3割に賭けて堂々と動かす方がプラスに働きやすいような気がしています。
②vsシャリラッシャ
先発 グレンアルマ+セグレイブ
後発 イエッサン+マスカーニャ
基本選出亜種。イエッサンを控えさせて相手のシャリラッシャに備えます。
ちなみにシャリラッシャが先発から来ると上記のイエッサンコンボはできません。
その場合はマスカーニャのトリックフラワー頼みになります。
ちなみにシャリラッシャ先発は見たことありません。
相手が交代でシャリラッシャを完成させようとしているときにイエッサンを後投げするようなケースでは、相手よりも素早さの高いポケモンを引いてイエッサンを出す必要があります。
(交代は場に出ているポケモンの素早さ順に行われ、交代フェーズの途中であってもシャリラッシャが場に揃うとその瞬間に司令塔が発動するため)
③vsドラパルト入り
先発 タイカイデン+セグレイブ
後発 相手次第で自由に
グレンアルマがドラパに縛られるのでギミックは諦めてスタン構築っぽく動くことになります。
一応アルマイエッサンと出してこの指択ゲーを仕掛けるという選択肢もあります。
なお、初手ドラパに対してタイカイデン+セグレイブでセグレイブが守ると、ドラゴンアローがタイカイデンに2発入ってタスキ貫通されてゲームが終わります。
ドラゴンアローは基本的には2体技ですが、フェアリーがいたり守るを使っている相手がいる場合当たる方に2回当たる謎の追尾性能があります。
絶対に守ってはいけません。
ちなみに相手のコノヨザルがスカーフだと読んだ場合にもタイカイデン+セグレイブ選出をします。(そちらは追い風+守るから入ります)
今のところスタンに入っているコノヨザルはスカーフじゃない方が主流っぽいので割り切って、逆にコンボっぽいパーティで一匹だけ露骨に浮いてるコノヨザルはスカーフいのちがけと決め打ちしています。
④なんか良く分かんないけどめっちゃワイドフォースが刺さっている
先発 イエッサン+グレンアルマ
後発 相手次第で自由に
噴煙コンボは諦めることになりますが、ワイドフォースが一貫しさえすればそんなことは些細な事です。
イエッサンが瞑想を積むヒマすらあるかもしれません。
ちなみにそのレベルでワイドフォースが刺さってるパーティはほとんど見たことがありません。
つまりこの選出をしたこともほぼありません。
そして個別解説にも書きましたがイエッサンの瞑想は押したことがありません。
とはいえ、このワイドフォース選出の持つプレッシャーがあるからこそ相手の選出が限定されるという効果は大いにあると思われます。
■最後に
久々に(何なら剣盾では無かった?)完全オリジナルパーティで結果が出たので勢い込んで記事にしました。
あまりミラーマッチもなかったので知らなかったんですが、結構このグレンアルマを中心とした組み合わせ自体は強いアーキタイプだと認識されているようですね。
レンタルパーティは画像の通り公開しておきますが、環境が進むにつれて初見殺し感のあるこういうギミックパーティは廃れていって、徐々にスタン構築に寄っていくのではないかと思います。
とりあえず私もこのパーティは一旦忘れて他のポケモンを試していこうと思っています。
それからシングルでもマスターボール級を目指そうかとも検討中です。
でもシングルはあまり知識がないし、多分そちらはパクりメインの構築になるので記事にはしないかな…?
それではまた。