新築マンションのイエ

本当に誰も教えてくれないですよね!

新築マンションの購入の仕方を。(2)

憚りなく言わせて頂きます。

「背伸びするのは、付き合いたての彼女の前か、身長計測器の乗った時だけにしろ!」

まず、住宅購入検討を(マンションでも戸建てでも)する人は、どんなマンションがあるかなぁ?とか、戸建てがいいのかなぁ?とか考え、ポータルサイトを検索する方が、ほぼ9割だと思います。当然、それも非常に大切な事ですが、その前にするべきことがある。

「己を知れ!」と言うことです。

それは?ご自身の組める住宅ローンの上限を知るということです。本当に、ご自身で、実際にどれくらいまでローンが組めるのか?ご案内させていただく際に、本当に正確に把握している方が少なかった。正直、営業マンとしては、知らないのは好都合です。算出の仕方はもちろん、基準となる年収の考え方も間違っている場合が多々ありました。

だからこそ、まず「昨年の源泉徴収票を用意せよ!」左側の税込年収をチェックです!

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給与・賞与と記載されている右隣の金額(税込年収)が基本となります。 手取り金額ではありません。そして、基準になるのは、昨年分の年収です!良く、「失礼ながら、ご年収はおいくらですか?」という問いに、〇〇〇万円です。とお答え頂いた時、去年のご年収で間違いはございませんか? と再度問うと「今年の予定です」と答える方も多いです。

この年収金額から、自身の上限金額を算出したうえで、営業マンと相対するかでは、かなりの差が出ます。

それは、なぜか?営業マンは、上限いっぱいの金額を提示して、その支払いを、貴方なら出来ますよ!と説得していこうとします。そうする事によって、購入できる部屋、勧められる部屋の選択肢が増えるからです。

営業マンには、お客様の支払いが出来る上限金額より、ローンが組める上限金額の方が、より重要なんです。もしかしたら、こんな話をされるかもしれません。

「この金額が組めると言う事は、支払えるはずなんです!何故なら、金融機関は、ご年収に対しての返済比率内に収まるように、融資をします。返済が出来ないような人には、貸し出しませんし、審査も通りませんよ。金融機関のお墨付きがあるのですから、安心してください!大丈夫です。支払えますよ!」と。
等々、色々と話をされたりすると、不思議と出来そうな気がしてきたりする人が出るんですよね。

だからこそ、ご自身の住宅ローンの上限金額知り、そこからご世帯にとっての問題のない月々の支払金額を出し、それを基にしたローン金額を算出しなければいけません。ご世帯によって、ローンが組めるマンションの価格と支払い可能なマンションの価格と無理なく払えるマンションの価格は違うはずです。それを、ご自身で把握しておかないと、マンションギャラリーの空気感に舞い上がり、営業マンに良いようにされてしまいます。

でも、ご自身のローンの上限金額を、営業マンの案内と同じ金額にするのは、難しいかもしれません。インターネットでシュミレーションしても、ドンピシャな金額が出るケースは稀です。

何故なら、各金融機関は、当月の本当の審査金利の一般公開なんかはしてません!あくまでも、仮に4%や3.5%なら、これくらい借りれます!とのいうような話です。

月々の支払いが可能なマンションの価格と無理なく払えるマンションの価格だけは、算出しておくことをお勧めします。

マンションギャラリーに行く前に、ご自身で把握しておいた方が良いことが、まだまだあるのです。それらをしてからでも、マンションギャラリーに行っても遅くないです。寧ろ、行き始めてからは結論が出るまでが早いかもしれません。

下準備が出来てますからね。

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