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なぜ立憲民主党の代表選に根源的な失望を覚えるのか

立憲民主党には、ことあるごとに、「右側にウイングを広げなければいけない」とおっしゃるご仁が多数おられる。そしてそう宣う方々は、決まってこうおっしゃる:「右側にウイングを広げて国民政党にならねばならないのだ!」と。 そしてどうやら、この「国民政党」なる言葉は、2024年の立憲民主党代表選挙におけるひとつのキーワードになっているようだ。曰く「真の国民政党として、自民党にかわる政権を担うのだ」、曰く「国民政党として責任ある行動を」などなどと。 だが、端的に言って、これは言葉の誤

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    • 「イスラエル支援デモ」をめぐる外国勢力の謀略にまんまとハマってしまうテレビ朝日の愚かさについて。

      あまりにもアホらしいので、軽く書いていきます。 昨日(2023/11/12)、東京都内で「イスラエル支援デモ」が開催されました。その様子は例えばテレビ朝日がこのように報道しています。 しかしこのデモは、テレビ朝日がいうように「イスラエルの支援者」が集まって行われたデモでは決してありません。 …いや、そりゃ「イスラエルの支援者」ではあるのでしょうが、極めて特殊な人々です。 論より証拠。まずはこの写真をご覧ください。 この写真はこのデモに先立って行われた集会の案内看板。

      • 「三宅雪子氏を攻撃した」などという虚偽の情報を流したことで名誉毀損訴訟で敗訴したにも関わらず損害賠償金を支払わない金武美加代氏に対し、強制執行にて財産を差押えた件についてのご報告。

        ほぼほぼタイトルが全て。 SNSおよび動画サイトにて、「菅野完はプロの作家を雇い、他人を攻撃させている」「三宅雪子に対する攻撃をけしかけた」などと全くの虚偽の情報を流布した金武美加代氏に対して、名誉毀損の損害賠償訴訟を提訴したところ、裁判所は当方の主張を認め、金武美加代氏に22万円の損害賠償を命じました(令和4年(ネ)第4797号損害賠償請求控訴事件)(令和5年1月31日判決言い渡し)。 しかし金武氏は、本年3月26日送達の当方弁護士からの督促状を無視するなど、一向に損害

        • 『安倍晋三回顧録』の森友問題に関する虚偽記載が補足訂正された件

          結論は掲題の通り。 当方の指摘をうけ、中央公論新社が『安倍晋三回顧録』の虚偽記載を訂正したというお話です。 当方が発見した『安倍晋三回顧録』の虚偽記載に関しては、本年2月に公開した「『安倍晋三回顧録』に森友問題に関する虚偽記載があったので、中央公論新社さんに教えてあげました。」に詳述しておりますが、何が問題かを再度把握するために、あらためて解説しておきます。 虚偽記載となっている『安倍晋三回顧録』の記述は、P252の以下の文章です。 この記述は、籠池泰典氏の息子である籠

        • なぜ立憲民主党の代表選に根源的な失望を覚えるのか

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        • 「イスラエル支援デモ」をめぐる外国勢力の謀略にまんまとハマってしまうテレビ朝日の愚かさについて。

        • 「三宅雪子氏を攻撃した」などという虚偽の情報を流したことで名誉毀損訴訟で敗訴したにも関わらず損害賠償金を支払わない金武美加代氏に対し、強制執行にて財産を差押えた件についてのご報告。

        • 『安倍晋三回顧録』の森友問題に関する虚偽記載が補足訂正された件

          暇空こと水原清晃なる人物による著作権侵害事案についてのご報告(第一報)

          暇空こと水原清晃なる人物が、noteに掲載した記事に、当方の著作権を侵害する内容があったため、note株式会社を相手取り発信者情報開示請求を行ったところ、裁判所が当方の主張をみとめ、水原の住所等を開示する決定が下りましたので報告します。 なお、本件著作権侵害事案については、note株式会社より水原の住所氏名等が開示されたのち、まずは損害賠償請求を行い、しかるのちに、刑事でも責任を追求する予定であることを申し添えます。

          暇空こと水原清晃なる人物による著作権侵害事案についてのご報告(第一報)

          『安倍晋三回顧録』に森友問題に関する虚偽記載があったので、中央公論新社さんに教えてあげました。

          タイトルの通り、『安倍晋三回顧録』に事実と大幅にことなる記述内容があったので、版元の中央公論新社さんにお手紙を出して、教えてあげましたよというお話です。 問題の記述は、『安倍晋三回顧録』P252の以下の文章です。 この記述は、籠池泰典氏の息子である籠池佳茂氏が、安倍晋三さんや安倍昭恵さんとの100万円授受の話を否定したので、100万円の授受は虚偽だったと、安倍晋三さんが断定しているとしか、読み取りようがありません。 しかし、現実は、安倍晋三さんの理解とは裏腹に、籠池佳茂

          『安倍晋三回顧録』に森友問題に関する虚偽記載があったので、中央公論新社さんに教えてあげました。

          政治で「スッと」すんな。

          山本太郎が国会で暴れてくれて、胸がすく思いやった!  黒川敦彦が日曜討論で暴れくれて、スッとした! って、それ何の価値もないからね。 だいたい、酒もシャブもタバコもギャンブルも「スッと」すんねん。「スッと」するから依存すんねん。で、「スッと」することを追い求めるから、他のことどうでもようなんねん。他のことどうでようなって「スッと」することばっかりやってるから、気づいたらボロボロになってんねん。 でな、冷静に考えてみ? 酒やシャブやタバコやギャンブルで「スッと」するの

          政治で「スッと」すんな。

          被疑者逮捕のご報告

          過日、私の携帯電話に、私の子供に対する殺害予告電話がかかってくるという事案が発生しました。 所轄警察署に被害届を提出していたところ、さきほど、所轄警察より犯人を逮捕した旨の連絡がありました。子供に対する殺害を明確に宣告するような人物がひとまず逮捕され、ほっと胸を撫で下ろしているところです。  どうやら警察は、殺害予告電話の内容はもちろんのこと、犯人がこれまで長期間にわたりネット上で私に関する誹謗中傷を繰り返していた事実も重く受け止めているようです。そのため、犯人が利用して

          被疑者逮捕のご報告

          なぜ菅野完は「統一教会による自民党の支配がぁ」みたいな話はせず「クソカルト統一教会の犯罪行為」ばかり話題にするのか。

          自慢話とか我が功を誇るみたいになって自分でも嫌なんやけどさ、あんまりにも人間として醜悪なんで指摘しとくとね… 2016年に僕が『日本会議の研究』を出したあと、雨後の筍のように類書が多数出た。それは別に構わん。新分野の研究とか報道てのはそういうもんだ。それに俺の本だって俵義文さんとか上杉聡さんとか魚住昭さんとかの偉大なる先達の仕事があればこそだった。 実はあの本が出た後、いろんな人から「菅野さんは統一教会について調べないのですか?」「統一教会も日本会議みたいに自民党に影響を

          なぜ菅野完は「統一教会による自民党の支配がぁ」みたいな話はせず「クソカルト統一教会の犯罪行為」ばかり話題にするのか。

          菅野完の「統一教会問題への接し方」について。

          こんなこと書くこともないんですが、あんまり腹立ったんで、掲題のとおり僕自身の「統一教会問題の接し方」について説明しておきます。 前置き 腹立ったのはこういう経緯。 統一教会問題に関し基本的な勘違いが散見されるので、基本的なQ &Aが必要だろうと、Facebookにこんな投稿をしました。 どうやら紀藤正樹弁護士がこのQ&Aを気に入ってくださったらしく、Twitterに転載されました。 ここまでは何の問題もありません。 で、紀藤さんのこのツイートに主にアホなネトウヨか

          菅野完の「統一教会問題への接し方」について。

          東浩紀さんが明確に統一教会を擁護しちゃってる件につきまして

          東浩紀さんがnoteに掲出した「東浩紀が統一教会を擁護しているというデマにつきまして」なる文章は、タイトルや東さんの意図とは裏腹に、めっちゃ綺麗な「統一教会の擁護」になってしまっているし、あの文章そのものが「なぜ、政治家が、統一教会とつきあってはいけないのか」を立証する材料になってしまっていますよ…というお話です。 まず最初に、簡単にごく手短に、事実の整理だけしておきましょう。 今回、東さんが「東浩紀が統一教会を擁護しているというデマにつきまして」なる文章を掲出するに至っ

          東浩紀さんが明確に統一教会を擁護しちゃってる件につきまして

          安倍晋三暗殺事件について考察する文章をFBに投稿したところ2日間の垢BAN喰らったので、noteに転載しておきます。

          安倍晋三の横死についての考察文をFacebookに投稿したところ、なぜかその投稿が「危険な人物および団体に関するFacebookコミュニティ規定に違反」していると判断され、2日間のサスペンドを喰らってしまいました。(しかし横死って完全に死語ですな。でも今回の事件を表すのに最も適切な言葉だと思いますよ) 自分のメルマガ用の原稿を書く前の頭の整理として書いた文章にすぎませんし、たかだかFacebookへの投稿文でしかないんですが、このままお蔵入りさせるのも勿体無いので、note

          安倍晋三暗殺事件について考察する文章をFBに投稿したところ2日間の垢BAN喰らったので、noteに転載しておきます。

          名誉毀損訴訟の勝訴のお知らせ(相手方大袈裟太郎こと猪股東吾の事案)

          大袈裟太郎こと猪股東吾(以下、被告・猪股東吾)が、令和2年11月以降断続的にTwitterやYouTube等で当方に関する事実無根の風説を流布し誹謗中傷を繰り返していた案件につき、当方が提起しておりました名誉毀損の訴訟につき、本日、東京地方裁判所において当方勝訴(一部)の判決が出されましたのでご報告いたします。 記 1. 訴訟の内容 被告の流布する事実無根の誹謗中傷に基づいて当方が被った損害の賠償請求として金2,200,000円及び訴状送達の日から支払い済みまで年3分の

          名誉毀損訴訟の勝訴のお知らせ(相手方大袈裟太郎こと猪股東吾の事案)

          「ゼレンスキー演説」を利用する、れいわ新選組の奇妙な理屈。

          もう正直いうて、まともに相手するのが疲れ始めてるんで手短に。 れいわ新選組は、3月23日(水)に行われた「国会議員向けゼレンスキー演説」に対して総括文書を発出しています。 「国際紛争を解決する手段として武力の行使と威嚇を永久に放棄した日本の行うべきは、ロシアとウクライナどちらの側にも立たず、あくまで中立の立場から今回の戦争の即時停戦を呼びかけ和平交渉のテーブルを提供することである。国際社会の多くの国家がその努力を行わない限り、戦争は終結しない」とか、「おい。ロシアは、国連

          「ゼレンスキー演説」を利用する、れいわ新選組の奇妙な理屈。

          核武装とかいうリアリズム(笑)

          ウクライナの市民は、いまだ頑強に露軍への抵抗を続けています。 ウクライナがどうすべきかはウクライナの人が決めること。戦うもやめるも、ウクライナの人が決めるべきですし、そうであればこそ尊い。我々としてはそのウクライナ市民の決断と決定ーーそれは自己決定権そのものでしょうーーを、見つめ寄り添うのみ。 然るに、なぜか日本では奇妙な現象が見られます。右にも左にも「ウクライナの市民はもう抵抗するな」と言いたがる人がいるんですよね。で、俯瞰してみるにその左右分配は量的にほぼ同じ。だいた

          核武装とかいうリアリズム(笑)

          騙された山本太郎が可哀想で仕方ない。

          ご存知のように、れいわ新選組は、衆参両院で「ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議」に反対票を投じました。 別に反対するのはいいと思いますよ。いや、むしろこの決議は「誰かが反対しなきゃいけなかった決議」だったかもしれません。「全会一致とか、ファシストっぽくてキモい。それじゃプーチンと一緒だ」と、「全会一致阻止のための反対」をしていたら、むしろ気高く尊いものになっていた可能性さえあります。だから別に「れいわは、反対した。人非人だ!」なんて思わない。むしろ上記のような理屈で反

          騙された山本太郎が可哀想で仕方ない。