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服は古着で、化粧品はメルカリ。

獅子座のノードこそ持っていますが、基本的にキラキラしたい欲望は少ないほうです。

それでも、幼少時に容姿でいじめられた経験と、再婚するまでメンタルが不安定だったこともあって20代〜はバカみたいに服を買っていました。
ストレスの多い職場に居た頃は、一日1枚、1000円くらいの服を毎日買ってたことも。
ブランド品の服や化粧品は買わずに、プチプラが98%くらいってのも病んでました。
結局、買う事が目的だったのでお金はなくいつも貧乏。

再婚と人生初の出産を経験してから
びっくりするほど落ち着きました。

あんなに買っていた服も今ではほとんど買いません。買ってもセカンドストリートなどの古着をいるものだけ少しか、どうしても欲しいものだけセールを狙って、しかも吟味して買っています。
美容院も年に1〜多くても2回。

コスメも、ほぼメルカリで買うようになりました。元々浪費時代から基礎化粧品にはお金をかけず、ワセリンのみだったのですが、

産後シミが気になり出したので、ハイドロキノンを使いながらコウジ酸の化粧水を手作り、に変わったくらいです。コストもあまり違わないのに肌の調子はよいです。

結局肌の調子は、基礎化粧品のよしあしよりも、食事と運動と睡眠で違ってくると思ってます。やはり日常的に運動したり、栄養素を充分にとりよく眠っている人は、年齢に関わらず肌が美しいように思います。

20代の頃だったと思いますが、大分と熊本の県境付近の道の駅で見た年配の女性の肌が、とくにお化粧もしていないのにひどく美しく印象的でした。最近では、近所の八百屋さんの奥さんのお肌も同様に見惚れてしまうほど美しかったです。やはり、野菜?それと、朝早く規則的な生活かな、と想像してみるのですが…

お化粧の厚い年配女性の肌があまり美しく見えないのは、歳を重ねると皮膚も薄くなりますから、自前の皮膚の厚さよりも化粧膜の濃さや厚さが勝ると、アンバランスで却って老けて見えてしまうからでしょう。顔料が乾燥したり、膜の重さで小皺になっている人も見かけますから。逆に、厚塗りの若い人より美しい肌の年配女性もいますから、やはり個々の美意識や生活習慣の積み重ねですね。
メイクアップにおいてはフランシスコ・ナーズのポリシー、less is more(少ないほどよい)は私の支持するところです。

服は古着ばかりになりましたが、もちろん数も減らしました。定番のスキニー、汚れに強くて丈夫なデニムパンツ。
綺麗な色のニットやトップス。真夏は風通しがよく涼しいパンツ。靴は基本スニーカー。
自分がここちよく、おしゃれと実用性を兼ね備えたものをメインに選んで揃えました。

昨今のSDGsの流れもそうですが、何より特にトレンドに乗りたい欲望も薄れてきたこと、子育てスタートし汚れても気にならない・動きやすい服に価値観の軸が移ったことが大きいと思います。
古着でも、一つ買ったらひとつ売りに行っています。
いらない布製品はウエスにして、掃除に使っています。

持ち物においてはミニマリストさんは参考にはしますが、あまりにも極端なミニマリズムは、特に子育てにとっては現実的とは言えないのでやっていません。
極端なことはせず、スッキリするよう定期的に家の在庫を管理する程度でも充分だと思っています。
しかし、流石にこの先も使わないだろうというものはキッパリ処分しました。

掃除や片付けも、子どもが生まれて家庭を持ったら自分でも驚くほどしっかりやるようになつてきました。
そして資産形成にも興味を持って、ゼロだった貯金も出産をきっかけに増やし、運用も考えるレベルにはなりました。
住居は古くても丈夫な賃貸で固定費を抑え、車も持っていませんが、特に困っていません。
歩きや自転車が多いのは却ってよいです。環境と健康のためになるからです。

元来そこまで目立つのは好きじゃない性格だったので今の適度にミニマルな生活は性に合っています。
元々、高くておしゃれな服を買った時より安くてよい古着を見つけた時の方が幸せですし、
外食も好きではありません。
仕事柄メイクやファッションは好きですが、高いものを買わなくても最近は良いものが出ていますし、
絵や読書、散歩が趣味なのでデフォルト仕様としてあまりお金がかかりません。お酒も嫌いですし、
あまり仲良くない人と寂しさを埋めるくらいなら1人でいたいと思う引きこもりです。

結局、他人が見てどうかと言う事よりも、自分が納得する自分を工夫して作り上げるのが好きなだけなので、今も昔も自己満足の世界に生きてるのです。

この性質は恋愛にも発揮されてしまい、向こうから言い寄られても目もくれずというか、怖くなって逃げ出したくなります。
自分から好きになった人にはグイグイ行くくせに…


こんなふうに自己中であるがために、私は自分を律することが難しい性格をしてます。こうしたいと思ったら止められないんです。いいところもありますが、精神的に不安定な時は歯止めがききませんでした。
子どもや夫に囲まれてやっとマトモになれた。

離婚を決めたのも、この人とではこの先も、自分の人生を愛することが叶わないと判断したからです。今の夫を選んで本当によかった。
結婚は価値観はそれぞれですが、その人と結婚することで相手のみならず自分の人生を愛する事ができるかも大切なポイントだと学びました。

私のアセンダントはおとめ座、太陽は双子座。
どちらもあまり前に出る星座ではなく、おとめ座は今のライフスタイルにおいて大変に発揮されています。どちらがトクか頭を巡らせるところは双子座かな。

同じ双子座でも、アセンダントおうし座の友人は自然豊かな田舎の真ん中に家や車をガッツリ買ったので、特性の違いが面白いです。
私などは柔軟宮と風星座の塊みたいな女なので、所有して不安を取り除くというよりも、身軽でいるメリットでもって先の不安を取り除きたいのです。
子どもの頃虐めに遭っていた時、いじめっ子から離れたい、引っ越したいと本当に思っていました。虐めが社会問題になった現在、私は経験者として万一の時は子どもに逃げる選択肢を残してあげたい、という気持ちがあります。
なので、やはり賃貸一択です。

自分の本質を突いてくる西洋占星術の精度にはいつも参ったなという気分にさせられます。

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