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冥王星×金星トラインの一例

冥王星は極限まで力を発揮する星です。
破壊と再生、生と死、2つの力を併せ持つ星です。ある種の極端さをアスペクトする天体にもたらします。

さて、冥王星×金星トラインをネイタルに持つとどうなるか。
私はオーブ1度でこの星を持っています。

結論から言うと、

●ものすごく執着される

●極端な恋愛に走る。けど結果オーライになる

体感としてこの2つ。

元夫に激しく執着され、
長きに渡る束縛にギリギリまで耐えたものの爆発してしまい

振り切って10年下の男性に一目惚れ。新たに付き合い出すも、その人は一家離散の憂き目にあい、親族は誰一人彼の面倒をみず、彼は学歴もお金もない。しかし私は自分の私財をなげうち彼はそのお金で猛勉強、国家資格を取得し安定収入を得て結婚、子供が生まれ今に至る。

なかなかヘビーですよね。振り返るとホント金星×冥王星らしいストーリーです。  

でも、きちんと回復力を備えていると思いませんか。
これがハードアスペクトとなると、過剰になり過ぎて気をつけないと何処かで破綻するとか、制御が難しい事になりそうです。
そのぶん、かなり強力なので不可能を可能にする力はトラインの比ではないかもしれません。

冥王星×金星はよく魅力的であるとか、カリスマ、舞台映えなどと言われることもあります。
私はMCに金星がありますので所謂アングルなのですが、ふたご座の金星と天秤座の冥王星であるためか、自分ではそんなギラギラしてる感じはありません。
ただ若い頃はバンギャやってたので、目の周りを黒でぐるっとやってて冥王星っぽかったかも。
もしこれが火のエレメントの金星であったりしたらもっとオーラがギラギラビッカビカの人なのかもしれません。それこそ舞台映えしそう。

また、自分の金星を気に入ってくれる人から執着されることが多い。
つまり男性の火星が女性の金星にアスペクトを取るとか。この場合、冥王星−金星−火星なのでしつこさが増します。
友人はストーカー被害に遭う子もいました。ちなみに私もあります。そのぐらい強く出ます。

トランスサタニアンの影響は自覚しにくいので、自分で制御しようと思ってもなかなかに難しいことがあります。
人の思い通りに扱える範疇を超えていますので、元々備わっている自動操縦的な特性と読む方がわかりやすいです。

でも、例えば金星にハードで冥王星が掛かっていたらどうしたらいいのか。
この場合シナストリーでそれを中和してくれる相手を選ぶか、またはコンポジットで穏やかな関係を保てる相手といることでかなり落ち着きます。
トランスサタニアンは無自覚なので日々の注意でどうにかなるもをでもないので、
むしろ活かすか、活かしてくれる相手と組む方が前向きでしょう。
でも冥王星って基本破壊したら新しく創り出して直してくれるので、
ハードアスペクトだとかなりしんどいですが同じぐらい還ってきます。
ソフトでもその作用は基本同じです。

冥王星と個人天体がアスペクトすると、とにかくパワーがあります。
その天体が意味するところをパワーアップしてくれるのが冥王星。
個人天体にご自分のどの星がアスペクトしているかで、ご自身の強みもよく知ることができます。是非心に留めて置かれて下さい。



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